『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

今日の出来事(13-1-28)

2024-01-28 19:49:20 | 日記

COMIC快艶(8)一言感想・その②

ねーうしとらうー#7 猿山の七珍万宝 てぃーろんたろん

散々、人に舐められ続けてきた男は、ついに、自分の殻を破ったか・・・見事也。

知らないキミに恋をして 第1話 白フグ

甘ちゃんと言われるかもだけど、納得できるハッピーエンドを迎えて欲しいもんだなぁ。

独占欲型性欲激強彼女 中埜人見

まぁ、これはこれで、可愛げがある、と言ってもいいのかな?

でみへるっ!#4処女ビッチ雪女のとろける時間 あましょく

クールを通り越して、コールドな美少女が快楽で牝堕ちするのはたまらんね。

ツンデレ妹と成仏エッチがしたい! 夢山ミコン

シスコンの兄貴の種で受精したのなら、マザコンの息子が生まれる可能性が大か?

アイドルのナイショ 後編 ポンスケ

こりゃ、他のアイドルたちとも肉体関係を持っちゃう流れになりそうだなw

点数主義の国 山畑璃杏

まぁ、どうしたって、自分の好みに合わない作品は一つくらいあるもんだ。

母子たちのイケない城 第4話 滝れーき

変態どもの宴は、ここから更に狂っていきそうだな。

 

それにしても、松本人志さんの性加害問題はゴチャゴチャしてきましたね。極端な言い方をすれば、私は、松本さんの事を、ほぼ何も知らないし、逆に、文春さんも読んだ事が無いので、どっちの味方も出来ないし、しようがないなぁ、って感じです。被害に遭った女性が、声を大にして訴えているんですから、「事件」はあったのかもしれません。

ただ、こうも、ポンポンと、松本さんが追い詰められていく展開になると、邪推もしたくなります。被害女性が売名行為でやっているっつーより、まるで、松本さんに殺意に近い憎悪を抱いている文春さんの記者が、松本さんの芸能人人生を終わらせるために、何年も前から計画を練って、女性達をその手のパーティーに送り込んで、事を起こさせ、「さぁ、ここだ」ってタイミングで、女性に訴えを起こさせ、取材し、記事にしたって流れがあったんじゃ、と・・・これも、広い意味で言えば、ハニートラップになるんですかね? 案外、パーティーを開催した、スピードワゴンの小沢さんも、芸能人生が終わるほどの弱みを握られていたりして。

仮に、そういう事であったのなら、どうなるんだろ。パーティーでやらかしちゃった松本さんも悪いし、記者に脅されてパーティーに松本さんを呼んじゃった小沢さんにも非があるし、松本さんに自分を襲うように仕向けた女性も完全な被害者じゃなくなるし、その計画の首謀者である記者も責任を問われるのかな? まぁ、そうなったら、松本さん、小沢さんは真剣に謝るしかないし、女性も謝罪を受け入れた上で、逆に真実を語るしかない。で、記者さんは、編集部に「トカゲの尻尾切り」されて、文春さんは、これを面白可笑しく書いて、売り上げを伸ばすのかも知れないなぁ。

 

今週の食事

1月22日(月)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(梅紫蘇若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

干支最中(餡子)、烏龍茶

夕食

ナポリタン(豚こま、ブナシメジ茸)、烏龍茶

 

1月23日(火)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(梅ちりめん御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(鶏皮、青梗菜、午房・ステーキ玉葱ソース)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月24日(水)

朝食

バケット(イチゴジャム、リンゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若布午房御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

おにぎり(鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、午房、茄子・台湾風麻婆豆腐の素)、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月25日(木)

朝食

バケット(リンゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

餡饅、野菜ジュース

夕食

稲荷寿司、ぶっかけうどん、烏龍茶

 

1月26日(金)

朝食

おかか若布御飯、烏龍茶

昼食

おにぎり(若布午房御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

餡饅、烏龍茶

夕食

焼きそば、刺身(鰺)、味噌汁(豆腐)、烏龍茶

 

1月27日(土)

朝食

稲荷寿司、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

おにぎり(鰹昆布)、烏龍茶

夕食

ごはん(味付け海苔)、カップ焼きそば(ペヤング大盛)、中華スープ(豆腐、分葱)、烏龍茶

 

1月28日(日)

朝食

ごはん(鰹昆布、味付け海苔)、烏龍茶

昼食

稲荷寿司、烏龍茶

間食

大学芋、烏龍茶

夕食

ごはん、五目春巻、焼き烏賊、レンチンモヤシ、味噌汁(海苔、分葱)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

改まって、言うような事もないが、本当に、この『サンクチュアリ』って青年漫画は名作だ。

名作漫画の定義、名作と言えるだけの理由は色々と、人によって違うだろうけど、個人的には、巻を重ねるごとに面白くなっていく、なおかつ、何度、読み返しても、その度に感動が増す、これだ。この二つが、『サンクチュアリ』にはあるから、私は、堂々と、名作漫画、と断言できる。もちろん、異論は認めている。

ついに、伊佐岡に繋がりを知られてしまった浅見と北条。綺麗な身のままじゃいられない政界に、どっぷりと全身を浸した上で、沈みかける、沈められそうになった事が幾度あっても、今日までしぶとく生き残り、泥臭い戦いを続けてきた老政治家が、怪物な訳がない。

そんな伊佐岡相手に、つまらない誤魔化しは無意味だ、と悟った二人だからこそ、続けた伊佐岡の篭絡に一切、なびかず、威風堂々とした振る舞いを崩さなかった。甘い餌に飛びつかず、自分たちの力だけで、自分たちの野望を形に、どれだけ時間がかかっても、どれだけの犠牲を払ってもしてみせる、と胸を張る若さが輝く姿に、伊佐岡の胸は打たれたようだ。

自分が汚い事をしてきて、この地位に辿り着き、これからも守り切る、と固く誓っているからこそ、自分がこうなる為に切り捨てたモノを持った上で、苦難の道を進もうとする心力を持っている、決して捨てないだろう、と確信できる北条と浅見に、そりゃ、伊佐岡の心が揺さぶられるのは当然と言えば当然。

