『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

今日の出来事(12-7-9)

2023-07-10 18:17:46 | 日記

comicアンスリウム(2023/7)一言感想・その②

小説家と浅倉さん アシズキ

好きな人からのご褒美が欲しくて小説を書いている訳じゃないけど、こんな最高のご褒美を貰えちまったら、もっと、良い作品が書けちゃうぜ。

うちには幽霊ちゃんがいます 甘露アメ

いや、多分、この子、引っ越し先にも一緒に来るタイプだぞ。

陰キャゲーマー実況バズらせ大作戦 梅宮こう

実際のとこ、視聴者を楽しませる実況が出来る人は、素直に尊敬できる。

あの日を思い出して エビフライ定食

好きな人と一緒にいる為に、自分の外見から、まず変えてみる努力が出来る男はカッコイイよな。

なりゆきトライアングル ホウホケキョ

チャンスなんてのは、その一瞬にしか来ないのだから、飛び込めなきゃ、男じゃないぜ。

強面先輩は言いなり 板場広し

良い人だけど目つきの悪さで怖がられている先輩OLと、チャラついていて遠慮がないけど見る目はある後輩男子の組み合わせ、キライじゃない。

うちの勇者さまは無口(9) かいづか

『魔王城でおやすみ』の魔王城も毎日、とんでもない事が起きてるけど、こっちも大概だな。

綺麗になった君に酔いしれて れい

きっと、このバカップルは、今後も、ちょいちょい、アブノーマルなセックスを楽しむんだろうな。

ぱらのいあけ~じ その115 クール教信者

きっと、誰にでもあると思うんですよね、声を大にして叫びたい、憧れの必殺技が・・・

ガールズドーン!!(61) 山本AHIRU

高校に残しても地獄しか発生させないけど、退学させたら、外で、もっと、シャレにならない事をしそうだよなァ。

 

今週の食事

7月3日(月)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(若菜若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

蜜柑のシロップ漬け

夕食

ごはん、麻婆もやし(モヤシ、法蓮草、ブナシメジ茸・麻婆もやしの素《辛口》)、鰤大根、中華スープ(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

7月4日(火)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(梅紫蘇若菜御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

芋けんぴ、烏龍茶

夕食

ごはん、肉野菜炒め(鶏皮、人参、エノキ茸、きゃべつの千切り・焼肉のたれ)、鰤大根、烏龍茶

 

7月5日(水)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(ちりめん御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、人参、エノキ茸・焼肉のたれ)、鰤大根、味噌汁(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

7月6日(木)

朝食

バケット(トリプルベリージャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(おかかしぐれ御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、白菜、舞茸・鰤大根の煮汁)、中華スープ(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

7月7日(金)

朝食

バケット(リンゴジャム)、オレンジジュース

昼食

おにぎり(若菜鹿尾菜ごはん、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(鶏砂肝、白菜、舞茸・鰤大根の煮汁)、味噌汁(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

7月8日(土)

朝食

バケット(リンゴジャム)、冷やし薄茶糖

昼食

バケット、カレー(コロッケ・中辛)、烏龍茶

夕食

ごはん、肉野菜炒め(鶏皮、茄子、レタス・台湾風麻婆豆腐の素)、中華スープ(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

7月9日(日)

朝食

バケット(リンゴジャム)、冷やし薄茶糖

間食

芋けんぴ、烏龍茶

昼食

おにぎり(チキンライス)×2、烏龍茶

夕食

チキンライス、肉野菜炒め(豚こま、キャベツ、モヤシ、ピーマン、レタス・焼肉のたれ)、味噌汁(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

これは詐欺だなぁ・・・・・・

何、いきなり、不穏な事を言っているんだ、とツッコまれそうだが、この『透明人間、そとに出る』を読み終わって、最初に思ったのだ、これを。

当然だが、悪い意味で言っている訳じゃない。誉め言葉のつもりで、詐欺、と言っている。しかし、如何せん、「詐欺」って表現はよろしくないな・・・もうちょい、マイルドに言うなれば、ギャップが凄い、か?

絵柄は割と緩めなんだが、ストーリーが激烈。そのちぐはぐさが、とんでもない破壊力を、読み手に見舞ってくるのだ、この『透明人間、そとに出る』は。

正直なとこ、凄くグッと来たものだから、心がゴチャゴチャしてしまっており、感想が上手く書けずにいる。読んですぐに、感想を書こうとするものではないな。しかし、下手に日を置いても、形が余計に定まらなくなりそうだったので、いっそ、パッションに任せるか、と強攻。

収録されている、どの短編にも、路田先生にしか出せない味もしくは色に満ちており、優劣は付けがたい。

『透明人間、そとに出る』は男だったら共感できるカッコ悪さ、みっともなさ、それに宿る、ピュアな恋心が、ちょっと不思議な感じで描かれている。『逆のボタンはかけづらい』は、世間が共用してくる常識に「?」となり、自分達の立ち位置を考え直し、自分たちらしい生き方が出来るように変わるキッカケをくれる。

『どうせ明日も同じ君』は、やや怖さを醸しながらも、「不変」と「変化」の面白さを描いており、読み手が期待していたハッピーエンドを魅せてくれた。『察せませんズ』は、人間、やっぱり、ノーヒントで相手の気持ちを察するなんて無理なんだから、ちゃんと、言わなきゃダメだな、と当然のことに気付かせてくれる。

『しばらくハシゴを登っていない』は、地味に重めではあるけど、その重さの分だけ、人と人がちゃんと繋がるって事が、どれほど大切か、を説いてくれている。『ヤナギダクリーク』はタイトルこそ「?」だけど、だからこそ、自分にとって大切なこと、他人にとって大切なこと、を考えさせてくれ、そこに線を引く、また、踏み込んでいく必要さを描いているな、と感じた。

どの作品も、路田先生が、自分と真正面から対話・・・いや、このレベルだと、もう、ぶん殴り合っている感じか、まぁ、穏やかに言えば、バチバチに拳で語り合って、漫画って形にしたんだな、と理解できる。また一人、私の心を満たしてくれる漫画家に出逢えたのが、本当に嬉しい。

 

この台詞を引用に選んだのは、刺してくるなぁ、と特に感じたものだったので。

ほんと、これは、私の勝手な想像に過ぎんのだが、路田先生にも、こうやって、一緒に美味しいものを食べてくれて、話を真摯に聞いてくれる、「味方」と思える人がいるんだろうな。

その「味方」になってくれた人への感謝が、この作品を描く芽になっているのかも、と思えた。

もちろん、実際は違うかもしれない。

けど、私は、迷って、迷って、その末に、助ける、と自分で決めた大人の方がカッコイイ、と思えたし、そういう大人の描き方をした路田先生に敬意を抱けた。

だから、この台詞にグッと来たのだから、自信を持って紹介する。

「ごみとか片づけてくれて、ありがとう。気が付かないフリして、ごめん。知らない人同士の方が楽だよな。でも、知らないと、一緒に飯も食えないし、ちゃんと味方になれないから。話聞くくらいなら出来るから、今度は玄関からおいで」(by社畜なサラリーマン)

コメント
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