キムカズの気まぐれブログ Part2

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2023年9月 我が家初の大型リフォーム工事。壁の外張り、屋根ペンキ塗り、トイレ交換の模様(1/2)

2023-10-21 23:08:07 | 日記
我が家では2023年9月、外壁の重ね張り、屋根のペンキ塗り、トイレの交換工事を実施しました。
思い起こせば、新築を建てたのが2002年。気づけば、あの日から20年を超える歳月が流れていました。
どおりで、新築の頃は小さな子供が二人いる家族4人で住んでいた我が家ですが、今となっては子どもたちは既に巣立ち、夫婦と二人きりで過ごす日々となりました。
それだけに、特に外壁の痛みが激しく、今後を憂慮する事態となったことから、遅まきながらのリフォーム工事ということになった次第。

こちらが施工前。築21年を経過した我が家。(撮影:9月8日)
遠目にはそんなに傷んだように見えないようで、実はけっこう外壁が懸念される状況でした。


工事終了後の我が家。(撮影:10月15日)
外壁を重ね張りで対応しました。イメージが大きく変わりました。



ここからは時系列で工事の模様をレポートしたいと思います。

9月4日時点 施工前の我が家-1


     

9月8日 施工前の我が家-2
長年の風雪により外壁の剥がれが目立つようになってきました。


コーキングもすっかり固くなり、その役目を果たしていないよう。


こんなところまでお見せするのはお恥ずかしいのですが。。。


         


9月9日 足場が設置されました。工事がいよいよ始まります。


       

9月12日 屋根のペンキ塗りが始まりました。
屋根の上の状況を見るのが難しくて。足場に上がるのも、怖くて。


 


9月14日 ペンキ塗り、屋根が終わり広域化していきました。


   



9月18日午前 壁の工事が開始。大工さんが現地入りし、下地打ちから始まりました。




        



9月18日午後 下地打ちから壁の張り方へと工程が進んでいきます。


下段が新しい外壁。上部が下地を打たれた従来の外壁。


           


9月19日 大雨に見舞われました。
今年の秋田は、雨に見舞われる年です。去る7月14日からも秋田市中心部を中心に甚大な大雨被害がありました。
それに続いて、9月19日にもまたまた大雨に見舞われた秋田市。
今回は、我が家近くの草生津川も増水し、周辺のあちこちで床下・床上浸水があったようです。
日中、仕事で留守になる我が家ですので、日中の大雨の状況を知ることもできず。ご近所さんに写真を送っていただき現状を理解するありさま。


     


9月20日 壁張りが本格化しました。




              


9月21日 2階部分の壁張りへと移っていきます。


         

9月22日午前 風除室の外部にも壁が入りました。



            


9月22日午後 風除室の内部にも壁が入りました。




                   


続く→→→




あきたの民謡 第30回民謡「長者の山全国大会」(2023.10.15)

2023-10-15 21:55:28 | 日記
令和5年6月3日付けの秋田魁新報に載っていた「2023年度、県内の民謡全国大会の開催予定」によると、今年4年ぶりに多くの大会が復活するそう。
それ以来、できる限り県内で開催される全国大会に赴いてみたいと思い取組んでいます。

~秋田魁新報紙より~
秋田おばこ節 大仙市 6月4日
秋田港の唄  秋田市 6月25日
秋田おはら節 大仙市 9月2日
三吉節    秋田市 9月17日
生保内節   仙北市 令和5年9月24日令和6年9月22日(2回目の訪問は初めて。汗)
秋田追分   五城目町 10月1日
長者の山   美郷町 10月14日、15日
秋田船方節  男鹿市 11月19日
秋田飴売り節 大仙市 11月23日
秋田長持唄  秋田市 中止
(秋田長持唄は、旧雄和町出身の民謡歌手・故長谷川久子さんが、同町の旧戸米川村、旧種平村で唄われていた「箪笥担ぎ唄」を編曲した民謡。大会は伝承と普及を目的に1994年から開かれてきた。実行委員会の渡辺和弘事務局長(68)は「地域の人から開催を求める声があり実施したかったが、中止せざるを得なかった。来年度以降、再開できるように模索していきたい」と話した。)