だからこそ、そんな二人を敵じゃなく、強敵として認めた上で、全力で叩き潰しにかかるんだろう。自分の地位を守るために、この若造どもは完全に潰す、とあらゆる手を使う伊佐岡は、政治家としても、人間としても、男としても、間違っていないな、と私は思っている。

好感を持てるか、と聞かれたら、正直なとこ、否なんだけど、伊佐岡ってデッカい壁が、浅見と北条の前に立ちはだかるからこそ、この『サンクチュアリ』は面白い、と思うので、伊佐岡に対する感謝に近い念はあるかもしれない。

そんな伊佐岡相手の選挙戦が熱を帯びていく中で、浅見と北条には、それぞれ、トラブルが訪れる。北条が極道ってイメージに縛られ、なおかつ、自分のこれまでやってきた生き方を今更、変化させられない弱者にくだらぬ邪魔をされる一方で、浅見の方は肉体に異変が生じてしまう。苦しみを、決して顔に出さない男が痛みに耐えきれず、汗を発し、膝を着く・・・それは、どう考えても、命に死神の爪がかかるほど、体の内が蝕まれているからだろう。その不調を浅見は北条に何が何でも隠そうとし、北条の方は気付いたとしても、気付いていないフリをする、その青臭いからこそ美しい男の友情に泣かない奴はいないよな。

どんなに、伊佐岡に追い込まれようと諦める事を知らない二人だからこそ、逆転のチャンスは訪れる。北条には闇献金事件の捜査に当たり、伊佐岡に大逆転されて惜敗を喫したものの、火が消えていない石垣さんが味方になってくれた。浅見の方も、野望のデカさじゃ負けていないビゼットが連れて来てくれたアメリカ合衆国の大統領が良いサポートをしてくれた。そして、望月と原口がロシアンマフィアのボスであるソロコフと癒着している事を明るみに出せた事で、勝敗は最後の最後まで分からなくなった・・・

色んな意味で、終わりに向かっての加速が始まったんだな。一体、どんな決着をし、そして、ラストを魅せてくれるのか、期待で胸が膨らむ。本編もそうだけど、最終巻の帯コメントを、誰が書くのか、そこが気になる。欲を言えば、芸能界でも、「麒麟」の川島明さんに負けないくらい、大ファンを公言している「千鳥」のお二人にコメントしてもらいたいが、どうだろうか。

 

この台詞を引用に選んだのは、先述もしたが、伊佐岡って怪物のデカさが見えるものなので。

あくまで、私個人の憶測ではあるけど、この言葉を腹の内じゃなく、口から出した事で、彼は浅見と北条の二人に、自分が敵わない事を悟っていたんじゃなかろうか。

もしも、自分が、若い時の志、それの半分は無理にしても、二割程度は残せていて、日本の政治をまともに出来ていたら、このタイミングで、浅見に自分が先達から受け継いだ汗と血、涙、そして、魂が染み込んだバトンを、何の躊躇いもなく渡せた。

けれど、自分の至らなさで、今、それが出来ない。

だからこそ、二人に、自分を超えてみろ、みたいな意味合いで、あそこまで、えげつない、容赦がないにも程がある手を打ち続けたのかな、と私は勝手に思っている。

「・・・・・・オレは、10年、日本の政治を遅らせたわ・・・」(by伊佐岡紀元)

 

この会話を引用に選んだのは、浅見と北条、二人の、言葉じゃ説明できない、すべきじゃない友情を表してくれているから。

自分で進退を決断する、それは大事な事だ。

でも、そんな自分と支え合い続けてきた、もう一人の自分と言っても差し支えない親友に、自分の未来を託せる、これは、尋常ではない硬さの友情があるからだろう。

自分たちの夢の成就が遅れてしまう、それを覚悟の上で、この敗北を受け入れる潔さ、痺れる・・・・・・

「・・・・・・私のバッジを外せるのは、有権者でもなければ、伊佐岡幹事長でもない・・・・・・たった一人の男です!・・・・・・どうする!?」

「・・・・・・外そう・・・」(by北条彰、浅見千秋)

 

この台詞を引用に選んだのは、石垣さん、良かったな、と本気で思ったので。

これを言って許されるのは、北条彰クラスの漢気を持っている漢だけだろう。

パッと思いつくのは、前田慶次、両津勘吉、冴羽リョウくらいかな・・・

また、その後のシーンも、大人向けではあるんだけど、決して、下品じゃない。

こういう青年漫画だからこそグッと来るセックスシーンは大事だ。

「・・・よ、用って・・・」

「・・・おまえを・・・・・・抱く・・・」

「!!」(by石垣、北条彰)

 

この台詞を引用に選んだのは、北条がカッコいいってのも大きいが、北条を通して視えた史村先生の信念にグッと来たので。

確かに、綺麗事だ、これは。

しかし、その綺麗事を現実にする力が、本来、人間にはあるんじゃないか?

史村先生が、教育こそが国を国にするには必要だ、と本気で信じていなければ、これは、北条に言わせられない。

池上先生も、この信念に震えたからこそ、北条がこれを堂々と言うシーンには、いつも以上の気合が入ったんじゃなかろうか。

自分の絵で、史村先生の教育論が台無しになってしまうってプレッシャーは凄まじかったはずだが、読み手の胸を打つ絵を描き切った、そこがグッと来た。

また、北条の言葉を聞いた伊佐岡が、改めて、自分の老いを痛感しているのも、胸に熱い物を込み上げさせる。

今、日本の財政がカツカツなのは百も承知で、今回の震災へ真っ先に有り金をブッ込んで、復興を早めるのが最優先なのは当然。

その上で言いたいのは、岸田さん、増税したいのなら、それで作った金を、何に使われるか、判らない外国への支援じゃなくて、まず、日本の教育現場にブッ込んで、学ぶ側と教える側を豊かにしてくれ。

国民が、イジメも何も起きなくなった学校で健全に学び、余計な知恵を付けるのは困る、と思い、教育に金を使うのを躊躇うのであれば、アンタは日本って国のトップにいるべきじゃないぞ?

