ストーリーも事実に即したものだという。
だからだろうか?それほど劇的な展開はない。
にもかかわらず、惹きこまれるのは
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの存在感なんだろうな。
実際のフランク・ルーカスはもっとワルだったろうが、
デンゼルが演じることによって、
企業家のようなスマートさと牧師のような敬虔さを待ち合わせた魅力的な人間に描かれている。
一方、刑事役のラッセル・クロウは、70年代の雰囲気を違和感なく演技。
オスカー俳優の面目躍如だ。
VFX もない。こけおどし的な演出もない。大どんでん返しもない。
骨太な作品でオモシロかった。
田嶋陽子先生には怒られそうだけど、これは男の映画だ!
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