今日伺ったのは、「第30回民謡「長者の山」全国大会」です。


会場は「美郷町北ふれあい館(旧千畑中学校)」です。
 

今日の大会の出場者は、熟年の部が70名、一般の部が52名、ジュニアの部が20名。
昨日(14日)の予選を勝ち抜いた、熟年の部20名と一般の部20名による決勝を聴きました。


          

アトラクション(ゲスト出演)は4名でした。いや、合計6名か。
最初に第29回大会チャンピオンの髙橋惇さん。
長者の山、秋田馬子唄、秋田荷方節、南部木挽唄、南部牛追唄を披露されました。


次に登場したのは、第21回大会のチャンピオン、田中恵さん。
喜代節、ひでこ節、米節、秋田舟方節を披露。


次は、須田政博さん。
秋田大黒舞、秋田馬方節、秋田おはら節、秋田港の唄、十勝馬唄を披露されました。


次が、藤原美幸さん。藤原さんといえば、ラジオ番組をはじめよく知られた方です。
生保内節、秋田港小唄、酒屋仕込み唄、秋田長持ち唄を披露されました。


軽快な語り口で、さすがです。


そして、当初予定にはなかった出演が叶いました。
熊谷信子さんです。
秋田おばこに、浅野沙樹さんが踊りをつけてくださるという、贅沢な時間。


そして、その後はその浅野沙樹さん。
秋田荷方節を、三味線が伊藤福実都さんという、これまた贅沢な。


そして成績発表。
今回の優勝者は、髙橋愛実香さん(秋田市)でした!
民謡素人な私ですが、髙橋さんのお名前はすっかりおなじみになっています。
髙橋さんは三姉妹で、県内の多くの大会でチャンピオンになっている方なのです。
今回で4つ目のタイトルとのこと。すごい。


     

最後に、チャンピオンの髙橋愛実香さんによる長者の山を披露いただき、改めて聞き惚れるのでした。




「長者の山」の歌詞を記しておこうと思います。

盛る盛ると 長者の(ちょうじゃ)の山盛るナ
盛る長者の山サーサ 末永くナ

山さ野火つく 沢まで焼けたナ
なんぼかわらびコサーサ ほけるやらナ

さんか深山の さなずらぶどうもナ
わけのない木に サーサからまらぬナ

山で切る木は いくらもあれどナ
思い切る木はサーサ 更にないナ

真昼岳から 流れる水はナ
実りゆたかな サーサ宝水ナ


豊かな山からの恵みに感謝し、この資源を維持することへの決意を感じ、生活の基盤となっている誇れる山へのリスペクトが感じられる唄という印象です。

あきたの民謡 第1回小野花子杯全国民謡コンクール(2023.10.8)

2023-10-09 15:00:03 | 日記
今年はコロナ禍を乗り越えて、秋田県内各地で民謡の全国大会が通常開催されています。
今回は、秋田の民謡界の女王ともいえる小野花子さんの冠大会が初めて開催されるというので、会場の「秋田テルサ」へ行ってきました。


    

会場に着いた時には開会式が始まっていました。
実行委員、審査員の皆様。
大会会長は佐竹睦子様。
実行委員に藤原美幸さんが名を連ねていて、司会の話ではこの大会の企画は藤原さんの発案とのこと。
「小野花子先生が元気なうちに、小野花子杯全国大会を開催したい。」との強い思いが今日の日を迎えたようです。





本部伴奏の皆さん。


ここから大会の模様を。


「一般の部」40名がエントリー。
今年、民謡の各種全国大会やイベントに参加しているせいか、知ってる名前が結構出場されていることに気づくようになりました。
    

「ジュニアの部」15名がエントリー。
特に「ジュニアの部」には、好感の目をもって見てしまいます。
     

今日本部伴走もしてくれているお二人によるアトラクション。
三味線が椿正範さん。
尺八が佃康史さん。
ご両名とも海外でも活躍するプロ奏者とのこと。すごい。


 

続いてのアトラクションはもちろん小野花子さん。
「秋田船方節」、「秋田おはら節」、「あれ」(イヨマンテ?)を披露。


  

