テレビドラマでは沖縄の言葉がうまく表せないそうだ。
本土の役者さんが沖縄の言葉のセリフを言っても
沖縄の人からすれば違和感がある。
また、沖縄は地域によって言葉や発音、単語まで変わって
しまうのだから仕方がない。
NHKの連続ドラマでよく使われる沖縄言葉のセリフ
「ちむどんどんする〜」
「まくとぅーそーけーなんくるないさぁ」
「まーさん」「ぽってかす」
沖縄に長く住んでいてもほとんど聞いたことがない。
日本語には「ん」という言葉がある。
Yes も「うん」 No も「うぅん」
どっちの返事をしようか迷っているときも「うぅぅん」
沖縄にも似たようなのがある。
「だからよぉ」沖縄の相槌はすべて「だからよー」
「だからよー」で喜びをあらわす。
涙を見せて「だからよー」で悲しみを表現し
困ったときにも「だからよー」人の話しを聞き流すときも「だからよー」
まったく便利な言葉だ。
「〜じゃん」と語尾につければ東京の人っぽく聞こえる。
「やってんじゃん」「スゲェーじゃん」「そうじゃん」
沖縄も「さー」「よー」「ねぇー」を語尾につければ
沖縄っぽく聞こえる。
本土から移住してきて数ヶ月で沖縄風に話すようになって
しまう人が多いようだ。
それでも地元の人の言葉、発音とは大きく異なる。
関西で暮らした年月よりも沖縄で暮らしてきた年月の方が
はるかに上回ってしまった。
それでも私はいまだにコテコテの関西弁である。
自分では標準語で話しているつもりなのだが…