3月15日(金)
秋田市「にぎわい交流館AU」を会場に開催された「全国事業承継推進会議」へ出席した。
中でも「基調講演」に内容が興味深ったのでメモを残したいと思う。
テーマ アトツギベンチャー応援プロジェクトについて
講 師 株式会社千年治商店 代表取締役
一般社団法人 ベンチャー型事業承継 代表理事
山野千枝氏
ベンチャー型事業承継とは、
若手後継者が先代から受け継ぐ有形・無形の経営資源をベースに
リスクや障壁に果敢に立ち向かいながら
新規事業、業態転換、新市場参入など
新たな領域に挑戦することで
永続的な経営をめざし
社会に新たな価値を生み出すこと。
≠ 第二創業、≠ 経営革新
(行政サイドで、ついつい使いたくなる”第二創業”や”経営革新”に対峙して、
”ベンチャー型事業承継”と表現した点が印象的で好感を持った。
そうだ、そうだ。新たな取組をしなきゃいけないような政策が多いが、受け継ぐ経営資源をインセンティブにして、
果敢に取組むことを評価し支援する施策姿勢であったほうが、プレーヤーにとってモチベーションになると思う。)
(講師は首都圏の大学で後継者ゼミを持っているとのこと。
この取組が秋田など地方で展開されてこそ事業承継の推進になると。)
〔講師が大学後継者ゼミで伝えていること〕
(1)「家業が生み出した利益」のおかげで大きくなった
(2)親と同じ商売をするのが事業省益ではない
(3)マイナスの面もあるけど、すでに経営資源があるなんてすごいアドバンテージ
(4)でも経営者になるって相当な覚悟が必要・責任を引き継ぐこと
(5)ファミリービジネスならではのゴタゴタは起こるもんです
(6)やりたいことを「親の会社の資源を利用して実現するなら?」と考えてみる
(7)事業承継とは「親の会社を超友好的に乗っ取ること」
(8)20代はやりたい仕事をする。その代わり死ぬ気で頑張って力をつける
(9)決断は突然に迫られる。しかも自分の事情は関係ないタイミングで
(10)最後の決断は自分ですること。言い訳をしない人生を。
〔起業家もかっこいいけど、アトツギもかっこいい。〕
何もない、ゼロから立ち上げるスタートアップはかっこいい。
アトツギには、先代から引き継ぐベースがある。
これは確かにアドバンテージだ。
でも「ゼロから立ち上げた方がよっぽど楽!」と思うことの方が多いのが現実だ。
それでもアトツギには会社を存続させていく使命がある。美学がある。
あんなこともこんなことも、いっさいがっさい受入れて、
世の中に必要とされる会社であり続けるために、
そして自分自身の人生にワクワクするために、
家業でイノベーションを起こすんだ。
アトツギよ、Go Beyond borders!
