SIDEWALK TALK

登山不適格者

Mountaineering4昨夜、「月一山の会」という登山サークルの総会に出席した。
総会といってもゆる~い会なので堅苦しいものじゃなく、
要するに会費徴収+飲み会的なもの。


その総会の席で、1冊の本が紹介された。
『登山不適格者』という本で、
著者は岩崎元郎というベテラン登山家だ。


僕は岩崎元郎という人を知らなかったが、
氏は、NHKテレビ「中高年のための登山学」で講師などを務め、
今の中高年登山ブーム火付け役の一人とのこと。


この本の中で、氏は山登りの意識やマナーが低下していると嘆いている。

日本百名山にしか関心のない「百名山病患者」
計画も実際の山行も他人任せの「タダ乗り常習者」
安易に携帯電話で救助要請する無責任登山者

…など、不適格の烙印を押している。


僕自身、登山は好きだけど、
そのスキルはといえばアマチュアの部類に属している。
だからエラそうなことはいえないけど、
登山の基本は「自己完結」と「自己責任」という
アティテュードは肝に銘じてるつもりだ。


別の本らしいが、こんな驚くべき「不適格」例があったらしい。
あるグループが稜線上で雷に打たれ、
死に直面した人まででているというのに、
手助けせずに通りすぎた登山者がいたというのだ。


登山者というよりも、
日本人のマナー自体が問われているような気がする。

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コメント一覧

存在する音楽
>ブログ、いつも楽しく拝見しています。
http://yaplog.jp/danke-moon-s0/
>ブログ、いつも楽しく拝見しています。
有難うございます
そう言って頂けると嬉しいです。

いやー節操なく聴いているだけですよ♪

>Steve Winwood のアルバム
そう言えば最近売っていましたね。
お金が続きません(苦笑)
mf >> 存在する音楽 さん
わぁ、ひさしぶりですね。
http://www.kiribako.net/
わぁ、ひさしぶりですね。
コメント、ありがとうございました。
  
この本を実際に読んだわけじゃないので何ともいえないんですが、
マナー違反を頭ごなしに批判してるわけじゃなく、登山初心者の心得的な内容のようです。
  
「情報」という日本語は意外に曖昧で、
「information」なのか?「intelligence」なのか?
を見極める必要があるように思います。
  
話は変わりますが、
ブログ、いつも楽しく拝見しています。
相変わらず音楽の趣味が多岐にわたっていて、すばらしいですね。
  
僕はこないだ、Steve Winwood のアルバムを買いました。
佐野さん同様、すばらしい年齢の重ね方をしていて、
今がピークじゃないかと感動しました。
存在する音楽
ハイキング程度の山登りしかしませんが、その筋の...
http://yaplog.jp/danke-moon-s0/
ハイキング程度の山登りしかしませんが、その筋の人から教わって登山をしていた時代ではなくなり、様々なメディアを通して情報を得ることができるようになったために、よく知っている人から知らない人へ直接伝えることとは違って、抜け落ちてしまう「情報」が沢山あると思います。

メールやこうしたBLOGの情報には限度もあるし、人と人とのコミュニケーションは一瞬関係ない話も聴かなきゃいけないんだけれども、そこに大切な話もあるはずで、ユビキタスでピンポイントで欲しい情報だけ効率よく取り出しても、大局から見れば滑稽で愚かしい言動をしてしまう結果を招くこともあると思います。そういうことを考えると深刻だなと思います。
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