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馬鹿な子ほど可愛い?

2021-02-20 | 【DIY-16】 除雪機修理

馬鹿な子ほど可愛い?

 

2021年1月19日、連日の大雪で、わが家の除雪機も出動しました。

この除雪機は、HONDAのHS55J(製品販売期間1984年~1988年)で、2000年くらいに、農機具屋さんから中古品を購入。

いつ逝ってもおかしくないレトロな除雪機ですが、エンジン始動も毎年一発で。

家庭用のママさん除雪機ですが、普通の雪はガンガン飛ばしてくれるし、頼り甲斐のある存在でした。

ところがと言うか、やっぱりと言うか、

道路ぎわの固い除雪を始めて間もなく、ガラガラ音を発したと思ったら、急に除雪しなくなりました。

 

雪をかくオーガー(回転刃)に過負荷が掛かると、ヒューズ役の安全ピン(純正)が切れて、本体を保護します。

ところが、今年も “ヒューズ飛ばない病” が再発したのです。

その代わりに、駆動シャフトの半月キーが欠けて、オーガーが空転してしまったのです。

弁慶の泣き所であるその部分は、機械の奥の奥にあって、写真のように大分解作業が必要となるのです。

駆動シャフト径が20mmくらいしかないので、修理の方法にも限界があり、毎回、頭を抱えます。

でも、いくら古い機械であっても、過負荷でもヒューズが飛ばないなんてのは、明らかに設計ミスですよね。

 

降る雪を横目で見ながらの分解修理は辛いですが、スコップで除雪すると思えば、屁のカッパです。

「馬鹿な子ほど可愛い」のとおり、故障を重ねるたびに、愛着が湧いてきます。

これからも修理を重ねて、この子にはしばらく頑張ってもらうつもりです。

 

 

  

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