続いてのアトラクションの出演者は小杉真貴子さん。
小野花子さんと同い年で、小野花子さんと同じくキングレコードに所属するプロ歌手。
「伊勢音頭」、「佐渡おけさ」を披露されました。


 

そして、小野花子さんと小杉真貴子さんの「二人のビッグショー」です。
「あねこもさ」を何とも聴きごたえのあるデュオを披露くださいました。


   

そして成績が発表され、「一般の部」からは上位5位まで、「ジュニアの部」は上位3位までが登壇。



そして今日の優勝者。「ジュニアの部」は山田千尋さん(秋田市)。「秋田馬子唄」を唄われました。


本日の「一般の部」優勝は、藤井彩花さん(男鹿市)です。「生保内節」を唄われました。


  

今回が1回目なので、きっと来年も開催されるでしょう。
司会の方が言っていましたが、「民謡が人気絶頂にならなくてもいいので、しっかり残っていってほしい。」
本当にそう思います。


今年開催される全国大会に極力行くようにしています。その模様は下記リンクからどうぞ。
秋田おばこ節 大仙市 6月4日
秋田港の唄  秋田市 6月25日
秋田おはら節 大仙市 9月2日
三吉節    秋田市 9月17日
生保内節   仙北市 9月24日
秋田追分   五城目町 10月1日
長者の山   美郷町 10月14日、15日
秋田船方節  男鹿市 11月19日
秋田飴売り節 大仙市 11月23日
秋田長持唄  秋田市 中止

あきたの民謡 第34回森鈴旗争奪「秋田追分全国大会」(2023.10.1)

2023-10-02 12:22:50 | 日記
令和5年6月3日付けの秋田魁新報に載っていた「2023年度、県内の民謡全国大会の開催予定」によると、今年4年ぶりに多くの大会が復活するそう。
それ以来、できる限り県内で開催される全国大会に赴いてみたいと思い取組んでいます。

~秋田魁新報紙より~
秋田おばこ節 大仙市 6月4日
秋田港の唄  秋田市 6月25日
秋田おはら節 大仙市 9月2日
三吉節    秋田市 9月17日
生保内節   仙北市 令和5年9月24日令和6年9月22日(2回目の訪問は初めて。汗)
秋田追分   五城目町 10月1日
長者の山   美郷町 10月14日、15日
秋田船方節  男鹿市 11月19日
秋田飴売り節 大仙市 11月23日
秋田長持唄  秋田市 中止
(秋田長持唄は、旧雄和町出身の民謡歌手・故長谷川久子さんが、同町の旧戸米川村、旧種平村で唄われていた「箪笥担ぎ唄」を編曲した民謡。大会は伝承と普及を目的に1994年から開かれてきた。実行委員会の渡辺和弘事務局長(68)は「地域の人から開催を求める声があり実施したかったが、中止せざるを得なかった。来年度以降、再開できるように模索していきたい」と話した。)

今日伺ったのは、「第34回秋田追分全国大会」です。


会場は、広域五城目体育館。
  

「秋田追分」には鳥井森鈴翁という偉人の存在があるようです。
五城目町役場のホームページから、この大会の趣旨を引用します。
「民謡王国秋田県の中で最も親しまれているのが秋田追分であります。秋田追分の生みの親は五城目町出身の今は亡き鳥井森鈴氏(本名 儀助)で、秋田追分の正しい伝承と保存及び普及を図るため、全国の民謡を愛する皆さんから発祥の地であります当地で自慢ののどを披露していただきたく、秋田追分全国大会を開催するものであります。」


今日の出場者は41名。
過去の優勝者には、年少の部で男鹿市の髙橋姉妹が上位入賞するなど、こんな私でもあちこちの全国大会を観るようになって、聞き覚えのある名前がけっこうありました。
            


41名の予選終了後は、一回目のゲスト出演。
昨年度優勝者の成田義道さん(鹿角市)が「秋田追分」を披露されました。


41名から決勝進出者が発表されます。
残ったのは15名。この面々で決勝が戦われます。


              

