静岡県東伊豆町の稲取温泉観光協会が事務局長を全国から公募していた。
任期は2年で、年収700万円+インセンティヴ100万円、さらに家賃無料のオーシャンビューの一戸建て住宅付き
という破格の条件。
予想をこえる1300人ほどの応募があったらしい。
難関を突破し、事務局長のイスを射止めたのは、まちづくり系NPO などで実績のあった46歳の女性。
組織が行き詰まったとき、外部から新しい血を入れることには賛成。
だけど、問題は新事務局長の力量より、彼女の権限を大幅に認め、稲富温泉の人びとが彼女の意見や施策を素直に受け入れるかにかかっていると思う。
せっかくの斬新でユニークなアイデアも、採用されなかったり、展開がスローだったりしたら意味がない。
新事務局長を、豊臣家(大阪の陣)における真田幸村にしないこと。
要するに、採用した側の体質改善が必要じゃないかな。
温泉観光については、かつては「男と企業」、いまは「女性とシルバー」、とよくいわれている。
社員旅行などの大人数での大宴会と大浴場の大量消費時代から、
小洒落た料理や鄙びたお風呂をパーソナルに楽しむ時代になっている。
雑誌やTVの特集でよく取り上げられてることからわかるように、
温泉自体の人気はかつてよりむしろ高いと思う。
こういう構造的な問題に対応すべく、
全国のほとんどの大温泉に体質改善が必要とされてると思うが、どうだろう。
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