沖縄には12月下旬〜4月上旬にかけて、ザトウクジラが
やってくる。夏の期間は、シベリア海域などの寒い地域で
暮らしているが、この時期になると出産、子育てのために
沖縄近海にやってくる。
クジラは地球生命史上最大の生物。
魚ヘンに京と書いて「鯨」
億の位の次が兆で、その次のくらいが「京」
大きさを表している。
実際、ザトウクジラの大きさは、生まれたときで4m、大人になると
11m〜17mにまで成長する。
ザトウクジラの名前の由来は「座頭」からきている。
座頭とは、琵琶法師の位で、頭髪を剃った盲人で、琵琶や三味線を
弾き語り、あんまや針を生業にしていた。
ザトウクジラの泳ぐ姿が琵琶を背負った座頭に見えることから、
ザトウクジラと呼ばれるようになった。
寿命も生物の中では長く70年以上生きると言われている。
また、北極海に住むクジラの最長寿命は200年だとか。
海に潜っているとクジラの鳴き声が聞こえてくる。
もの悲しいような「クォ〜ン、クゥ〜、クォ〜ン」
すぐそばにいるように聞こえてくる。
クジラの鳴き声は動物の中では最大である。
音の単位で188dB。
ジェット機の音が170dBだというから、その音の大きさがわかるだろう。
クジラ同士だと1000キロ以上遠くからでも
コミニュケーションをとっているという。
沖縄にやってくるクジラの数は年間1000頭も確認されているそうだ。
宮古島でもそれほど多くはないが、冬の間に見られる。
ベテランのオジィ漁師が「彼岸までクジラがいるさぁ」
と言っていた。