この方たちが勝者になるとは、このときは誰も知らない。。。




審査の間、二回目のゲスト出演が行われました。
今日、伴奏者の掛け声で運営を担っている須田政博さん。第19回大会の優勝者です。
秋田船方節や秋田おばこを披露くださいました。


二人目は、やはり伴奏者の掛け声で運営を担っている熊谷信子さん。
秋田長持唄を披露してくださいました。いつ聞いても、秋田長持唄は感動で目頭が熱くなる、秋田自慢の民謡と感じます。なんと贅沢な時間でしょう。熊谷さんは、そのほかにも南部牛追い唄を披露。


次に登場したのは、再度の登場、前回(第33回)優勝の成田義道さん。
生保内節、秋田草刈り唄を披露してくださいました。


熊谷先生の秋田おばこ。伴奏などなくとも、会場中の手拍子だけで十分盛り上がりました。(これが民謡の醍醐味なのかも。)


審査の結果、上位5名の歌い手が発表されました。
このなかに今日の優勝者がいます。


優勝は、嵯峨泉稀さん(秋田市)です。
嵯峨さん、司会から「秋田追分の優勝者でもあるおじいさんの影響で民謡をはじめ・・・」と振られ、涙で何も発することができませんでした。優勝した喜び、おじいちゃんとの思い出、この日を迎えるまでの苦労・・・。嵯峨さんの思いに寄り添って眺めていると、こちらまで目頭が熱くなりました。
 

せっかくなので、魁新報の記事から嵯峨さんコメントを引用しておきたいと思います。
「嵯峨さんは、3年前に亡くなった祖父幸男さんの影響で12年前から民謡を始めた。秋田追分は第9回大会の優勝者でもある幸男さんから習った思い出の曲。「祖父と同じ大会で優勝できたのは本当にうれしい。聴いた人にいい歌だとなと思ってもらえるように、これからも民謡を練習していきたい。」(R5.10.2付け「秋田魁新報」引用)


そしてこちらが準優勝の谷川未采さん(八郎潟町)です。
おめでとうございます。若い二人が上位を取ってくれたことは、これからの秋田の民謡界にとっても嬉しいニュースと思います。


優勝した嵯峨さんの「秋田追分」。


予選・決勝の時と違い、1番を通して唄うので、改めて秋田追分の魅力を感じることができたように思います。





ここで秋田追分の歌詞を残しておこうと思います。
(前唄)
春の花見は 千秋公園
キタサノサー
夏は象潟(きさかた) 男鹿島(おがしま)か
秋は田沢(たざわ)か 十和田(とわだ)の紅葉(もみじ)ネ
冬は大湯(おおゆ)か 大滝(おおたき)か
(本唄)
太平(たいへい)の山の上から 遥(はるか)に見れば
水澄(みずすみ) みなぎる 八郎潟(はちろうがた)
(後唄)
誰を待つやら 徯后(きみまち)坂よネ
主(ぬし)と二人で 抱(だき)返(がえ)り

秋田追分は、五城目町出身の民謡歌手・鳥井森鈴(1899~1979)が県内外の民謡を基に作り上げた。哀愁のある節回しが特徴で、秋田の四季や女性の愛の悲しみが歌われている。(R5.10.2「秋田魁新報」引用)



あきたの民謡 第36回生保内節全国大会(2023.9.24)

2023-09-26 22:28:42 | 日記
令和5年6月3日付けの秋田魁新報に載っていた「2023年度、県内の民謡全国大会の開催予定」によると、今年4年ぶりに多くの大会が復活するそう。
それ以来、できる限り県内で開催される全国大会に赴いてみたいと思い取組んでいます。

~秋田魁新報紙より~
秋田おばこ節 大仙市 6月4日
秋田港の唄  秋田市 6月25日
秋田おはら節 大仙市 9月2日
三吉節    秋田市 9月17日
生保内節   仙北市 9月24日
秋田追分   五城目町 10月1日
長者の山   美郷町 10月14日、15日
秋田船方節  男鹿市 11月19日
秋田飴売り節 大仙市 11月23日