増税メガネ、と揶揄されても、未だに、その地位に執着できるほど面の皮が分厚いのならば、自分の器を踏み台にして、日本を救える若手に襷を渡すのも、総理としての、すべき仕事じゃないか?

「・・・今、この地球上で起こっている種々の紛争、内乱・・・そして、先進国における凶悪犯罪の増加・・・私は、そのすべてが教育に起因している、と考えています!・・・指導者、権力者による一方向性の教育・・・・・・宗教的な単一思想教育・・・先進国では、権利だけが主張され、権利に付随するはずの義務、責任が忘れられている・・・たしかに、今、カンボジアは疲弊し、混乱している・・・だが、10年後、20年後を、考えてください・・・今、適正な教育を受け・・・自由を知り・・・権利を知り・・・その権利に付随する義務、責任を知る・・・・・・そこで、初めて、自分達とはなんなのか・・・国とはなんなのか・・・・・・自分達が果たさなければいけないことはなんなのか、を考え始めるでしょう・・・その彼らが、成長した10年後、20年後に初めて、真の独立国家が誕生する!!」(by北条彰)

 

この北条の台詞も、なかなかにグサッと来るものだった。

この台詞に胸を打たれ、自分はどうだろうか、と言動を思い返し、恥ずかしくなったのは私だけじゃあるまい。

恐らく、今年も、選挙があるだろう。

私も、今回の選挙は、今まで以上に、真面目に考えて、投票しよう。

さすがに、国民に暴力を揮う奴には投票できないが、北条のように、歪んだ性根を叩き直す愛が詰まった平手打ちを繰り出せる男にだったら、票を託せる。

「・・・あんた、弱いモノに対しちゃ、徹底的に強く出る・・・反面、強いモノにゃ、おそらく、媚び、へつらうだろう・・・あんたの姿が、今の日本人、日本という国の姿だ!!あんたらの一票は、候補者に与える一票じゃない!あんたらの考え、日本人の考えを示す一票なんだ!!」(by北条彰)

 

そして、この台詞にも、ギュッと胸を締め付けられた読み手は多いだろう。

こんな友情で結ばれている男達が、今、いるだろうか・・・

正直なところを言えば、私には、こんな友人はいない。

きっと、私だったら、友人の体調不良を知ったら問い詰め、無理に動くのを止めてしまうだろう。

北条だって、浅見の無茶が、彼の命を縮めるのは解っている。

それでも、止めない、止められないのは、彼が止まらない、と知っており、同時に、自分も彼に止められたくないから。

石垣さんは、女である己が、今さら、浅見と北条の間に割り込めないのは重々承知していただろうけど、これを痛感させられ、ショックは小さくなかっただろう。

けど、そのショック以上に、自分が良い男に惚れた事も実感しているんじゃないかな。

「・・・何があったの・・・」

「・・・浅見の体に異変が起きている・・・・・・人前では、絶対に苦痛の顔を見せない男が、青木の前で倒れた・・・普通の状態ではない」

「そ、そんな・・・だったら、何故、本人に聞かないの!?事実を確かめるのが先でしょう!」

「・・・もし、オレが浅見の立場だったら、オレは絶対に言わない・・・また、浅見もオレに絶対に問わないだろう・・・」

「・・・な、何故・・・」

「今日まで生きてきた・・・・・・オレ達二人のルールだ・・・」(by石垣、北条彰)

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三大特撮感想(2024/1/21分)

2024-01-26 20:23:23 | 日記

ウルトラマンブレーザー

第20話「虫の音の夜」は、そのサブタイトルがピッタリだな、と思う感動要素が強めなストーリー展開でした。

今回のメインは、普段、地味・・・と言っちゃ失礼か・・・縁の下の力持ち、痒い所に手が届くサポーターとしていい働きをしてくれている副隊長のテルアキさん。前回のやらかしの罰も含んでいるのか、子供達用の観劇に演者として参加する事になってしまった「SKaRD」の面々。さすがと言うべきなのか、皆さん、大根役者の演技がお上手でいらっしゃる。そんな折に、テルアキさんへ兄からかかってきた電話の内容、それは、父が倒れた、と衝撃的なもの。

大慌てで帰って見れば、ピンピンとまではいかないにしろ、テルアキさんの父は自分の足で歩けていた。もう歩けるまでに回復したのかと思いきや、どうやら、それは、テルアキさんを実家に呼び出すための方便だったようです。見合いをさせるのが目的なのかな、と思いきや、そうじゃないらしい。どうやら、昨今、怪獣の出現が激しくなっている事で、怪獣と深く関わっているっつーか、戦っている息子の身を案じているらしい。兄から、父が、最近、勃発している畑荒らしで心労が祟り、本当に倒れた、と聞いたテルアキさんは、父がいつの間にか、自分が思っているよりも弱くなっている事を実感したようだ。それでも、自分の仕事に対して誇りを持っているからこそ、「SKaRD」を辞めるって選択肢は絶対にない。

どうすれば、父を納得させられるだろうか、と悩みながら、テルアキさんが父と共に山中を歩いていると、記憶にない洞窟を発見。どう見ても、怪しいが過ぎる。何かがいる、と判断したテルアキさんへ襲い掛かってきたのは、一連の畑荒らしの犯人である地底甲獣・ズグガンの幼体・・・キモが強めなキモ可愛い見た目だなぁ。ゲントたちがすんでの所で駆けつけてくれたおかげで、どうにか、命は助かったテルアキさんは、早速、調査を開始し、洞窟がズグガンの巣穴になっている事を突き止める。市街地ではないにしろ、人が住んでいる場所が近い以上は、外側から洞窟を吹っ飛ばせないので、内部にアースガロンへ潜入し、片っ端から、ズグガンの幼体をアースガンで撃っていくしかない。これはこれで、アンリさんじゃなくても、結構、精神に来そうだ。

