ベスト・キッド The Karate Kid

ベスト・キッド
監督　ハロルド・ズワルト

1984年の（ベスト・キッド）のリメイク

今回舞台は中国の北京、紫禁城、万里の頂上,仙人がいそうな武当山など。

　かなり良いできだった。カラテも今回はカンフーになっている

ほとんどの人がエンディングロールでも席をたたなかったた

「ええ、今更なんでベスト・キッド、、、」と言うのが

私の最初の感想だが、映画は見ないとわからない

ジャッキー・チェンが、ミヤギの役柄だし、ウィルスミスに奥さんも製作総指揮だし

やっぱ見とこう、と出かけた。

主演のジェイデン・スミスはウィル・スミスの実の子供で

3歳からカラテを習っていたそうだ。

今回おなかの筋肉がわれているので、相当訓練したのだろう

動きもスピーディーだし、映画のなか、時間がたつにつれ面白くなっていく

作中　彼が好きになる女の子メイが可愛かった

とても素直な感じ。

　ジャッキー・チェンは珍しく妻子を亡くした暗いキャラクターで

深みが感じられた。しんみり。

　えいがは見ないとわからない。

　

新しい人生のはじめかた

ラブストーリー

監督　ジョエル・ホプキンス


邦題はずいぶんなタイトルですが

原題は　Last chance Harvey
ハーヴィーは主人公の名前

エマ・トンプソンとダスティン・ホフマンの

熟年恋愛ストーリー

私は（主人公は僕だった）の流れでできた映画ではないかと思っている

この作品のＨＰを見るとインタヴューがあって

やはりそうだと言う

すごいな私。なんてね。

前作ではふたりが脇役だった

ダスティン・ホフマンがピアノの腕前を披露している

なかなか素敵な役

なんですが、なんて言うか、本作でのってくるまで

ちょっと時間がかかった

演出が、、、

　監督は20代の恋愛には興味がないと言う

さえない二人という役柄、ついてない者同士という役柄が

親近感があって、ふたりの演技力で見続けた

さすがの演技で、やっぱりいいです

実体験でも離婚歴あり、職をなくした経験もあるダスティン・ホフマン

今じゃ考えられないけど、本当に彼がクビになって町をさまよったなんて。

地味だけど、じんわり。

やはり中年を過ぎた私の年齢が

この主人公に感情移入できるつぼかも。

40代、50代もう若くない

恋愛するには重い腰をあげなければならない

傷つく痛さも知り、あまり期待しすぎる

怖さも知っている。

だからそうそうにあきらめがちな年齢でもあり

いいわこの映画。

自分で書きながらじんわりきた。