まだ2話しかみてないが、“らしい”世界観が滲みでている。
“らしい”と書いたが、僕はオリジナルの『ウルトラQ』をろくに知らない。
オリジナル『Q』は物心つくまえの作品だし、
ガキのころ『ウルトラマン』や『セブン』は再放送が頻繁に放映されていたけど、
『Q』の再放送はほとんどされてなかった。
第2話「洗濯の日」は、クリーニング店を営む洗濯怪獣ブレザレンが登場。
この怪獣、人畜無害どころか、ボランティア精神に溢れ、地域の人びとに愛されている。
服に限らず、お風呂に限らず、人間に限らず、
口から放出する青白い光の粒子で物体をことごとく浄化してしまう。
ラストシーンが、特に秀逸だった。
国連事務総長が登場し、ブレザレンに汚染された地球の浄化を直々に依頼するのだ。
ブレザレンは快諾し、フルパワーで粒子を吐きだす。
すると地球は.....
滅びたのか?浄化されたのか?
結局どうなったかはわからないが、心地いいモヤモヤ感がたまらなかった。
タイトルの「洗濯の日」は、「選択の日」でもあったんだろう。