難聴たすけ隊

おもにシニア難聴者のため、自分ができるご奉仕をさせていただきます。ただただ困っている難聴者のために…。その心を癒したい。

耳4 病院にかかるときすごく困ること(その1)

2021-11-16 15:04:46 | 難聴

ブログを見て頂き、ありがとうございます。

今日のお伝えしたいポイントは3つです。

 

 ・順番が来て自分の名前を呼ばれてもわからない時があります。受付者に迷惑かけないように受付者(名前を呼んでくれる人)の真正面にいること。

 ・お医者様の説明を理解できるように、音声文字変換アプリのスマホを持ち歩くこと。

 ・いちばんいい方法は、都合をつけて家族や友人に付き添ってもらうこと。

 

病院で困ることは、呼ばれているのにわからないことでした。このため、小さい病院でも大きな病院でも、最初にはっきりと「私は、難聴の身体障害者です。」と宣言しました。特にたくさんの患者様でごったがえしている大病院では、初診の時だけでなく毎回、自分は難聴であり呼ばれてもわからないということを言いました。そうやって名前と顔を憶えていただきました。


実際はそれをやってもなかなか名前と顔が伝わりません。携帯電話を持っていれば、順番がきたらこの電話番号に電話してくださいとメモを渡したこともあります。間違いない方法は、名前を呼んでくれる受付者の正面に座って待っていることです。だれも行かなければ、ほぼ自分に間違いありません(笑)。


困ることは、肉声よりもスピーカーを通した呼び出し音のほうが聴き取りずらいことです。スピーカーの音は大きすぎて補聴器を通った時に音がわれてしまうように感じます。

音声文字変換アプリのスマホは、便利です。しかし、待合室のようなざわついたところでは、雑音が多すぎて誤変換が起きて役に立ちません。


呼ばれて診察室に入ると診察室内は静かなので、音声文字変換アプリのスマホはお医者様の説明を聞くのに重宝しました。ただし、今後の治療方針を決めるなど大事な話題の時は、健聴者に付き添ってもらうほうが間違いないと思います。


いままで、自ら気をつかって筆談をしてくださったお医者様はゼロではありませんけれど、ほとんどいません。自分が筆談をしてほしいと言うと初めて筆談してくれました。


最後に小さな病院・大きな病院にかかわらず、難聴者対応がとても素晴らしい病院がいくつかありました。診察の順番が来ると、担当の方が顔をおぼえてくれていて、座っている席にまで迎えに来てくれたことがありました。正直、その親切さに感動しました。この場をお借りして感謝いたします。

アイビー 花言葉は「友情」

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耳3 補聴器の調整について

2021-11-16 08:25:59 | 難聴

 こんにちは。

 ご訪問ありがとうございます。

 小生のブログを見て頂いて、ありがとうございます。

 これで3つ目のブログになります。

 今日のポイントです。

 

 ・手元でボリューム調整できない補聴器は買わないほうがいい。

 ・ボリュームだけでなく、音質など微調整ができるプロの専門店で補聴器を購入する。

 ・仕事が忙しくても、土、日曜日は好きなことをやって体を休める。

 

 難聴になって初診でかかった病院でわたしは補聴器を作りました。わたしは補聴器の右も左もわかりませんでした。病院のお医者さまに完全にお任せでした。ちょっとおどおどした補聴器の営業マンが病院まで来てくれました。最新デジタル補聴器では値段が手頃ということで、わたしは両耳で32万円もする補聴器を思い切って買いました😵 (補聴器は消費税がかかりません)。値段が値段なので、わたしはこれですべての音が聞き取れると内心で歓喜しました😀 。しかし、実際は違っていました。


 後でわかったのですが、その補聴器にはなぜかボリュームが付いていません。2021年の今はそんな補聴器は無いと思います。買う時にボリュームがないですけどいいですかと言われた気もします。そして、ボリューム調整が必要な時はお店まで来てくださいと言われたと思います。

 

 そのころのわたしはまだ47歳くらいで、聴力が日々変化していたようです。若い時は聴力がその日の体調で変化するようです。そのせいか自分が思っていたように聞き取れませんでした。音量調整のために家から車で30分かかるお店と自宅との間で往復が始まりました。数え切れないくらい何回も行きました。幸い調整に料金はかかりませんでした。しかし無料であるがために、だんだん行きづらい気持ちもでてきました。


 調整してくれた方はいかにも素人の若いお姉さん。結局、補聴器は自分の耳になじみませんでした。後で説明しますけれど、補聴器がなじまなかった理由は、自分が感音性難聴のためでした。


 また、補聴器屋さんが言うには、耳垢の多い体質の人は綿棒で耳のなかの耳垢をとったほうがよく聞き取れるそうです。補聴器から出た音が耳垢にぶつかってはね返ってしまい、音の通りがわるくなるようです。


 その後わたしはわたしと同じ難聴の友人から紹介された補聴器専門店で2台目の補聴器を買いました。偶然かもしれませんが同じ頃、前の補聴器店から補聴器事業から撤退するという葉書が来ました😡


 補聴器にボリュームが付いていれば、何回も調整に行く時間は必要がなかったはずで、わたしは時間を無駄にしたことがとてもくやしかったです。苦い思い出です。

 

 話は変わります。わたしの当時の生活を今振り返りますと、耳が聞こえなくなった時期の1年前から、土日も関係なく会社に出勤していた記憶があります。仕事内容は若い人の都合に合わせてスケジュールを組んで、若い人に夜勤や土日出勤をお願いする神経を使う仕事でした。おまけに、自分自身も若い人のルーチン業務に率先して参加してしまいました。その頃のわたしはお人好しだったかもしれません。わたしも疲れを感じない時は休日出勤をしました。反省することは、たとえ疲れていなくても土日は休んで、好きなことをやって心身リフレッシュするべきだったということです。

かかりつけ耳鼻咽喉科病院脇の大木

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