そんな折、親のズグガンが現れ、アースガロンと戦闘へ突入。善戦はしていたんだが、一瞬の隙を突かれて大ダメージを受けてしまった上に、粘液で動きを封じられてしまう。続けて、ブレーザーもズグガンと戦うが、住処と卵を守る為に必死になっているのか、相当に手強い。実際んとこ、ズグガンは、畑に被害こそ出しているが、それは、自分達が生きるために必要な事。人間を餌にしていないし、建築物も派手にぶっ壊しちゃいない。しかし、共生が出来るかっつーと微妙、いや、無理。である以上、人間は、自分達の暮らしを守るために、ズグガンを駆逐するしかない。テルアキさんが卵に向かって、プラスチック爆弾を投げる際に謝っていたのは、実に印象深かったですね。ラストで、テルアキさんのお父さんが、息子がズグガン殺しの咎を背負ってまで守ってくれた畑の土を抱え、声を震わせ、感謝していたのは、もう、グッと来ましたわ。

 

王様戦隊キングオージャー

第45話「王を継ぐ者たち」は、ミノンガンの能力の所為でカオスになったからこそ、余計に、カグラギとスズメの家族としての絆、リタとモルフォーニャの友情かつ主従関係にグッと来るストーリー展開になっていましたね。

前回、ヤンマがヒルビルによる洗脳でおかしくなっていたとは言え、力を暴走させてしまった事を反省し、王が持つ兄弟過ぎる力を一つに束ねるべく、真なる六王国同盟を締結させたギラたち。これで一つになったからこそ、ギラは守ってばかりではなく、攻めてこそ勝利と平和は掴める、と発言。もちろん、それに反対する王たちはいません。とは言え、まずは、自分達が、どれほどの力を得て、コントロールが可能なのか、を確認するのが最優先。さすがに、ぶっつけ本番で使うには危険が過ぎる。それは、案の定で、カグラギの王の証に宿る力は彼を火達磨にし、リタの王の証に宿る力は彼女を氷漬けにしてしまった。

赤鬼のようになってしまったカグラギが、イチャつくラクレスとスズメの姿に、笑いながらも馬鹿力のコントロールが出来ず、氷塊を粉々にしてしまうくだりは笑えましたね。ラクレスの事は王としても、男としても、人としても尊敬の念は抱いているけど、義弟って目で見ると、自分の可愛い妹と仲良しな様には苛立っちゃうんだな。今のカグラギを、イロキ様が見たら、さすがに、いい加減、妹離れせよ、とガチ説教が入るんじゃないか?

そんな折に、ヒルビルを倒された怒りで、ただでさえ低い知能がダダ下がっているミノンガンが攻めて来てしまったから、さぁ、大変。ゴチャゴチャ考えず、本能に任せて攻撃してくるタイプながらも、決して、バカじゃないミノンガン。しかも、下手に真っ二つにしてしまうと、新しいダグデドを誕生させかねない。どうしたらいいんだ、と迷ってしまったのがマズかった。ミノンガンの時間操作によって、ギラ、ヤンマ、ヒメノは精神だけを幼児に戻され、スズメとモルフォーニャは10年分の記憶を失う結果に。ギラたちが戦力外になってしまっただけでもマズいが、スズメはラクレスへの愛を忘れ、モルフォーニャは手癖が悪かった頃に戻ってしまったのも、より一層、事態を悪化させてしまった。

カグラギはスズメを、リタはモルフォーニャを、自分の後継者にしたい、と考えていたが、こうなった事で、それが正しいのか、と考え直していた。カグラギにトウフの住人になっていい、と言われ、一度は喜んだモルフォーニャだったが、彼女の中には、罪人の子と言うレッテルを剥がせるゴッカンの国王になりたい、そんな望みが宿っていた。一方で、兄の跡を告げるのは自分しかいない、と考えているスズメの中にも、本当に心から愛せる人と一生、添い遂げたい、乙女らしい夢があった。こんなカオスな状況だからこそ、ようやく、自分すら偽るカグラギと自分の心を閉ざしてきたリタは、自分の本心に気付けたんでしょうね。炎と氷、二つの力を使って、互いへのダメージを0にした事で、ミノンガンの封印に成功する。それにより、スズメはラクレスへの愛を取り戻して兄の元を離れ、モルフォーニャは野望を思い出して友と前に進む。

 

仮面ライダーガッチャード

第19話「りんねの夜明け!変身・マジェード!」は、サブタイトルに入っている通り、ヒロインであるりんねがメインを張るストーリー展開になっていましたね。脚本が、井上敏樹先生の娘さんである井上亜樹子さんってのも激熱い。

志を一つに、「キッチンいちのせ」を拠点とした連合を立ち上げ、アカデミーへのカチコミをしよう、と気合を燃やす宝太郎たちに対し、りんねは少し落ち着き、ルールを守ることの大切さを諭す。それは尤もなことながら、ルールに従うのであれば、りんねは、ミナト先生に指輪を渡せ、と迫られた際に渡すのが筋だった。にも関わらず、それを拒んだ。どうして、自分が指輪を渡さなかったのか、その理由は自分でも解っている。尊敬する父から、錬金術師の信念と共に託されたものだからだ。

ルールは守るべきなのに守れない自分に逡巡するりんねの前に、再び、姿を見せたのが、ミナト先生。それでも、やはり、りんねは指輪を渡せない、と突っ撥ねる、感情的になって。りんねを守るべく、同時に、ミナト先生の本心を問い質すべく、宝太郎はガッチャードに変身し、ドレッドと戦う。変身者と仮面ライダーとしてのスペック差を考えると、ガッチャードとドレッドは、ほぼ互角。実際、宝太郎が本気で倒す気になれば、圧倒できたはずだけど、変身者がミナト先生って事もあってか、攻撃に精彩を欠いてしまっている。それでも、このままじゃ負けるってとこまで追い込まれりゃ、やるしかない、と肚も座り、ガッチャーイグナイターを使う決断を下すが、さすがに、ファイヤーガッチャードが相手では分が悪い、とミナト先生は戦略的な撤退を選択。この辺りに、改めて、ミナト先生の強さを感じ取れるな。

