やや大型で、丸い頭部に羽角はない。雌雄の体重を比べると、メスのほうが最大で300gほど重い。羽色には淡色型と暗色型があり、淡色型の個体は頭頂部と体部上面が淡い灰茶色で、濃淡のまだらや斑点、縦縞が見られる。肩羽には大きな白色部分があるため、肩を横切るように帯模様ができている。風切羽には濃淡のくっきりした横縞、くさび型の長い尾には濃い茶色の地に灰白色の横縞が5~7本入る。円形の顔盤はむらのない白茶色から黄土色がかった淡い灰色で、黒っぽい小班と淡い真珠光沢の斑点がはっきりとした縁取りを作る。濃い茶色の目は比較的小さく、まぶたの縁はピンクから赤色を帯び、くちばしは黄色味を帯びた象牙色。喉はほぼ白色で、体部下面はごく薄い灰茶色からくすんだ白の地に茶色の縦縞が蜜に入る。脚部は淡い灰茶色の羽毛に完全に覆われ、爪は黄茶色で先端が黒っぽい。ノルウエーから南へバルカン半島までと、バルト三国から東へロシアを横断するようにシベリア、サハリン島を経て日本まで分布する。
穏やかな顔立ちが美しい!
飛翔体では胸の羽毛の膨れが温かそう。
まもなく成鳥に成ります。
巣箱の中からうかがっているところです。
飛翔形では尾の長さがよく解ります。
優しい顔つきと美しい飛翔形は多くのファンを魅了します。
雛のアップです。大きな眼が印象です。
生息位置が解ります。
雪の中でのこのポーズにも魅了されます。