わたしのブログを見て頂いて、ありがとうございます。
身体障害者手帳(以下手帳とする)を作る目的は、国が提供してくれるメリットを活用して自分の生活を守ること。
聴力が無くなり、自分自身の声さえもこもって聞こえるようになったら、おそらく身体障害者に該当すると思います。
スマホにもある身体障害者手帳のアプリ。「ミライロID」。
わたしも手帳を持っています。
あまり嬉しいことではありません。わたしは国から身体障害者に該当すると認められました。
聴覚の手帳を持っていると、次のようなメリットがあります。
・NHK受信料の減免
・有料道路の通行料金割引、ETCも割引
・所得税や住民税の障害者控除あり
・美術館・博物館など公共施設の入館料割引
・JRやバスなどの公共機関の運賃割引
・補聴器や難聴者用電話などの購入費補助
・障害年金(身体障害者手帳の有無に関係なし)
他にもあります。詳細は下のリンクを見てください。
難聴者が身体障害者手帳をもつメリットは? | 補聴器専門店プロショップ大塚(認定補聴器技能者運営) (miru-kiku.jp)
(補聴器専門店 プロショップ大塚様 ホームページから引用。)
さて、お話は変わります。
身体障害者に該当するためには、下のどちらかの症状が必要です。
1.両耳の聴力レベルが70デシベル以上のもの(40センチメートル以上の距離で発声された会話語が理解し得ないもの)
2.一側耳(そくじ)の聴力レベルが90デシベル以上、他側耳(そくじ)の聴力レベルが50デシベル以上のもの
こちらは厚生労働省の症状の資料のリンクです。
(厚生労働省ホームページ、「身体障害者手帳の概要 等級表 6級」より抜粋。)
次のホームページの説明もわかりやすいです。
聴覚に障がいをお持ちの方:免許(めんきょ)の条件(じょうけん)について:自動車免許は自動車教習所のレインボーモータースクールへ (rms.co.jp)
(レインボーモータースクール和光様 ホームページから引用)
私が手帳を申請するかしないかを判断した目安は、自分自身の声が聞こえなくなる感覚です。怖い症状です。自分の声がちょっとこもって聞こえるようになったら申請した方がいいです。もっと簡単に言えば、補聴器をしても電話ができなかったら申請したほうがいいでしょう。
詳細は、市役所の社会福祉課でご確認ください。市役所の指定する病院のなかから好きな病院を選んで、聴力検査して、診断書を書いてもらいます。
私の時は、手帳の申請手順は次のようなものでした(2018年)。
1.市役所の社会福祉課に申請書類を取りに行く。いただける書類は、「身体障害者手帳交付申請書」と「診断書」。
2.書類を取りに行った時、市役所の担当者と話をして、診断書を書いてもらう病院を決める。自分のかかりつけ医が病院リストにあればベストです。もし適当な病院が無いときは自宅近くの病院がいい。
3.決めた病院で検査を受けて診断書を書いてもらう。料金がかかる。
4.次の書類を市役所の社会福祉課に提出する。
身体障害者手帳交付申請書
診断書
マイナンバーがわかる書類
写真2枚
認印
5.チェックが通れば、市役所から手帳交付の連絡がある。説明などで1時間以上かかるので、余裕があるときに取りに行く。
手帳を持っていると、日頃の安心感が違います。
ご幸運をお祈りいたします。
最後に、スマホにも載る身体障害者手帳アプリを紹介したいと思います。
「ミライロID」といいます。
(株)ミライロという会社が作ってくださった身体障害者向けアプリです。お役立ち情報や独自クーポンが充実しています。カメラで手帳の写真を撮ってスマホを手帳代わりに使います。
詳細は「ミライロID」のホームページを見てください。
ミライロID - 人と企業をつなぐ、障害者手帳アプリ (mirairo-id.jp)
ありがとうございました。
明山 (宝剣洞展望台)
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