その戦いの後、宝太郎から、父が裏切り者扱いされたのは、グリオンによる悪質な記憶操作の所為、と知らされて安堵するりんねだが、続けて、宝太郎が告げた風雅の信念の強さは、彼女の迷いが渦巻く心へ、更なる衝撃を与えたようだ。ルールを破ってでも自分のルールを優先する、こう聞くと、法律や校則を無視した行動を取ってもいい、と悪解釈されそう。と言うか、そういう解釈をするのは、信念のない、ただのバカだろう。確かに、世の中のルールや常識は守るべきだが、それが権力を持つ者にだけ都合が良く、社会的な弱者を虐げ、より理不尽な搾取を強いるものならば、自分の「間違ったルールには屈さない」ってルールを適用して、それをぶっ壊してもいい、ぶっ壊すべきだ、と制作陣は訴えたいのかな?

まぁ、その辺りはさておき、今回、ファンの血を熱くさせたのは、そんなりんねのマジェードへの変身ですよ。これまで、どんだけ望んでも、りんねが変身できなかったのは、自分の中に何が何でも通したい筋を見い出せていなかったから。だけど、今、自分の前でアトロポスが傷付けられそうになっているのを見て、りんねは望んだ、守る力が欲しい、と。例え、それが敵であっても、自分と同じように友達を作る勇気を出せない少女なのだから、自分は守りたい、と。それが自分のルールだ、と彼女が覚悟を完了させた時、指輪に秘められていた力は、それに応えてくれた。「ユニコン」と「ザ・サン」の力が合成された姿、それが、仮面ライダーマジェード サンユニコーン。その戦闘力は、ケルベロスマルガムを圧倒し、見事に撃破する。命を救われながらも毒づいて、その場から去ったアトロポスだけど、この経験が、彼女にどんな変化を齎すのか、期待大だな。何より、女子高校生らしい我儘を振り撒くりんねは、実に可愛い!!

 

 

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今日の出来事(13-1-21)

2024-01-21 20:36:05 | 日記

COMIC快艶(8)一言感想・その①

ねーうしとらうー#6「虎穴の五里六中(後編)」 てぃーろんたろん

強気な美少女ほど、その心を覆う固い鎧を快楽で剥がされたら、蕩けた一面を魅せてくれるもんだ。

互いの新発見 おたき

わくわく、この気持ち、好奇心、探求心ってものは、何歳になっても無くしたくないものだな。

トレカ女子と並んでみたら しろとび

私自身は、あまり、トレカには興味がないんだが、やっぱり、こういう喜びがあるからハマる人はハマるんだろう。

大きな愛はとまらない! 夜空柴

こんなにデカい体で本気の好きをぶつけてきてくれる恋人が出来た以上、男として、いつまでもウジウジしちゃいられんわな。

搾精ハーレム物語 第4話 内藤キララ

日向、ちっこい体に、でっけぇ漢気を秘めてやがる。

SCP-120-JP 世界で一番の宝石 駅前街中

本当に可愛い美少女の愛には、怪物の心を変えるだけのパワーがあるってことだ。

お狐様の搾精エッチ ゴールデン

見てはいけないモノを見てしまった、入っちゃいけない所に入ってしまった、そんな男がエラい目に遭うのはお約束だ。

りんね様はシコらせない 右の人みつる

まぁ、お互いが満たされ合うのなら、周りがとやかく言う事じゃないわ。

 

今週の食事

1月15日(月)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

黒糖鬼饅頭、紅茶(無糖)

夕食

黒麻婆豆腐丼、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月16日(火)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(おかか昆布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

肉じゃが、紅茶(無糖)

夕食

肉野菜炒め丼(豚モツ、モヤシ・麻婆もやしの素)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月17日(水)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若菜若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、小松菜、白菜・ステーキ玉葱ソース)、中華スープ(海苔、分葱)、烏龍茶

 

1月18日(木)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(鰹昆布×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(午房若布御飯)、烏龍茶

夕食

焼きそば(豚こま、白菜、小松菜)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月19日(金)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

コロッケサンド(とんかつソース、ケチャップ)、烏龍茶

間食

串団子(みたらし、柚子餡)、烏龍茶

夕食

鶏キムチ丼(鶏皮、キャベツ、人参、ブナシメジ茸、モヤシ・白菜キムチ)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月20日(土)

朝食

バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース

昼食

カップ焼きそば(ペヤング大盛)、野菜ジュース

間食

大学芋、野菜ジュース

夕食

鶏キムチ饂飩(鶏皮、エリンギ茸、小松菜・白菜キムチ)、烏龍茶

 

1月21日(日)

朝食

おにぎり(鰹昆布、おかか若布御飯)、烏龍茶

昼食

天麩羅饂飩(野菜の掻き揚げ、午房の掻き揚げ)、烏龍茶

間食

大学芋、烏龍茶

夕食

ごはん、烏賊野菜炒め(烏賊、白菜、青梗菜、ブナシメジ茸)、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

この(5)も、実に美味しかったです。

週刊ヤングジャンプで毎回、読んでいて、満足させて貰っているけど、単行本で読むと、更に美味しそうに感じてしまいますね。

そう感じる理由は、やっぱり、藤川先生とうえの先生が実力者だからでしょう。美食と美女、そのどちらも愛している両先生だからこそ、雑誌でも、単行本でも楽しめる漫画を描けるのです。

