SIDEWALK TALK

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箍が緩んでる

2007-01-31 10:56:18 | アート・文化
Hinomaru安倍内閣にキレがないっていうか、精細さを欠いてる感は否めない。
最近では、政府税調会長の「一身上の都合」にはじまり、
今回は厚労相の「産む機械」発言と、逆風が吹きまくっている。
閣僚の失言やスキャンダル、与党との不協和音。
こんなことは、過去の政権にも日常茶飯事的にあった。
起こったことは仕方がないが、その後の対応がいかにも拙い。


これら不祥事続出の原因はひとつじゃないだろうけど、
根本は、安倍首相をはじめとするチーム安倍がナメられてるからじゃないだろうか。
内閣や官邸の箍(たが)が緩んでると、いわざるをえない。


米国における FEMA(合衆国連邦緊急事態管理庁)や NSA(国家安全保障局)みたいな組織構築のため、
首相補佐官制度を積極的に利用することは大いに結構だが、
それら補佐官が役に溺れて地に足が付いてないのはもはや明らかだ。
そもそも日本はネーションの中央集権政府であり、米国はステイツ(連邦国家)の連邦政府。
まったく異質なものだという認識が欠けている。
今の日本の法律では、道州制は夢のまた夢だ。
最近の官邸の惨状を見ると、なんのための官邸機能強化なのか?と疑問を感じる。


内閣が機能しないことで、得をする国民は一人もいない。
「美しい国」を標榜するなら、美しい立ち居振る舞いで政策をすすめてほしい。
誰だって、ミステイクはある。
赤い彗星と呼ばれたシャア・アズナブルは、かつてこう呟いた。
「認めたくないものだな。自分自身の、若さ故の過ちというものを…」


轟沈!

2007-01-30 09:22:33 | まち歩き
Gekichinきのうは、中津燦燦会の新年例会。
河豚ちりを堪能しました。
会終了間際、S 郎丸先輩が轟沈。
せっかくのトラフグを嘔吐リバース。
  
人事不省に陥った S 郎丸先輩を、タクシーでご自宅まで送迎。
返す刀で、二次会の M リゴへ。
その M リゴに到着してすぐ、Pーチェの京子ママから TEL が。
関西から友だちが来て飲んでる、とのこと。
 
M リゴを辞去して、押っ取り刀で Pーチェへ直行。
ひさしぶりに旧交を温めたんですが、
1時間後、僕の方も臨界点に達してたみたい。
 
で、友だちに別れを告げ、徒歩でトボトボと帰宅。
すると、後ろから聞き覚えのある声が…。
声の主は、JC の後輩ヒロシゲ君でした。
  
よほどフラフラしてたんでしょう。
固辞する僕を、ヒロシゲ君が半ば強引に家まで送ってくれました。
 
エラそうに S 郎丸先輩を送った僕ですが、どうやら僕の方も撃沈してたみたい。
ヒロシゲ君、ありがとうございました。
  


ローマな休日

2007-01-29 08:57:41 | まち歩き
La_maninaSUNDAY MORNING BLUE

汚れたベンチ
ストロベリーワイン
道端のサンディペーパー


なんにも予定がなかった。
観たい映画もなかった。

あてもなく街をぶらついて、ワインで昼酒。
おつまみは、骨付鶏のアッラ・カッチャトーラ(猟師風)。

「ローマの休日」ならぬ「ローマな休日」。
たまには、こんな休日もいい。

世界はこのまま何も変わらない
君がいなければ

  


126/88mmHg

2007-01-27 12:13:05 | 健康・病気
Blood_pressureほぼ月一ペースで、血圧検査のため通院している。
きのうの結果。

126/88mmHg

まっ、良好といっていいんじゃないかな。


T先生曰く、
 もう投薬をやめてもいいけど、
 このクスリは糖尿病、腎臓病、認知症などの予防にもなるから、
 サプリと思って飲んでおけ!
とのこと。


僕の主治医T先生は、所属してるボーイスカウトの団委員長。
いつも、患者さんが空いてる夕方に診察してもらう。
定期検診っていうより、月に1度の顔見世っていうか、
説教部屋みたいになってる (-_-;)

シャラポアって、まだ10代なんだ

2007-01-26 08:52:14 | スポーツ
Sharapovaここんとこ毎朝、「朝ズバッ!」で、
マリア・シャラポアの全豪オープンテニスの試合の模様が報道されている。


