北朝鮮の核実験実施発表にたいして、現在、国連安保理では北朝鮮制裁決議案を協議中。
このケース、断固とした処置が必要なことはいうまでもない。
拉致問題や隣国の核保有の脅威とはべつに、
こんな暴挙を玉虫色の国連決議でうやむやにすると、今後あらゆる国で核実験がおこなわれる禍根を残すことになる。
すでに核を保有している大国と呼ばれる国が制定した、核拡散防止条約（NPT）には何かしらのわだかまりがあるが、
とにかく核兵器根絶は人類共通の願いであってほしい。
このままだと NPT は有名無実化する。
インドとパキスタンがすでに核保有を宣言しているし、
イスラエルが保有していることは公然の秘密といっていい。
北朝鮮の核実験の資金はイランから供出されてて、
その実験データはイランにフィードバックされているともいわれている。
ここで歯止めをかけないと、核の連鎖がはじまってしまうにちがいない。
北朝鮮の核実験宣言にたいして、わが日本政府は対北朝鮮全面輸入禁止措置を決めた。
当然の決定といっていいが、それによってマツタケの価格が急騰するという報道がされていた。
輸入業者への支援策は大切だけど、一消費者の立場からいえば、
「べつにマツタケなんて食べなくてもいいじゃん」
ていう気持ち。
「核」と「マツタケ」。
そのプライオリティは論ずるまでもない。
