気の広場

気の世界あれこれ・・・
  日常雑感あれこれ・・・

失われるもの ・・・ 1.財(たから)

2010-09-23 06:29:37 | Weblog
財(たから)を失うことの失は小なり

  失のもっとも大なるは知恵を失うことなり  (増支部経典)



私たちには いろいろな財産があります。

財(たから)は 金銭や宝石だけではありません。


たとえば 若さも大切な財産でしょう。

刻々と老いていく人にとって

  ・・・ 残り火のような若々しさは かけがえのない財です。

女性にとって

  ・・・ 容色の「美しさ」は 魅力の財です。

あるいは

スポーツ選手にとっては

  ・・・ 「腕」が黄金のような価値をもっているし

サッカーのチャンピオンにとっては

  ・・・ 「脚」は生命ほどのねうちをもっています。



人間には さまざまな財があります。

こうした財産を失うことは

  苦しいことだし たえがたいことです。


虎の子の貯金を泥棒に奪われて

  ・・・ 自殺した人もいるし

顔を傷つけられて

  ・・・ 呪いにみちた犯罪者の生活におちいった女性もあります。



だが 釈尊は

  そうした財の失われることを ・・・ 「小なり」というのです。

    ・・・ 残酷に響くことばですね。


倒産した中小企業の経営者に

  あなたの失ったものは小さい といったら

    ・・・ 目をむいて怒るでしょうね。






  

世間は盲目 ・・・ うわべだけ

2010-09-23 05:15:18 | Weblog
世間は とかくめくらです。



博士号をもっていると ・・・ 名医だと思う。

  教授という肩書きに尊敬の念を払う。

衣をきて 数珠をまさぐっていると ・・・ 宗教家と思い込む。

  毎朝お経を読んだり写経していると信心家と錯覚する。

テレビに出ているから ・・・

  何か素晴らしい能力をもっていると早とちりする。


世間の目 マスコミの目は つねにものの外側ばかりみています。

外形 ・ 評判 ・ 虚名で判断します。

内容 実質などは みようとしません。


袈裟をまとったら その綺麗な衣にだけ目をとめて

  「良い坊さんだ 一人前の出家だ」と判断するのと同じです。

なぜ 衣をつけて お経をよむだけで

  一人前の坊さんといえるのか ・・・ 私にはわかりません。


博士で 白い手術着をきたって ヤブ医者はたくさんいます。

名医は そんな外見でわかるものではありません。


名僧も ・・・ しかり です。

マスコミに出てくる僧など

  ・・・ まず ロクな坊さんはおりません。

第一 命がけで修行していたら

  そんなヒマがあろうはずがありません。



このように 「風体(ふうてい)」 にとらわれて

  ものの表裏をみぬこうとしない怠慢さと いい加減さ ・・・

このうわべだけの軽率な判断を

  ・・・ 私たちは よくしがちです。