基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
(1)製造工程において、原動機のオイルクーラーホース接続部のクランプの取付位置が不適切なものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該接続部よりホースが抜け、最悪の場合、漏れたオイルが排気管に掛かり、火災に至るおそれがある。
(2)製造工程において、手動式変速機のオイルクーラーホース接続部のクランプの取付位置が不適切なものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該接続部よりホースが外れてオイルが漏れ、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。
改善措置の内容
(1)(2)全車両、オイルクーラーホースのクランプの取付位置を確認し、クランプ位置が不適切な場合には、適切なクランプ位置に修正する。対象となるのは、平成18年6月3日~平成19年2月26日に製造された514台。