KINOKO WEB

きのこ関係です。ときどき植物。

ズキンタケ

2005-09-28 | きのこ 白バック
今回の青森いきで、青森だからこそのきのこっていうは出会いませんでした。
関東周辺でも見られる、たあいもないきのこを撮影してました。
一番の収穫はシャカシメジってところでしょうか。

それじゃあ、青森いきが無駄だったかというとそんなことはありません。
きのこがそこらじゅうに生えているので、効率よく調達できるのです。
きのこの白バックは「採ったらすぐに撮る」 これが基本です。
青森にはそれができる環境がありました。

少し前の富士山もいい感じだったのですが、最近はちょっと荒れ気味かなぁ。と感じてます。
わざわざ青森までいかなくても、それなりの環境はあると思います。私が知らないだけです。
また来年、チャンスがあったら青森にいきたいですね。

これは、そこら辺に生えていたけど、力尽きて撮影できなかったきのこ。
今度いったら撮るからね。
 ハナビラニカワタケ
 ヌメリツバタケモドキ
 マスタケ
 キララタケ
 ヤマブシタケ
 サクラシメジ
 ハタケシメジ

これは、じゅうぶんな個体数を撮影できなかったきのこ。
 キショウゲンジ
 ツキヨタケ
 アキヤマタケ
 ドクツルタケ



ズキンタケ Leotia lubrica (Scop.) Pers.: Fr. f. lubrica
2005年9月24日 青森県十和田市
CBM-FA-35894

ウラムラサキ

2005-09-28 | きのこ 白バック
白バック写真の照明は、100ボルト電源を必要とするストロボを使っています。
そのため、きのこを撮影するには、100ボルト電源のある場所まで運搬しなくてはなりません。
ほとんどは、発電機を使用して車の中で撮影します。
ときどき、ロッジや山小屋などで撮影しますが、言うまでもなく狭い車内より快適です。

やってみると、きのこをきれいな状態で運搬するのがむずかしい作業だとわかります。
こわれやすいきのこは、ショックをあたえないように慎重に歩きます。
テングタケの幼菌は時間がたつと、成長して傘が開いてしまいます。
クヌギタケは、地面と垂直にしておかないと傘が曲がってしまいます。
きのこを乾燥させないようにするのも重要です。

撮影には多くの手間と時間がかかります。
1枚でも多くの写真を撮ろうとしたら、きのこ狩りの時間を減らして、撮影に時間をかけることが重要です。
しかしながら、大物のきのこを見つけるには、それなりの時間を歩かなければならないのも事実です。
大物をねらうか、写真枚数をかせぐかむずかしい選択ですね。
最近の私は、大物ねらいをあきらめて、枚数かせぎに徹しています。
本当は、大物をつぶしていかないと図鑑はできないんですよね。

ちなみに、青森で撮影した種をカウントしてみました。
 1日目:6種
 2日目:10種
 3日目:17種
 4日目:8種
 5日目:7種
3日目が多いの強力な助っ人があったためです。
自力でやった場合は10種が限度でしょう。
青森は、撮影場所の周辺できのこを調達できるという、恵まれた環境でした。
通常なら、1日に5種撮影できれば、よくやったという感じです。



ウラムラサキ Laccaria amethystea (Bull.) Murr.
2005年9月22日 青森県十和田市
CBM-FB-35888