組みひも講師のブログ

着付け学院の組みひも講師達のブログです
作品の紹介だけでなく、講師の私生活も
ご紹介していま~す♪

さくら

2007年03月30日 | 組み紐講師
帯〆が組み上がると、房付けという作業があります。
(房付けの順序などは、また後日お話ししますね・・・)

組み上がった帯〆の最後に、房に紙を巻きます。
その時に、懐紙を使います。

懐紙とは、ふところに入れておいて、
お茶席などで、お菓子をいただくときに使ったり、
また、器のよごれをぬぐうのに使います。
すかし柄が入ったものや、季節の絵を印したものなど、いろいろあります。

この懐紙は”さくら”です。
季節に応じて懐紙を使い分けるのもおしゃれですよね

講師 s.minori

組みひものお勉強④

2007年03月15日 | くみひも作品

『笹波組(さざなみぐみ)』
高台40玉で組んであります。
1月から高台のお稽古を開始されたFさんの作品です。

『あこがれの高台に座ってのレッスンは、ちょっとプロの様な気分で感激しました でも、ヘラの入れ方が難しい~~』との感想でした。
でも、組み上がり作品は、K先生に合格点を戴かれたそうです
これからも 頑張って下さいね

高台の作品もこれからご紹介していきますね
                             講師  s.minori


帯締めと髪飾り

2007年03月15日 | 組み紐講師
綾竹台で組んだ鹿の子組です。
髪飾りは、細めに組んで仕上げたものです。
きものパーティーへは、リボンのように折りたたんで、コームにつけた髪飾りを、「ちょっと可愛すぎるのでは」と家族に言われながらも、帯締めとおそろいでつけて、久しぶりにうきうきして出かけました。
残りでつくった普段用の髪飾りもお気に入りです。
machiko

組みひものお勉強③

2007年03月06日 | くみひも作品
先日の和食の会で、O先生が〆ていた帯締めです。もちろん御自分で組まれました。
『蛇篭組み(じゃかごくみ)』

30匁おもりを20玉使用しています。
淡ピンクの籠の中に、色とりどりの小石が詰まった感じに仕上げた帯締めです。

蛇籠とは
円筒の籠の中に小石を詰めて、水の流れを制御する為に使われたものです。
能衣装の柄のモチーフにも使用されています。

組紐の生徒さんの間でも、とても人気のある組み方です。
籠の色や、中の小石の色を変えると、また違った感じに組みあがるので楽しいですよ。
他の作品もいつか披露しますね

                  講師  s.minori


和食の会

2007年03月05日 | 組み紐講師
ポカポカ陽気の日曜日、
学院の春のイベント『和食の会』が行なわれました。


24名の着物美人がずらりと並ぶと、それはもう”華麗なる一族”を上回る豪華さで圧巻でした
お料理もおいしくて、幸せな時間をみんな過ごせましたよ
また、学院のHPに載せますのでお楽しみに~

蒼き狼vs源平合戦!?

2007年03月02日 | 組み紐講師
居合道をしている友人に頼まれて作った
刀の下げ緒です。
綾竹台を使って組みました。
こうして飾られると
なんだか戦国武士の館みたいですね。
稽古場でも、大会でも
どこで手に入れたのかと
聞かれたそうです。
現在は、ほとんどが機械で組まれた物で
手組の下げ緒はなかなか手に入らないそうです。
蒼き狼のモンゴルでは、
下げ緒はなかったかもしれませんが
当時の日本では、源氏と平家の争いの頃
組紐は既に武士の道具の一部になっていましたので
もしかしたら、下げ緒も存在していたかもしれませんね・・・
yuki