ウルトラマンデッカー
第7話「希望の光、赤き星より」、これは、もう、テンション爆上がりでした。
スフィアによって、閉じ込められた状態にあるのは地球ではなく、火星も同じ。そんな状態の中でも、人々は心を強く持って生きていた。彼らをスフィアから守るべく戦っていたのが、かつて、地球で命懸けで戦っていたGUTS-SLECTの面々、そして、ウルトラマントリガーに変身するマナカケンゴ。
そんなケンゴの前に現れたのは、ユザレに似ているが、異なる雰囲気を纏う美女。彼女から力を託され、仲間に背中を押される形で、ケンゴは再び、地球へ降り立つ。その矢先に、ピンチになっていたウルトラマンデッカーを助けるって展開が熱い。
伝説の人と言っても過言じゃないケンゴが、ウルトラマントリガーの正体であると知って興奮を隠せないカナタ。そんなカナタへ、ケンゴは先輩として問いかける、君は何のために戦うのか、と。自分に誰かを守れる力があるからこそ戦う、と決めているカナタは、その問いに自信を持って答えられず。ケンゴは、そんなカナタに、いつか、その答えは自分で見つけなきゃならない、と優しさと厳しさを併せた態度で説く。ほんと、成長しましたね、ケンゴも。
スフィアの力を利用して復活を果たした邪神・メガロゾーア(第二形態)に対し、デッカーとの共闘、そして、新たな武器を用いて大ダメージを負わせるトコまで行くも、トリガーは内部にカルミラの姿を見て、トドメを躊躇してしまう。地球を守った彼だけど、カルミラだけは救う事が叶わなかった。それが未だに、彼の心に棘となって刺さっていたんだな・・・果たして、その棘を、アスフィアメガロゾーアを倒す事で抜けるんだろうか?
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
ドン30話「ジュートのかりゅうど」は、おいおい、どうなっちまうんだ、と最初から最後まで、観ている者をハラハラさせてくれるストーリー展開でした。ほんと、井上イズムが炸裂しまくっとる。
獣人に食糧にされてしまう現状に戦々恐々としていたアノーニらは、自力ではどうにもならないために、ドンブラザーズに力を貸して貰う事に。はるかちゃんの叔母さんであるゆり子さんを誘拐するってのは、ちょっとアウトではある気もするが、難題解決を依頼する側として、タロウたちの食事代も支払い、また、攫ってきてしまったゆり子さんも美食やマッサージなどで歓待するあたりに、人間が出来ているなぁ、と思ったのは私だけじゃあるまい。
アノーニの為に動くのは癪ではあるものの、ゆり子さんを救いたいはるかちゃんは、元カレの花村の母親・静香を尾行し、獣人である事を確信。一方で、アノーニから渡されたリストに、愛する妻の名前を見つけた雉野さんは狼狽しながらも、そんなはずはない、と考え、みほさんを追跡。まぁ、残念ながら、獣人なんだけど・・・
アノーニの動きを察知していたネコの獣人らは、アノーニを強襲して、ゆり子さんを奪い、はるかちゃん達を脅す人質に。ネコの獣人らの狙いは、自分達を唯一、殺す事が出来るムラサメ。また、犬塚さんには、ソノニが接触し、獣人を倒す作戦に協力してくれ、と要請。そして、タロウには、ツルの獣人であるみほが接触して、重大な事実を明かす。そうか、獣人を殺すと、コピー元になった人間も死に至ってしまうのか。
犠牲は出したくないタロウは、ムラサメを持っているソノニ、ソノザとの共闘は中止し、超新星鬼の撃破に集中。無事に、鬼ングも倒したけど、ついに、犬塚さんが、雉野さんの妻・みほが、自分の恋人である夏美に酷似している事を知ってしまった。この衝撃に、犬塚さんは耐えきれるのか。それに、妻を鬼と化すほど愛している雉野さんは、妻が獣人であると知った時、どうなっちゃうんだろう。
仮面ライダーギーツ
4話「邂逅Ⅲ:勝利条件」は、生きたいって気持ちを強く持っていれば、どこまで窮地に追い込まれたとしても、必ず、逆転のチャンスを掴める、と教えてくれるようなストーリー展開でした。
全てのゾンビを倒す戦いの中で、ゾンビに噛まれてしまい、毒素に侵された弥音。苦しむ中で、彼女はあれだけ逃げたかった家に帰りたい、と思ってしまう。人としては当然の思いではある。ただ、そんな気持ちを踏み躙られるような事実に、弥音は直面してしまう。
かつて誘拐され、怖い経験をした娘を心配しているんだろうが、GPSを大量に付けておくってのは、やりすぎだよな。これが、俗に言う、毒母か。あまりにも重く、粘着質で、そして、徹底的な母の愛に嫌気が差し、再び、家から脱出した弥音は、英寿と景和に本音を明かす。そんな悲痛さを纏う弥音に景和は心を痛めながらも「諦めないで」と諭し、英寿の方は心が折れかけている彼女に、ちょっとばかし乱暴な発破をかける。
ついに始まった第3ウェーブ。ゾンビジャマト相手に奮戦するギーツとタイクーンの前に現れたのは、ゾンビ化が進み、自棄になっているダパーン。自分はもう終わりだ、と諦めているダパーンに対し、仲間が出来たナーゴは生き残るチャンスを掴む事を諦めていなかった。そんなナーゴに、ブーストバックルをあげちゃう景和は、ほんと、お人好しだ。まぁ、嫌いじゃないんだけど。
苦しみながらも、最後まで足掻こうとするナーゴの闘志に、ギーツも協力。ナーゴは、ブーストアームドハンマーの必殺技で、見事にゾンビらを全滅させる。ほんと、ド派手な必殺技だったな。そして、最下位だった泰斗は、最後まで、呪いの言葉を吐きながら消滅し、成長した弥音は母の平手打ちを止め、改めて、宣戦布告をかましました。スッキリする流れでしたが、どうやら、ギ0-ツとバッファ、因縁のある、この二人の戦いが近い様子。