SIDEWALK TALK

This website is brought to you by KIRIBAKO.NET

チキン野郎

2013-07-28 15:06:27 | まち歩き
Confitきのうの土曜日、嫁さんと外食に出かける約束をしていた。
夕方、駅前のビストロを予約したと連絡があった。
連日の酷暑、地元は祇園祭、いやいやそこは焼鳥屋さんでビールでしょ!
と、心はシャウトしてたんだけど、平和主義者の僕は言葉を飲み込んだ。


仕事で汗だくになってた僕は、帰宅してシャワーを浴びた。
で、出かける前に、缶ビールを1本渇いた喉に流し込んだ。
ビストロでガブガブ飲むのは無作法だし、経済的にももったいない。
もう1本いきたいところをガマンして、店に向かった。


きのうは骨付き耶馬溪鶏のコンフィというメニューがオススメらしく、
僕は迷わずオーダーした。
最近は、肉の中では鶏肉が一番のお気に入りなのだ。


海外では、特にそうだ。
ビーフやポークは当たり外れというか、味に振れ幅が大きいが、
チキンはまずまちがいない。
安心してオーダーできる。


にしても、このコンフィは格別だった。
素材の鶏肉が素晴らしいんだと思う。
とは言え、気の利いたグルメレポートはできない。
なぜなら、僕は「コンフィ」の意味すらよく理解してない
チキン野郎だからだ。


東京フライト

2013-07-19 12:20:44 | 旅行記
Airplain28月初旬、東京に出張することになった。
せっかくだから2~3日いてお客さま周りをしたかったんだけど、
専務が野暮用でその日程前後ずっと会社に不在だから、
日帰りを余儀なくされた。


出発まですでに2週間を切ってるから、
大幅な早割チケットは間に合わなかった。
ところが...だ。
ホテルとのパックツアーで申し込むと、
通常料金の半額、現時点で取れる特便割引よりも1万円も安く
ゲットできることがわかった。
もちろんホテル代込みである。


で、結局、アポ前日の夕方にフライトしてホテルに泊まり、
商談終了後にソッコーで帰りの便に乗ることにした。
得した気分になってるんだけど、待てよ。
その東京での夜、僕はおとなしくホテルにいられるのだろうか?
もしかしたら、コレとんでもなく高いものになるかもしれないな...


夏の飲み物

2013-07-10 10:59:34 | 健康・病気
Mugicha飲み物ネタ、続けます。

今年は夏の訪れが早い。
梅雨が早めに明けたのはうれしいけど、酷暑がハンパない。
弊社の工場にはエアコンは付いていない。
付けたいのだけど、構造的に効きにくいということと、
パウダー状のおが屑が俟ってるからすぐに目詰まりしてしまう。
この時期、社員さんたちは大変だと思う。


水分補給とせめてもの涼に、麦茶を入れたサーバーを設置している。
麦茶は、インスタントのティーバッグじゃなく、煎じたものを煮出してる。
最近はインスタントもバカにならないほど美味しいけど、
やっぱ煮出した麦茶は香りがちがう。
酷暑の中でガンバってくれてる社員さんたちへの
わずかばかりのお礼返しというわけだ。


「夏の飲み物といえば?」と聞かれれば、
僕は迷わず「ビール」と即答するだろう。
ここんとこ僕は毎日、その夏の飲み物を夜に堪能するために、
会社の美味しすぎる麦茶を飲むことを
3時を過ぎから必死の思いでガマンしている。


café au lait

2013-07-08 11:10:14 | 日記・エッセイ・コラム
Cafe_au_lait数年前にある事務員さんが入社して以来、
毎朝コーヒーを淹れてくれるようになって、
僕にコーヒーを飲む習慣ができた。
ずっと間食の習慣がない僕とすれば、
これはある種の革命だった。


僕は、もともとコーヒーに頓着はなかった。
ホットだろうがアイスだろうが、
ミルクや砂糖を入れようが入れまいが、
ドリップだろうがインスタントであろうが、
はたまた缶コーヒーであろうが、
出されたものを黙って美味しく飲んでいた、
基本、今でもそれは変わらない。


それでも毎日飲んでると、
コーヒーはホットにかぎると思うようになってきた。
とはいえ、最近のこの酷暑。
スーパークールビズ&節電推進中の弊社は、
事務所といえどもエアコンを入れない。
朝の涼しい時間帯はともかく、
10時を過ぎるとホットはキツい。
で、最近はガラにもなく、
アイスカフェオレを毎日飲むようになった。


要するに、冷めたコーヒーを牛乳で割るのである。
僕は、缶のカフェオレをさらに牛乳で割って飲む、
カフェオレ・フルバーニアン。
だからコーヒーと牛乳の割合は2対8くらいだろうか。
もはや、これじゃあカフェオレじゃなくてコーヒー牛乳か?
ま、カフェオレとカフェラテの違いもわからないから、
これでいいのだ!

