<第4回 玉川温泉の岩盤浴2>
玉川温泉には、私達が滞在中にも、大勢の湯治客がおられました。
大半は、”がん”などで体調を崩された方々のようでした。
たとえば、岩盤浴中や食事中など、隣に居合わせた人と話をすると、
「私は、6年前に”がん”になり、以来ずっとここに通ってるの!」、
「友達が”がん”になり、ここに通って治した・・・ので」、とか、
そんな話を、数多く聞きました。
体調を崩した大勢の人達は、それぞれの”思いや、願い”を胸に、
熱い岩盤の上で、熱心に、懸命に「岩盤浴」をやっておられます。
ある人が云ってました。 「この場所は、”ラジウム”がいっぱい出ているらしい」、と。
ここで私達も、何度か、”ゴザ”を敷いて、「岩盤浴」をしました。
ここの地面は、熱くはありません。
皆さん、あちこちで”ゴザ”や”寝袋”で、岩盤浴に努めておられます。
この辺りは、噴煙が見えるように、”硫黄”の匂いもします。
”傘”は、主として日よけのためです。
この辺りは、噴煙が一番多いところで、下もかなり熱い所でした。
皆さん、座って「岩盤浴」をしていました。 上からは、”ゆげ”も落ちてきます。
とにかく”熱い”ので、上を向いたり、横になったり、下を向いたり・・・でした。
どこかで、よく見かけた人も頑張っています。 ”熱い”のに、さらに一杯ひっかけて!
この結果、衣服とも、汗でベトベトになります。
”一服の涼”とでもいうのでしょうか、可憐な花々に心が癒されます。
玉川温泉の「岩盤浴エリア」の入り口近くにある、神社です。
この前辺りが、”ラジウム”が沢山出ている、とかの場所で、
はじめにご案内したように、「岩盤浴」で、よく混んでいました。
「狛犬さん」も、岩盤浴をしすぎたせいか、少し肌荒れの感じですね~?!
今回、<岩盤浴1,2>でご案内しました場景は、私には初めての体験で、
「本当に、”がん”が良くなったり、治ったりするものだろうか?」とも思いました。
でも、多くの人達の話や実体験を聞いてるうちに、 そして、この場所の
異様な自然界の力を目の当たりにして、「きっと、そうなんだ!」とも思えました。
今回の湯治で強く感じたことは、「強酸性の温浴、自然界の中での岩盤浴」は、
人の持つ”免疫力”を 高めてくれることだけは間違いなさそうです。
次回は、「玉川温泉の館内施設など」を予定しています。
それではまた・・・!
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