昨年は全米オープンを制覇し、この大会は第1シード。
決勝まで進んだとのこと。
美貌と人気だけじゃなく、実力もピカイチ。
そうとうな努力もしてるんだろう。


ところで今朝、その「朝ズバッ!」で、
「10代最後の全豪オープンで、初優勝をめざします」
と、女子アナからコメントされていた。


シャラポアって、まだ19歳なんだな。
いろんな意味で、「彼女はスゴイ」、と思わされたよ、


是が河豚かとたべてゐる

2007-01-25 09:53:00 | まち歩き
Chikushitei商談のため、大阪からお客さまが来津。
商談が合意に達し、急きょ お昼ゴハンを食べに、
中津一の老舗料亭 「筑紫亭」さんにお邪魔した。
筑紫亭のような老舗料亭に飛び込みなど、
普通とんでもないことなのだけど、
JC の後輩リュウちゃんのお店ということで、
無理をきいていただいた。


料理は、「さすが!筑紫亭」といった内容。
中津名物の鱧(ハモ)会席は秀逸そのもの。
お客さまは関西ということで鱧はめずらしくないはずだけど、
あまりの美味に感動されていた様子。
僕も奮発した甲斐があった。


筑紫亭では、中津の歴史も感じることができる。
福澤諭吉の扁額や特攻隊員がつけた柱の刀傷、大徳寺の高僧の掛け軸など、
あげればキリがない。
こういうモノにまったく精通してない僕だけど、
僕的に興味深いのが、種田山頭火の句の掛け軸。


筑紫亭(女将)さんの解説によると…
昭和5年11月、放浪の俳人、種田山頭火が、筑紫亭で催された句会で初めてフグを食べ、
詠んだご機嫌の句です。
「是が河豚かとたべてゐる」
と、ある。


これが名句なのかどうかは、僕ごときでは判読不可能だけど、
自由な魂みたいなものは、なんとなく感じた。

ディパーテッド

2007-01-24 10:45:47 | 日記・エッセイ・コラム
The_departed大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』をハリウッドでリメイクした映画、
『ディパーテッド』。
レオナルド・ディカプリオとマット・デーモンというダブル主演に加え、悪役としてジャック・ニコルソンが出演という豪華キャスト。
さらに監督は、最近レオ様とのタッグが多い、巨匠マーティン・スコセッシ。
これだけそろえば、オモシロいに決まってる。
 
僕は観てないが、
オリジナルの『インファナル・アフェア』は、パート3まで続編ができたくらいだから、オモシロかったんでしょう。
このリメイク映画も、ひじょうにオモシロかった。
 
マフィアに潜入した警察官と警察に侵入したマフィア。
その緊張感がよく描かれてたし、警察組織とマフィア組織のギリギリの諜報合戦も見応えがあった。
スコセッシ監督独特のバイオレンス・シーンは、ドギツサはあるものの決してグロくはない。
登場人物一人ひとりのキャラ設定も堅牢で、どの人物にも簡単に感情移入できる演出はサスガといっていい。
ただ、「潜入」という題材上やむを得ないけど、
映画全体に緊張感が出ずっぱりだったのは、観るものを疲れさせる。
 
プロットは、世阿弥がいうところの「序・破・急」がなく、
オープニングからの長い潜入場面が終わると、いきなりハードランディングにラストを迎える。
タイトルが『 Infernal Affairs 』(無間道)から『 The Departed 』(死者)と変更されてることからわかるように、
「そして誰もいなくなった」的なエンディング。
このリメイク版も続編があると勝手に思いこんでたため、ちょっと唐突な感じがするラストだった。

観て損はない映画です。
でも、見終わったあと、爽快感はありません。
念のため…。
  


トルコへ

2007-01-23 08:47:18 | 国際・政治
Istanbul唐突ですが、今秋(11月)、トルコへ行くつもり。
まだ先の話で気が早いんですが、旅行好きとはいえない僕。
今から宣言しとかないと心が折れるかもしれないんで、
敢えてブログにアップロードした次第です。

で、なんでトルコに行くかというと、JC の世界会議に参加するためです。
といっても、2005年に無事 JC を卒業した僕。
今や門外漢なんですが、ことし卒業する H 田君へのご恩返しです。
 