狂想は亡国の調べ

2013-07-06 15:04:44 | デジタル・インターネット
Vote_buttonこの参院選からネットによる選挙活動が解禁されて、
すでに公示から数日が過ぎた。
政治家のセンセイたちはネット解禁にやたらビビってた風だが、
いざ始まってみるとなんてことはない。


僕がみる限り、ネット上での政策論争などは皆無に等しい。
今から駅前で辻立ちするとか、
〇〇候補の応援演説に新潟に来てますとか、
遊説中に雨が降り出したとか、
差し入れにお団子をいただきましたとか、
これじゃまるで小学生の絵日記レベル。
もっともネット選挙に関する法律自体、相当な矛盾と無理を孕んでいる。


僕は若いころ、世の中のしがらみで、
国政選挙や県議選などの選挙活動をまがいなりにも手伝ったことがある。
ひと昔前の選挙でやることといえば、後援会カードの収集、早朝もしくは夜のポスティング、
違法ギリギリのポスター貼りやローラー作戦、個人演説会の看板立てなどの設営、
電話作戦、候補者の名前を連呼するだけの選挙カーへの乗車、
などといった挙げるのもおぞましいような行為ばかりである。


こういった選挙活動の意義や問題点は、わざわざ書き連ねる必要もないほど、
民主主義の理想とは乖離している。
お座なりな辻立ちなどではなく、候補者の政策をしっかりときく機会や、
候補者同士がお互いの政策について意見交換や議論する場の必要性をつねづね感じていたのは、
決して僕だけではないと思う。


ネットによる選挙活動によって多少はマシになるかと思っていたが、
今のところ目を見張るようなムーヴメントは起きていない。
ひと昔前のあの不毛な選挙運動を、場所をネット上に替えてなぞっているだけな気がする。
国民を置き去りにした狂想、空回りのフィーバー、
そんなネット選挙で終わって欲しくない。


僕自身も悟ったような顔して批判ばかりしてるんじゃなく、
無関心が一番の悪だと自分に言いきかせて、
自分の1票を慎重に投じなければと思う。
とは言え、もう結果はみえてる気がするんだよな。


ヤングライオン

2013-07-04 09:32:12 | スポーツ
Njpw2そのフィニッシュホールド、ボストンクラブにぞわぞわっときた。
名も知らぬ若きプロレスラーの壮行試合。
対戦相手は、新日本プロレスの道場で同じ釜の飯を食べてるであろう、
やはり見知らぬ若手レスラーだった。


新日本プロレスのエンブレムにはライオンがデザインされている。
プロレスはショー、プロレスは興業、プロレスは八百長、
こんな世間からの白眼視に、創始者アントニオ猪木は、
プロレスこそ「 KING OF SPORTS 」と宣言し、
ライオンマークと供にその文字をエンブレムに刻み込んだ。


いつの頃からか、新日の若手レスラーを「ヤングライオン」と呼ぶようになった。
闘魂三銃士も、ライガーも、テンコジも、永田も、棚橋も、レインメーカーも、
今や他団体のエースたちの多くがかつてヤングライオンだった。
そのコスチュームは、新日伝統のストロングスタイルの体現、
黒のショートタイツと決まっている。
そしてまだ若い、まだ粗い彼らのフィニッシュホールドは、ど派手な技ではなく、
ボストンクラブや片エビ固めという基本の「き」ばかりだ。


昨夜、偶然、ワールドプロレスリングの録画をみた。
番組最期に、名も知らぬヤングライオンの壮行試合が数分だけ流れた。
勝った彼は、かつての先輩たちがそうであったように、海外武者修行に旅立つんだろう。
目に涙を浮かべ、将来の IWGP 戴冠を宣言していた。


トップレスラーになれるのは、ほんの一握りの選手。
多くは、食うためにヒールになったり、他団体に移ったりする。
名も知らぬヤングライオンの将来に幸多からんことを祈りながら、
僕はボストンクラブをまんじりともせず見ていた。