本当に、心から感謝したいですね、食漫画好きとしちゃ。

撫子さんクラスの美女が、美味しいものを美味しそうに食べている、その姿を見るだけで、冗談抜きに、心が満たされて、「あぁ、この漫画が読めて良かった」と思う訳です。

改めて、この(5)で思ったんですけど、撫子さんの食べ方と言うか、食事に対する向き合い方には、礼儀、を感じますよね。

食べ物と料理人に対する、一切、混じりっ気のない尊敬の念、ざっくりと言えば、感謝の気持ちが、撫子さんの食べ方には表れています。

だからこそ、撫子さんが食べている所を観ていると、お腹が空いて来てしまい、彼女が食べているモノを食べたくなるんでしょうね。

この(5)で、撫子さんが食べているものは、もう、どれも美味しそうでしたけど、胃が痛くなるほど悩んで、一つに絞らなきゃならないのであれば、第42食「味なやつ」のアジフライですね。博多式鉄板焼肉や、ハムライス、パーコーも美味しそうでしたが、一つに絞らなきゃいけないってなったら、私はアジフライを推します。

理由は、アジフライそのものが好きってのもあるんですが、撫子さんの味変テクニックに脱帽したってのが大きいですね。基本、私は、アジフライは醤油、たまに、ソースなんですが、まさか、初手で塩とは・・・参りましたって感じです。

 

この台詞を引用に選んだのは、撫子さんの魅力が、また一つ、解明されたな、と感じ入ったので。

魅力的な人ってのは、やっぱり、常に変化を恐れず、むしろ、今の自分をもっとイイモノに変えるための努力を惜しんでいませんよね。

色々な人と関わり、環境や状況に適応して、自分を変える、それでいて、大事な芯だけは決して曲げない。

だから、撫子さんは外も中も美しいんでしょう。

男女関わらず、美しくなりたいって人は、まず、変化、そこを意識すべきかもしれません。

もちろん、他者を平気で貶め、貶し、嘲り、蔑む周りに合わせて、自分の心を殺し、つまらない人間になっていく事は変化とは言いません。

それは、劣化です。美しくなるどころか、醜悪になっているだけです。

美しさ、とは己の生き様。自分で、恥ずかしい、と感じぬ生き方を出来る人間こそが美しい。

まぁ、こう書くと、罪を犯しても罪悪感を抱かず、俺カッケーと思っている輩が美人って事になっちゃいそうですけど、そういうのは、もはや、人ではなく、単なるケダモノに過ぎないので、例外っつーか、除外の対象です。

自分の生き様を恥ずかしくない、と言える美人は、例え、自分の大切な人に、自分の生き様を見られても、恥ずかしくない、と断言できる気がします。

何だか、言いたい事が、自分でも分からなくなりそうなんで、ここらで纏めますが、要するに、変化が止まらない撫子さんは美人、そこが重要なんです。

そして、大人の美しい女性同士の友情、実に尊い!!

「前半シャキシャキ、後半とろりと、旨味が増す食べ応え・・・もんじゃって、一枚で『前菜からメインの食べ応え』に変わる、“変化する粉もの”なのが面白いでしょ・・・!」

「変化する面白さ・・・なるほどね」

(ちょっとさみしく思ってたけれど・・・良いものを知って進化していく)

「なんか、撫子はもんじゃっぽい」

「えぇ、何が!?」

「なんとなく」(by和泉撫子、凛華)

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三大特撮感想(2024/1/13分)

2024-01-19 20:08:53 | 日記

ウルトラマンブレーザー

第19話「光と炎」は、ブレーザーのパワーアップに大興奮必至な回でしたね。また、ブレーザーと「SKaRD」の絆がより一層に強まったと言っても過言ではないでしょう。

ブレーザーは、これまでのウルトラマンたちは異なり、フォームチェンジをしません。かと言って、決して、弱い訳じゃありません。こう言っちゃなんですが、野性味とフィジカル、なおかつ、技の工夫で、怪獣を倒す感じです。同時に、ブレーザーには、チルソナイトソードがあります。

そのチルソナイトソードが、ブルードゲバルガによってぶっ壊された時にゃ、ほんと、「うぉい!?」と声が出ちゃいました。ゲバルガがチルソナイトソードによって一刀両断された事を知っていたからこそ、真っ先に、脅威となる武器を壊したってのは、見た目に依らぬ知性の高さを感じさせました。

虎の子でもあるチルソナイトソードを失い、しかも、ブルードゲバルガの体内に取り込まれ、今まで以上の窮地に陥ってしまうブレーザー。そんなブレーザーとゲントのピンチを救うべく、ワームホールを通ってやってきてくれたのが、炎竜怪獣・ファードラン(命名はゲント)!! どうやら、ブレーザーのマブダチかな? いずれにしろ、強いッッ ブルードゲバルガから生えているイルーゴを一瞬で灰燼に化すって、どんだけの高温を帯びてるんだよ。しかし、このファードランの真骨頂は、単純な火力じゃなかった。まさか、ブレーザーの武装になり、彼とチルソナイトソードを強化するとは予想外。これは、カッコいい!! 炎と雷の力を以て、見事にブルードゲバルガに大勝利ッッ

エミと父の親子愛にグッと来たのも束の間、まさか、ここで、ドバシが動くとは。やはり、寺田さんの怪演が、作品をびしっと締めてくれている。ドバシの思惑が、現時点ではよく解らんな。少なくとも、心から、地球の平和を想っているようには思えん。ドス黒い野心を持っているのは、確実そう。エミの父親が遺した日記には、一体、どんな秘密が隠されているんだろうか。あくまで、個人的な予想だけど、ドバシがラスボス怪獣に変貌するパターン、あるだろうか・・・

 

王様戦隊キングオージャー

第44話「王の証!真の六王国同盟」は、ストーリーの深味に唸らされましたねぇ。

子供を置き去りにしているストーリー展開は今更ですが、今回は大人こそ真面目に考えなきゃいけないテーマでした。そのテーマってのが、「権力の扱い方」。正直な話、この「権力」ってものを、正しく扱える人間は、これまでいないし、今もいないし、これからもいないでしょうねぇ。どんなに立派な人間でも、自分の器からはみ出る「権力」を得てしまったら、どれだけ、強い自制心を持っていても、制御しきれず、性根が腐敗していき、自分の人生だけじゃなく、他者の人生までメチャクチャにしていってしまいます。