秋田長持唄  秋田市 中止
(秋田長持唄は、旧雄和町出身の民謡歌手・故長谷川久子さんが、同町の旧戸米川村、旧種平村で唄われていた「箪笥担ぎ唄」を編曲した民謡。大会は伝承と普及を目的に1994年から開かれてきた。実行委員会の渡辺和弘事務局長(68)は「地域の人から開催を求める声があり実施したかったが、中止せざるを得なかった。来年度以降、再開できるように模索していきたい」と話した。)

今日は「第36回生保内節全国大会」です。
会場は、仙北市田沢湖にある「仙北市民会館」。




会場内では開会式が進行中でした。


本日のプログラム。
表紙は昨年度優勝者です。な、なんと、いま絶賛各大会を総なめしていると思われる、男鹿市の髙橋愛実香さん。第35回一般の部最優秀賞受賞者です。
そして、そして、同じく第35回大会で年少者の部最優秀賞の髙橋杏里さん。


三姉妹の姉妹が2部門で優勝されたんです!


ここで、「生保内節」の歌詞を残しておこうと思います。

吹けや生保内(おぼね)東風(だし)七日も八日も
ハイ ハイ
吹けば宝風 ノオ稲みのる
ハイ キターサッサー キターサー
※囃子以下同じ

なんぼ隠しても生保内衆(おぼねしゅ)は知れる
わらで髪結うて ノオ編笠(あみがさ)で

わしとお前は 田沢の潟(かた)よ深さ
知れない ノオ御座(ござ)の石

とろりとろりと 沖行く船も
十七招けば ノオ岸による

風の模様で 別れていても
末にまとまる ノオ糸柳

前の田沢湖 鏡において
雪で化粧する 駒ヶ岳

吹けや生保内東風 秋吹くならば
黄金波うつ ノオ前田んぼ

涼し涼しと 言う川端に
なぜか蛍は ノオ身を焦がす

生保内の人達 小使いに不自由ない
竹の子きのこで ノオ銭をとる

生保内生保内と卑下(やす)めてな
うしろ駒形 ノオまえ田沢

雨はドンドと 雨戸にさわる
心迷わす ノオ南風

来(き)たり来(こ)ねだり 夏堰(せき)の水
いっそ来(こ)ねだら ノオ来(こ)ねといえ

ここからは大会の模様。
             

ここからが「年少者の部」です。
     

アトラクションです。
第32回大会最優秀賞者の髙橋真理香さん。
先の3姉妹のお姉さん。
「生保内節」と「秋田荷方節」を披露されました。







「一般の部」決勝進出者発表。


決勝進出者10名で抽選を行った後、決勝です。
       


この方が最優秀賞に輝きました。


年少者の部の最優秀賞は、秋田市の山田千尋さん。



本日、二回目のアトラクションです。
昨年の大会、第35回大会最優秀賞者の髙橋愛実香さん。
髙橋姉妹がアトラクションでゲスト出演する場面に立ち会えて感動です。
それにしても、普段見る機会の少ない和服。きれいです。
「秋田おはら節」と「生保内節」を披露されました。





プログラムから「生保内節について」を記して、この民謡のことを学ぼうと思います。

民謡「生保内節」のふるさと、ここ生保内分地は、奥羽山脈から吹き降ろす名物の東風で知られています。
この東風は、春に雪解けを促し、夏には病害虫を防ぎ、干天には慈雨をもたらし、秋には収穫物の乾燥を助けるなど、天与の宝風として地元では「東風(だし)」と呼んで親しまれています。
この「東風(だし)」を唄ったのが「生保内東風(おぼないだし)」で、天正年間(1573~1592)ごろから唄われ、ほかの地域の影響をまったく受けない独自の民謡として、現在では「元唄」や「正調生保内節」は昭和6年ごろに編曲され全国に広まりました。
生保内節全国大会では、生保内節と生保内節元唄(正調生保内節)のどちらで挑戦してもよく、出場者はそれぞれの生保内節を日頃鍛えたのどと節回しで競います。

というように、「風」をテーマにした民謡で、「山」や「海」を唄うことの多い民謡の中では珍しい唄に挙げられているようです。


次は、10月1日(日)に五城目町を会場に「秋田追分全国大会」が開催されます。