前述のとおり、僕の JC 卒業は2005年。
その年の JCI 世界会議は、ウィーン@オーストリアで開催されました。
卒業旅行を兼ねてウィーンに行くことにした僕ですが、同行者がいませんでした。
「独りじゃさびしいな」、と途方に暮れてたとき、
手をさしのべてくれたのが、当時理事長だった H 田君でした。
H 田君のお陰でたのしい旅行になり、いい思い出がたくさんできました。
 
で、今年、その H 田君がいよいよ卒業。
JCI 世界会議は、アンタルヤ@トルコ。
どうやらH田君も、同行者がいないみたい。
てことで、卒業してる身にもかかわらず、お返しに、のこのこトルコくんだりまで行こうっていうわけです。

とはいえ、トルコに関しても、開催都市アンタルヤに関しても、僕は(たぶん H 田君も)知識ゼロ。
コースもまったく決まってなく、イスタンブールやカッパドキア、トロイ遺跡などを観光するかどうかも不明。
また、行ったところで、それら世界遺産の知識もゼロ。
今から多少なりともスタディしとかなきゃ、と思ってる今日この頃です。
  


本当の真実

2007-01-22 09:54:59 | テレビ番組
Tv昨夜、TV をみてたら、
「発掘!あるある大事典Ⅱ」の捏造問題の謝罪映像が放映されていた。
悪徳政治家や不正企業を糾弾する役割を担うべき公器のメディアが、
事実と違う内容(要するにウソ)を恣意的に放送したことは言い訳のしようもない。
フジテレビや関西テレビの TV 局(マスメディア)としての存在意義
を問われるべき事件だと思う。
 
これはこれで許せないけど、
この捏造問題への批判や糾弾は、それこそ その役割を担っているメディアや良心的な他のブログに譲りたい。
僕が「怖いな」と思ったのは、マスメディア(とりわけ TV )のアジテーターとしての能力と、
それに翻弄される僕ら日本人のメンタリティ。
 
先週、会社の朝礼で、オバチャンたちがこの納豆ダイエット?の話題で盛り上がっていた。
僕は、「あるある…」はみたことがないし、ふだん食料品の買い物にはいかないんで、
店頭の納豆不足現象について知るところがなかった。
オマケに納豆嫌いであるため、納豆ダイエットのことをきいても、ピンとこなかった。
 
とにかく、納豆ダイエットの話題に巻き込まれた僕。
為す術を知らなかったけど、とりあえず僕は、
  ダイエットに効くかどうかはわかんないけど、毎日納豆を食べることはカラダにはいいんじゃないかな。
  だからやせなくても食べ続けたら
という、無責任な感想を述べた。
 
そして今回、捏造が発覚。
けさの朝礼では、納豆の「な」の字もオバチャンたちの口からでてこなかった。

事実をねじ曲げたり、無用なプロパガンダ、無意味な扇動をするメディアは許せないけど、
全国民的にノーガードで(ある意味、無邪気に)報道を鵜呑みにする
僕ら日本人のメンタリティのほうにも多少問題ありじゃないかと思う。
  
現代は、マスメディアだけじゃなく、インターネットやブログを通して、
ダイレクトにありとあらゆる情報が津波のように押し寄せてくる。
それら情報を取捨するのは、個人の責任に委ねられている。
 
本当の真実は、自分の中にしかない。
  


クラッシャー・バンバン・ビガロ

2007-01-21 09:45:38 | スポーツ
Bigelow米国のプロレス団体 WWE の公式サイトに、
クラッシャー・バンバン・ビガロがフロリダ州ハドソンの自宅で死亡していた
と、発表されていた。
享年45歳。
詳しい死因はわかっていないらしい。
 
ビガロは、思い出深いレスラーのひとり。
新日本プロレスの系譜でいえば、闘魂三銃士の全盛時代に活躍した。
猪木さんとも数回対戦して、たしか1度勝利を収めたこともあったと思う。
 
スキンヘッドにタトゥーを入れ、炎をイメージした全身スーツを身にまとう
といった、いわばモンスター系ヒールの典型のようなコスチュームだったけど、
日本では、その実力からベビーフェース的な人気もあった。
  
160キロ超の巨漢でありながら、トップロープからの月面水爆を敢行するなど、
信じがたい身体能力で僕たちを楽しませてくれた。
ファンの間では、敬意と愛着をこめて、「動けるデブ」といわれていた。
 
ビガロの試合には、いわゆるショッパイ試合は皆無で、
プロレスラーとしてのポテンシャルの高さは誰もが認めていたと思う。
まさにホンモノのプロレスラーだった。
  
ご冥福をお祈りします。