
各党が著名人の擁立に躍起になっている。
柔ちゃんにつづき、
絶好調男もたちあがれ日本から出馬するらしい。
僕は、巨人ファンだ。
中畑清氏が活躍した80年代、
僕はティーンエイジャーだったから、憧れの選手の一人でもあった。
それでも、今回の出馬には首を傾げる。
"populism" の本来の意味については議論があるだろうけど、
日本のメディアが使うことろの「衆愚政治」という定義に準ずれば、
各党がポピュリズムに突っ走っているこの現状は憂うべきことだ。
しかし、選挙民は僕ら日本人一人ひとりというのも現実。
悩ましい...
中畑氏は、出馬会見で、
巨人軍 長嶋茂雄 終身名誉監督の名前を連呼していた。
いい歳したオッサンが立候補の動機に他者の名前、
それも国民に圧倒的な支持を得ているヒーローの名前を利用するのはどうだろう。
自身の知名度だけでは飽きたらず、
ミスターの名声も利用しているといわざるを得ない。
ポピュリズムの極みだ!
いろんなジャンルから政治家が誕生することは、けっして悪いことじゃない。
けど、志なき、集票目当てだけの出馬(擁立)に、
眉をひそめているのは僕だけじゃないだろう。
このままだと、参議院は有名人の天下り先に堕してしまう。
いっそのこと無くしてしまえ!
と、叫びたくなるのは、拙速で乱暴な意見なんだろうか?
この国に、救いの御子が現れる清らかな夜はくるんだろうか?