5月8日ゴールデンウイークも終わり期待はずれだった天気も晴れて出かけることにした。天気に恵まれればGW中に行こうと思っていたのだが天気が悪く伸ばしていた。目的は訳あって故郷の記録写真を撮りに行くためだった。
実は北村には石狩川が流れており歴史上何度と無く大雨により川が氾濫して被害を受けていた。この被害を最小限に食い止めるため遊水池を作りここで食い止めようとする計画で、北村の1/3程が遊水池になってしまう。
遊水池になると住むことは一切出来ないため住宅は取り壊して何処かへ引っ越さなければならない。わが生家も先々代から住み慣れ守ってきたこの地を手放し去らねばならない。ふるさとを奪い取られる思いがして何とも切なく悲しい。
大雨が降り川の水位が上がれば自動的に水が遊水池に流れ込み泥水で一杯になる。せめて今まで生活してきたなかで忘れられない記憶にある場所を映像に残しておきたいと考えた。
お祭りがあった神社、盆踊りによく行った大安寺、小学4年まで通った小学校の跡地、可愛い子がいた牧場、牧場の沼、石川啄木の歌碑、先祖さまの菩提寺などなどみんなみんな思い出の1ページ。この大切な思い出の宝物をカメラに収めてのちのちまで伝えて行きたい。
北村神社 北村牧場全景 牛舎とサイロ 美しい鏡沼01 美しい鏡沼02
美しい鏡沼03 石川啄木の歌碑 旧北村農協跡地 北村小学校跡の碑 開拓の碑 先祖さまの菩提寺