なら、「権力」なんか持つべきじゃない、と思うでしょうけど、国をトップとして守るためには、どうしたって、その「権力」を手にして、他国の権力者相手に対し、振るわなきゃいけません。大切なのは、「権力」の恐ろしさを実感し、「権力」に自分が変えられていく事を自覚しながら進んで行き、これ以上はマズいって所をちゃんと見極め、生贄もとい後継者に託すことかもしれませんね。

今回、その「権力」に魅入られ、闇落ちしかけたのが、ヤンマってのが、これまた、リアルですよね。ギラに真っ直ぐさで負けているにしても、ヤンマはヤンマで、口が悪く、尖がっている風を装っちゃいますが、何だかんだで、潔癖なところもありますから、「権力」に酔いやすいんでしょう。己には過ぎた力を手に入れてしまい、暴君となりかけたヤンマを、ギラが憤りを込めた拳でぶん殴って目を覚まさせるって荒療治が、実にグッと来ましたね。そして、ついに、ンコソパをメチャクチャにしてくれたヒルビルを、ヤンマは倒しましたね。

結局のとこ、今回のゴタゴタは、クセが強すぎて、なおかつ、これまでの戦いで確かな絆を築いているのに、素直に協力するのを嫌がる六人の王を結束させるために、ラクレスが仕掛けた一手だったんですね。やっぱり、色々と画策して、野望を秘め、動き続けてきたラクレスの方が、ギラたちよりも上手でしたね。何にせよ、ギラたちが、これまで以上に精神的な成長を遂げ、結束を強められたんだから、結果オーライって事でまとめるのが一番ですかね。にしたって、ラクレスとスズメ、牢屋の中で思いっきり、イチャつきおる。きっと、牢番さんも、見ないフリをしているんだろうなぁ。

 

仮面ライダーガッチャード

第18話「駆け抜けろ! 進化のファイヤーロード」は、エクスガッチャリバーに続く、パワーアップアイテムのガッチャーイグナイターを宝太郎がマヂに体を張ってゲットし、強化フォームに到る展開が、実に熱かったですね。

思惑は読めない(まぁ、個人的には、宝太郎たちを守り、同時に、彼らの成長に期待しているから、と信じていますが)ものの、ミナト先生が裏切った事によって、宝太郎たちは錬金アカデミーから追放された形となり、学校の記録、生徒たちの記憶からも、ミナト先生の存在は消されていました。記録の方はともかくとして、教師として、しっかり仕事をしていたであろうミナト先生は、世界を守る目的があったとは言え、生徒が自分の事を忘れるのはキツかったんじゃないでしょうか? その痛みに耐えてでも、事を為そうとしているのであれば、ほんと、尊敬できます。

ミナト先生の事を信じてはいるものの、さすがに、この現状には、強メンタルの宝太郎もショックなようですねぇ。そんな憔悴状態に陥っていようが、敵はやってくるもんです。蓮華、錆丸に続いて、りんねまでも闇の中に取り込んだムーンマルガム。そのムーンマルガムに対して、宝太郎はガッチャード デイブレイクと共に立ち向かう。ミナト先生の裏切りのショックが大きくとも、仮面ライダーとしての信念までは失っていない宝太郎は、デイブレイクと見事な連携を魅せます。ヴァルバラドとペアを組んでも、ここまで出来ないだろうに・・・やっぱり、デイブレイクって・・・・・・

ムーンマルガムを撤退させるも、改めて、自身の戦闘力不足を痛感する宝太郎。ナンバー10たちの力を借りるスーパー状態でも倒せないあたり、やっぱ、グリオンが用意した素体はかなりヤバい代物らしいですね。どうすべきか、と悩む宝太郎にデイブレイクが差し出したのが、ガッチャーイグナイター。これを使っているデイブレイクの強さを、実際に目にしているからこそ、宝太郎は、安易に受け取っちゃいけないんだ、と自分にブレーキをかけ、これを自分の錬金術で作る、そんなとんでもない発言をかまします。そんな宝太郎をバカにせず、むしろ、尊敬したかのようなデイブレイクは、「タイムロード」の能力で、宝太郎を過去へ飛ばす。10年前に飛ばされた宝太郎は、幼い自分がウロボロス界でホッパー1、スチームライナーと遊んでいるのを見て、エックスレックスとの邂逅で視た過去が事実であった、と知りましたね。同時に、宝太郎は、グリオンによる記憶改善で、りんねの父・風雅が裏切り者になってしまった事も突き止めます。そして、幼い宝太郎は、自分を守ってくれた宝太郎に、お礼として、自分にとって「友情の証」でもある宝物のゴーグルを贈りました。その後、風雅は小さいながらも、友達の為にガッツを魅せてくれた幼い宝太郎の記憶に礼を言いながら、規則に則って記憶を消しながらも、再会を予感していたようです・・・個人的に、気になるのが、どうして、幼い宝太郎は、ウロボロス界にいたんでしょうか? あそこは、普通の人間が入り込める場所ではないでしょうに・・・

現在に戻って来た宝太郎は、幼い自分から託されたゴーグルを素材として、新たなガッチャーイグナイトを練成。成功に喜んでいるのも束の間、ムーンマルガムが動き出します。しかし、覚悟を新たにした今の宝太郎に、もう、不安も気負いもありません。ここで、ムーンマルガムに勝てねば、人間とケミーが一緒に暮らせる未来を、自分の手で作るなんて夢のまた夢なんですから。人間的に成長した宝太郎は、ガッチャーイグナイターの力によって、ファイヤーガッチャードにパワーアップ!! ガッチャーイグナイターを使用したにも関わらず、自分と異なる姿に変身した事に、デイブレイクは驚き、そして、喜んでいましたね。ファイヤーガッチャード、最高の武器は、加速力。目にも映らぬほどのスピードは、攻撃力を格段に高め、相手にガードさせる事を許さず、仮に間に合ったとしても、ガードを吹っ飛ばします。人質を遣おうとしても無意味どころか、それは火に油を注ぐ結果に。とんでもないパワーを溜め込んでから飛び出して繰り出すスチームホッパーバーニングフィーバーは、脅威的な再生力を誇っていたムーンマルガムの核すら焼き尽くし、見事、ネミネムーンの救出にも成功しました。そして、やっぱり、デイブレイクは、未来、しかも、最悪の絶望を経験した事で最強になった宝太郎だったようですね・・・大雑把に言えば、デイブレイクはエミヤかな? いずれにしろ、未来は少しだけ変わったようだ。これからの、宝太郎たちの戦いが楽しみだな。

