組みひも講師のブログ

着付け学院の組みひも講師達のブログです
作品の紹介だけでなく、講師の私生活も
ご紹介していま~す♪

着物は魂を着る!

2009年12月21日 | 組み紐講師
昨日の『着物パーティー』で

学院長がおっしゃっていた言葉

とっても合点がいったので

是非是非ご紹介したく

ブログに書いちゃいました

『着物は魂を着てるのと一緒だからね!』


○その1:絹糸
着物を作り上げるための素材
蚕が大人になるためのお部屋として
自分自身でつくりあげる“繭玉”から紡いでつくられます

蚕の魂と紡ぎ手の魂がこめられてます

○その2:織り
今では機械織りも増え、それはそれで風合いもありますが
もともとは手織

反物1反を織りあげるのは大変なんです
そこに模様をいれたり~とかだともっと…

織り手さんの魂がこめられてます

○その3:染め・刺繍…(模様付け)
スッゴく細かい作業なんですよ、この模様付け

染め師さんとかの魂がこめられてます

○その4:仕立て
和裁にチャレンジしたことありますか?

単に縫い合わせだけじゃなく
模様を一番綺麗に見せるために
反物にハサミをいれて
形作っていくんです

かなり勇気のいる作業だと思います

仕立て師さんの魂がこめられてます

他にも、帯・小物類を作るにも端正こめられてますので

本当に『魂を着る』という言葉がふさわしいですよね

着物文化
世界に誇れる日本の文化だと
改めて感じました

(ほわすの@日本)

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2 コメント

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尊敬っす (ほわすの)
2009-12-24 14:54:58
>ぐらしあさん
和裁をされているお母様
尊敬いたします

反物を見ているだけで
「こりゃ仕立てるの、大変だ・・・」と思っている私

しかも人のものにはさみを入れるなんて
緊張も緊張ですよね

グラシアさんも着物を着られるし
そういうお母様がそばにいらっりゃるので
「魂」の概念を理解していただけたのでは・・・と思います

いっぱい袖を通してあげてくださいね
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なるほど♪ (ぐらしあ)
2009-12-22 01:55:38
思わず母を思い返しました

和裁師の母
小さな頃から、反物に太刀を入れてる時に一言でもしゃべりかけようものなら 無視と共にものっ凄い怒られてました・・・
それは今も同じです

どんなベテランでも、太刀を入れる時の状況は変わらないようです

あと、グシの細かさと入れ方、着やすさ など考えながら1枚を仕立てていく様です。
まるで1つの作品を創る様。
そういう意味でも「魂」といわれるのは納得です
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