SIDEWALK TALK

防衛省法案

Boeisho防衛庁の省昇格関連法案が、衆議院を通過した。
今国会中に成立し、来年1月には防衛省に移行する。


もっと早く省に昇格してもよかったんじゃないかな。
「庁→省」を「隊→軍」と同一視するひとがいるみたいだけど、
それはあまりにも短絡的すぎる。
政治や行政のことは門外漢なんでよくわかんないけど、
権限が拡大したっていうより、
シンプルになったってことだと思う。


じっさいに今までも防衛庁長官は国務大臣だったわけだし、
防衛庁が内閣府の外局だといっても形式上のもので、
実質的には「省」だったといっていい。
もちろん、防衛大臣が誕生しても、
最高指揮権が内閣総理大臣にあることは変わらない。


今回の省昇格でいいと思われるのは2点。

まずは、自衛隊の国際平和協力業務、
在外邦人輸送、
周辺事態における後方地域支援、
機雷除去などの海外活動を「付随的任務」から「本来任務」とすること。


冷戦が終焉しイデオロギー対立がなくなって、
自衛隊の活動は一変した。
自衛隊は、国際平和活動に積極的に参加し、
海外で多くの実績を積み重ねているし、その評価も高い。
僕たち日本人が、もっと自衛隊の海外活動を評価してあげないとね。


つぎに、防衛施設庁を廃止し、防衛省に統合すること。
これもシンプル化といっていいし、
談合天国だった防衛施設庁を解体するいいチャンスになる。


防衛庁でも防衛省でもどっちでもいいんで、
とにかく国民のための自衛隊であってほしいし、
平和のための省昇格であってほしいですね。

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