かつて平安貴族たちは、まだ見ぬ白川の関（以北）を想うとき、茫々たる詩情が湧きあがったらしい。
近世においても松尾芭蕉が、みちのくと呼ばれたこの地域にロマンティシズムを刺激され、
近世文学の代表作「おくのほそ道」を完成させた。
九州人である僕は、２１世紀の今日でも、
奥州（東北地方なんていう地理用語はかの地には似合わない）を想うと遥かな気持ちになる。
奥州は、日本でもっともロマンティックなエリアなのだ。
そんな奥州のキャピタルである杜の都 仙台へ。
主目的は大学時代のサークルの同窓会なんですが、
もうひとつの楽しみはブロガーのイズミちゃんとの初対面（ネット界ではオフミというべきか？）。
ワイフもイズミちゃんとブログ友だちってことで同行しました。
ブログで知ってるイズミちゃんは、
ヨーロッパをひとり旅してロンドンで野宿したり、横浜までサッカー観戦にいったり、大学では音楽を専攻してたり
と、今どきのタフな女の子（いい意味でですよ）って印象。
じっさいに会った彼女は、そんなタフさを微塵も感じさせない、幼気でキュートな女の子でした。
奥州のジャスミンガールってカンジかな。
あらためてインターネットっていうテクノロジーのすばらしさを痛感。
このツールを悪用してるヤツらもたくさんいますが、
善意で活用すればこれほど便利でお手軽な通信手段はないですね。
今回のイズミちゃんと僕ら夫婦のような世代や地域をこえたコミュニケーションや友だち関係の構築は、ネット（ブログ）だからスムーズにいったんでしょう。
入口はネットでしたが、やはり人間関係の基本は FACE TO FACE 。
今回のように、直接あうのが一番です。
とにかく、仙台にガールフレンドがひとりできました。