 

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今日の出来事(13-1-14)

2024-01-14 20:49:51 | 日記

COMICアンスリウム(2024/1)一言感想・その②

青春の繋がり方 消火器

大好きな誰かの特別になりたい、と思う気持ちは、決して、女々しくない。

学校でも押しかけ染谷さんに耐えられない!! アシタ

こりゃ、卒業する頃には、ママになっていても不思議じゃないわ。

八重の花が色づくとき いずミケ

可愛い少女に、牝と言う名の淫らな色と形、香りの花を咲かせる、それは男の醍醐味か。

ウラアカ妻 うさ城まに

同意を得られるか、は微妙な気もするが、こういう状況で悪いのは、綺麗な奥さんをセックスで満足させられなかった旦那の方だ、と私は思っている。

表の顔裏の顔 エビフライ定食

この世に偶然は無いのだから、その写真を見つけたのは、縁が結ばれる兆しだったんだろうよ。

私の素敵な王子様 お肉

何の努力もせず、簡単になれた王子様に惚れてくれるお姫様がどこにいる?

口止めは性交渉で ホウホケキヨ

個人的には、姉妹丼で続きを描いて欲しいトコだな。

絶対にエロ同人作家の僕の彼女は浮気なんてしない ひらり

自分にはもったいない、と思うのなら、そのコンプレックスを打ち消せるよう頑張れよ。

ぱらのいあけ~じ その121 クール教信者

コロナ禍も収まりつつあるし、今年からは、こういう楽しい外飲み会が出来るようになるかな。

ガールズドーン!!(67) 山本AHIRU

飛切家は、やべぇのしかいねぇな・・・今更だけど。

 

今週の食事

1月8日(月)

朝食

鯛飯、烏龍茶

昼食

コロッケサンド(トンカツソース)、キャベツの千切り、烏龍茶

間食

干し芋、烏龍茶

夕食

鯛飯、肉野菜炒め(豚こま、モヤシ・ステーキ醤油ソース)、キャベツの千切り、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月9日(火)

朝食

バケット(オレンジマーマレード)、烏龍茶

昼食

おにぎり(若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

ドライピーチ、烏龍茶

夕食

ごはん、肉野菜炒め(豚こま、ピーマン、モヤシ・ステーキソース《粗挽き胡椒》)、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月10日(水)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(梅紫蘇若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

ドライピーチ、烏龍茶

夕食

ごはん、肉野菜炒め(鶏皮、ピーマン、モヤシ・ステーキソース《粗挽き胡椒》)、味噌汁(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月11日(木)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(おかか昆布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

ドライピーチ、烏龍茶

夕食

青椒肉絲丼、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

1月12日(金)

朝食

バケット(イチゴジャム)、烏龍茶

昼食

おにぎり(おかか若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

ドライピーチ、烏龍茶

夕食

ごはん、アジフライ(ポン酢、ケチャップ)、野菜炒め(法蓮草、オクラ、モヤシ・粗挽き胡椒ステーキソース)、味噌汁(油揚げ、分葱)、烏龍茶

 

1月13日(土)

朝食

ごはん(鰹昆布)、烏龍茶

昼食

おにぎり(梅ちりめん御飯、若布御飯)、烏龍茶

間食

おにぎり(鰹昆布)、烏龍茶

夕食

天丼(野菜の掻き揚げ、午房の掻き揚げ)、味噌汁(油揚げ、分葱)、烏龍茶

 

1月14日(日)

朝食

鮭飯、烏龍茶

間食

豚饅、冷水

昼食

鮭飯、コロッケ(ケチャップ)、烏龍茶

間食

黒糖鬼饅頭、烏龍茶

夕食

焼きそば(豚モツ、モヤシ)、中華スープ(海苔、分葱)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

ヒドいっ

ヒデぇッ

メッチャクチャ、ヒドすぎる!?

漫画の感想は10行まで、と決めているのに、もう、3行も使わされてしまった。

しかし、それだけの衝撃が、この『ヤニねこ』には有り余っている。

私も、ヤンマガ系作品のヒロインは全て網羅している訳じゃないが、それでも、ここまで、モラルが全損しているヒロインはいない、と断言できてしまう。

それほどまでに、このヤニねこはヤバい・・・だけど、そこが面白いんだわなぁ、悔しいことに。

何でも、そうすりゃいいって訳じゃないだろうが、振り切るってのは大事なんだな、とコメディ漫画を読んで感じた事としては、今イチ、そぐわない感想を抱いてしまったほどである。

喫煙者の肩身が非常に狭くなり、立場が悪い、この現代で、漫画のヒロインに、愛煙家を通り越して、ニコチン中毒者をチョイスした、にゃんにゃんファクトリー先生の胆力と、それにOKを出している担当さんのネジの外れっぷりには絶句するより他ない。

この愛そうにも愛し辛いが、見捨てるにも抵抗が湧いてしまう、脳味噌が紫煙で燻されすぎているヒロインが、(2)で、どこまで、バカをやらかしてくれるのか、楽しみだ・・・・・・不安も大きいけど。

 

この台詞を引用に選んだのは、魂の奥底から出されてるなぁ、としみじみ感じたので。

私は煙草を吸えないから、よく解らんが、喫煙者の方は、かなり、この歓喜の念に共感できたんじゃなかろうか。

まぁ、喫煙者の漫画読みは、私は、ここまでヒドくねぇわ、と肩を怒らせそうだけど。

とことん、どうしようもねぇヤニ猫だけど、こういうトコがあるから、憎めねぇ。

「うんまいにゃ―――」(byヤニねこ)

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