木曾路はすべて山の中である
9月の3連休前日にふと思い立ち、5年前に行った木曾路は奈良井宿に行きたくなった。無計画のため、宿が空いているか不安だったが、何とか街の入口付近にある津ち川という民宿に宿を訪った。
いくつかの宿に電話したが、意外と空いていたが、街道に近く安い所にした。
ここは、いつ来ても変化のない街並み保存地区で、なんだかホッとする懐かしさがある!
散策途中、昔も入った徳利屋で昼食をとる事にした。五年前と同じ窓際で、簾越しに見える街道から心地良い風が入ってくる(^。^)y-.。o○
まだまだ日中は、30度を超える暑さだが、エアコンも無く、自然の風だけで非常に気持ちがいい。
先人の知恵である日本の建物は、裏口から玄関まで風が抜けるうなぎの寝床のように作られているため、夏も涼しい!
食事はざるそばと五平餅定食!
二時間位散策し、奈良井宿での最大の目的である娘の漆の箸を購入するため、柳屋漆器店へ向かった。
以前訪問した際に、お店のご主人に、この箸は漆を塗り重ねた100%漆で作られており、軸がある塗り物ではないので、年数を経ることにより剥がれてくる事もない優れものであるため、一生物だからと勧められ妻と私の漆の箸を購入した思い出があるのだが、その後主人は残念ながら三年前に他界され、今は息子さんが後を継いでいた。
今回は娘も大きくなったので一生ものの箸を、購入することを決めていた。
一つ一つ手作りで、がらが其々違うのだ。これがまた量産形とは違う趣があり愛着が湧くのだろう。一膳二五〇〇円也!
歩いて喉が渇いたので、小休止をそれぞれの好きなものを注文。私は真ん中のいちご氷カフェなるものを注文した。
夕方近くに宿へ戻り、のんびりと田舎の静けさを堪能した。この寛ぎの時間はゆっくりと時間が流れる癒しの時間である。。。
数時間後民宿の夕食へ向かう。ヤマメのクリームスープ添えと飛騨牛しゃぶしゃぶや天ぷら等々なかなかのボリュームである。
隣の席に、着いた一人旅の若い男性は、中山道を日本橋を出て歩いてここ奈良井まで来たという。仕事をしているので、徐々に日にちを変え刻みながら来たという事で、トータル8日目らしい。日本橋から8日で来れるんだとビックリしました。最終目的地は京都らしい\(◎o◎)/!
夜は肌寒く、気温も20度を下回る。
田舎町なので、7時には殆どのお店は店じまいして、数件の食事所が開いているだけでした。
朝食は、写真に味噌汁などがついており、十分の量でした。
津ち川さんお世話になりました!
朝食後は、城好きな娘の要望でイザ国宝松本城へ!
日と時間が悪かったのか、城に着いたのは10時ころで、天守閣までに到達するまで120分とディズニーランドのアトラクション並みの待ち時間であった。
城を跡にしたのは12時半ころで、通り掛かりの蕎麦屋で昼食にした。
少し高くついたが、そば薄焼きなる珍しいのものも食べる事ができたので満足です。
帰路は、関越道から帰ることにしたがこれが大渋滞で途中で一般道に降りることにした。暫らく走り丁度夕食時になったので、以前行けなかった「るーぱん」へ行くことにした。
ここは、昔テレビで紹介された埼玉県北部を中心に展開しているカフェレストランです!入って分かったのですが、ファーストフードのようなシステムで前払いで注文する仕組みのようだ。
メニューを見てさらにビックリしたのは、殆どの商品が290円!
どこかの居酒屋のようですが、分かりやすくて良い!
私は、イタリアンハンバーグを注文。勿論290円也!
でもライスは別に注文するが100円なので、ドリンクがいらない人は400円で食事が出来るので安い!
ドリンクバーも勿論290円です。
一泊二日での奈良井宿の旅でしたが、充実した今回の旅でした!
少し距離が長かったので、本当は二泊したかったけど、無計画の思いつきの旅では仕方が無いですねヽ(^。^)ノ