ガソリンエンジンは、ガソリンと空気の「混合気」をピストンで圧縮したのち、電気火花によって着火・燃焼させている。圧縮しただけでは着火しないからで、最適なタイミングに着火させる「点火装置」と、高温・高圧の燃焼室内で強力な火花を飛ばす働きをする「スパークプラグ」が必要不可欠なのだ。ところが、その「スパークプラグ」は消耗品。しかも、燃焼室内の高温かつ高圧という状況下で機能するため、ほんの些細な不調や劣化がエンジンコンディションに大きく影響する。例えば、火花ギャップが広過ぎると要求電圧が高まるため、加速時などの失火(息つきを起す)の原因となるのだ。そこで必要となるのが定期的な交換で、一般プラグであれば走行2万kmが寿命の目安となる。もちろん、これ以上の距離を走ることも可能だが、これぐらい使ったあたりから性能の劣化が目立ちはじめ、始動性や加速、燃費などに悪影響が現れてくる。つまり、経済寿命というわけだ。このため、2万kmを目安に定期的に交換してしまうのがベスト。また、10万kmという長寿命を誇る「白金プラグ」も5~6万km走れば確実にくたびれてくるため、これくらいの距離を走ったなら交換を検討したい。
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バッテリーは自動車を構成している部品の中でも、大変重要な役割を担っています。エンジン始動時をはじめ、ヘッドライトやブレーキランプなどの各種ランプ類、カーナビ、カーオーディオやワイパー、パワーウィンドウ、時計など、多くの電装品を正常に働かせる役目があります。トラブルの原因、第一位はバッテリーの劣化という事を考えても早めの交換をお薦め致します。
自動車用バッテリーの基礎知識
現在のバッテリーの形式は、1982年に改正されたJIS規格より採用されました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
[形式] 65D23Rを例にとると
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