ガハハの紙芝居
2016年春、紙芝居モドキが完成しました。
まずはそのガハハ作品の、サワリ部分を見てやって下さい。
コトの発端は、図書館の紙芝居を観て、「もしかして、ボランティアで使えるかも・・・」でした。
以下は、軽いノリから始まって、完成に至るまでの、トホホ顛末記です。
ゼロからの創作スタートは前年の秋から。まずは図書館の紙芝居を、何冊もあさってのネタ探しから。
道徳的な路線で行くことはスンナリと決めたものの、ストーリーが決まらないので、登場人物なども決まりません。
絵を意識しないで、文章だけを書くのとは違い、絵との二人三脚が必要です。その上、見せ場も作らなくては。
それでは、絵コンテとやらで、絵描きと一緒に進めたら、何とかなるかも・・・と試みたのが年明け。
マンガのお絵描きソフトを見つけますが、今度はそれの使い方に振り回される始末です。
悪戦苦闘の末、ようやくペンタブレットで、簡単な線引きと色付けが出来るようになったものの、
どこからどうやって、何を描いたら良いのか分からず、自問自答、暗中模索、七転八倒の毎日が続きます。
12枚の絵と文章の割り振りが、これほど難しかったとは、まったく予想もできませんでした。
紆余曲折の連続で、紙芝居創りに丸っと一冬を費やし、ようやく出来上がったのがこれ。
下手なりにも出来上がったので、印刷屋さんへデータを渡し、半光沢のラミネート処理をしてもらうことに。
中身は何であれ、体裁だけは一丁前の “紙芝居” になったところで、また新たな欲が。
専用の紙ケースに入れて、市の図書館に、一冊預かって頂けないかと、相談(丁寧な押し付け)をしたところ、
「寄贈に感謝し、多くの人から観てもらいます」との歓待ムード。
私の創った紙芝居が、プロの作品と同じ棚に置いてもらえると分かって、今までの苦労は一気にフッ飛びました。
その後、図書館では、貸し出し用に増刷するなど、取り扱いに苦慮されたと思います。
登場するカマキリじいさんたちが長生きをして、末永く子供たちに夢を与えて欲しいと願っています・・・ナンチャッてね。
そうそう、施設のボランティアでも、DVDを使って大広間のテレビで観て頂きましたから、目標は達成と言うことで。
このブログでご覧いただくには音声が必要と思い、泣く泣く、自声を使うことに。
耳を塞いでご覧下さい。
市の広報に載りました。
おしまい。