〔未来と夢と希望を持てなくなった
地方のアトツギの意識が変わったら
日本経済に地殻変動が起きる〕
【選択と集中と挑戦】変わらなければ、挑戦しなければ生き残れない
↓
【改善が得な国民性】ゼロから作るより「今あるもの」の価値を進化させていくのが得意な国民性
↓
【地続き関連多角化】本業の経営資源や強みを活かした勝率の高い新規事業や技術革新
↓
【歴史=信頼性】 長い歴史で生まれる会社の実績・信頼が新規事業を後押し
↓
【身の丈経営】 急成長や急拡大はリスク。規模の拡大より筋肉質な組織で少しずつ業務を拡大
↓
【危機を乗り切る組織力】社員は家族。正社員・長期雇用。安心と信頼から生まれる結束力
↓
長期的な視点で生み出す【Innoation】
一般社団法人ベンチャー型事業承継
野心あるアトツギが自ら機会を創り行動する自走コミュニティ
新規事業開発に特化したアトツギのためのオンラインサロン「アトツギU34」
URL https://take-over.jp/
秋田市「にぎわい交流館AU」を会場に開催された「全国事業承継推進会議」へ出席した。
中でも「基調講演」に内容が興味深ったのでメモを残したいと思う。
テーマ アトツギベンチャー応援プロジェクトについて
講 師 株式会社千年治商店 代表取締役
一般社団法人 ベンチャー型事業承継 代表理事
山野千枝氏
ベンチャー型事業承継とは、
若手後継者が先代から受け継ぐ有形・無形の経営資源をベースに
リスクや障壁に果敢に立ち向かいながら
新規事業、業態転換、新市場参入など
新たな領域に挑戦することで
永続的な経営をめざし
社会に新たな価値を生み出すこと。
≠ 第二創業、≠ 経営革新
(行政サイドで、ついつい使いたくなる”第二創業”や”経営革新”に対峙して、
”ベンチャー型事業承継”と表現した点が印象的で好感を持った。
そうだ、そうだ。新たな取組をしなきゃいけないような政策が多いが、受け継ぐ経営資源をインセンティブにして、
果敢に取組むことを評価し支援する施策姿勢であったほうが、プレーヤーにとってモチベーションになると思う。)
(講師は首都圏の大学で後継者ゼミを持っているとのこと。
この取組が秋田など地方で展開されてこそ事業承継の推進になると。)
〔講師が大学後継者ゼミで伝えていること〕
(1)「家業が生み出した利益」のおかげで大きくなった
(2)親と同じ商売をするのが事業省益ではない
(3)マイナスの面もあるけど、すでに経営資源があるなんてすごいアドバンテージ
(4)でも経営者になるって相当な覚悟が必要・責任を引き継ぐこと
(5)ファミリービジネスならではのゴタゴタは起こるもんです
(6)やりたいことを「親の会社の資源を利用して実現するなら?」と考えてみる
(7)事業承継とは「親の会社を超友好的に乗っ取ること」
(8)20代はやりたい仕事をする。その代わり死ぬ気で頑張って力をつける
(9)決断は突然に迫られる。しかも自分の事情は関係ないタイミングで
(10)最後の決断は自分ですること。言い訳をしない人生を。
〔起業家もかっこいいけど、アトツギもかっこいい。〕
何もない、ゼロから立ち上げるスタートアップはかっこいい。
アトツギには、先代から引き継ぐベースがある。
これは確かにアドバンテージだ。
でも「ゼロから立ち上げた方がよっぽど楽!」と思うことの方が多いのが現実だ。
それでもアトツギには会社を存続させていく使命がある。美学がある。
あんなこともこんなことも、いっさいがっさい受入れて、
世の中に必要とされる会社であり続けるために、
そして自分自身の人生にワクワクするために、
家業でイノベーションを起こすんだ。
アトツギよ、Go Beyond borders!
〔未来と夢と希望を持てなくなった
地方のアトツギの意識が変わったら
日本経済に地殻変動が起きる〕
【選択と集中と挑戦】変わらなければ、挑戦しなければ生き残れない
↓
【改善が得な国民性】ゼロから作るより「今あるもの」の価値を進化させていくのが得意な国民性
↓
【地続き関連多角化】本業の経営資源や強みを活かした勝率の高い新規事業や技術革新
↓
【歴史=信頼性】 長い歴史で生まれる会社の実績・信頼が新規事業を後押し
↓
【身の丈経営】 急成長や急拡大はリスク。規模の拡大より筋肉質な組織で少しずつ業務を拡大
↓
【危機を乗り切る組織力】社員は家族。正社員・長期雇用。安心と信頼から生まれる結束力
↓
長期的な視点で生み出す【Innoation】
一般社団法人ベンチャー型事業承継
野心あるアトツギが自ら機会を創り行動する自走コミュニティ
新規事業開発に特化したアトツギのためのオンラインサロン「アトツギU34」
URL https://take-over.jp/