参りました、インターネットがつながらずやっと復旧しました。「誰だよ、お前!」「我輩は猫である!」
ブッキーさん、有り難うございます。なんとか復帰しました。「とうやん、そういえばこの間のバレンタインどうだった」「‥‥」「ねえ、チョコレート貰った?」「うるさい、バランタインなんかなくていい!」「バランタインじゃないよ、バレンタインだよ、たっちなんかこんなデカイのもらちゃった、ひょっとして‥」「うるさい、あっち行け!」「もう、しょうがないな、たっちのちびっとあげるよ」「む、息子よ、お~い、お~い(涙)」「「もうしょうがない、おやじ!」
私はぐっすり寝込んでいたようで、「シャ、シャ」という音で目が覚めた。時計を見ると真夜中である。なんの音だろうと不思議に思いそっと起きリビングを見てみると誰も居ない。音はダイニングから聞こえてくる。恐る恐るダイニングを見てみるとなにやら白いものが何かを研いでいるようだ。よく見てみると老婆である。私はこんな時間になにをしてるのだろうと思い声をかけてみた。「なにをしているのですかお婆さん?」するとお婆さんはとんでもなく恐ろしい顔をして「見たな、フフ、お前の肉が食らいたくて包丁をといでいるのだよ、死ね!」と言いながら襲い掛かってきた。「なにをするんだ」と私は必死にそれを振り払いもみ合いになって気がつくと老婆を刺し殺していた。私はもう気が動転してしまい荷物を持って家を飛び出した。「よくもよくも私を‥‥」後ろで声がしたような気がしたがもう無我夢中でどこをどう戻ったのかやっとのおもいで下山しアパートまで戻った。続く。今日のわんこです。
霧の中をさまよいながらやっとのことで山小屋にたどり着く。でもそこは山小屋ではなく荒れ果てたペンションの様な建物だった。でも電気は点いている。「すいません、すいません、誰かいらっしゃいますか!」薄暗い奥の部屋から「は~い、どなたでしょ」一人の老婆が出てきた。「すいませんが道に迷ってしまい少々休ませていただけませんか?」「それはお困りでしょう、どうぞ中にお入りください」「助かります、失礼します」そういって私は上がりこんだ。広い居間に通され「お疲れでしょう、ソファにでもお座りになりおくつろぎなさい、今、熱い物でもお持ちいたしましょう」といって老婆は奥に入っていった。「ああ、よかった」と私は少々不思議に思いながらもソファに腰を下ろした。しばらくすると老婆は暖かいコーヒー持って現れた。品のよさそうな老婆に安心し、「どうしてお婆さんはこんな山奥に‥」と尋ねると「いえいえ私一人ではもう一人息子がおります。今息子は下の町まで買出しにいっとります」しばらく老婆と世間話をして外を見てみるとまた霧は濃くなっていた。「外はもう暗いですし、よければ一晩お泊りなされ、息子も霧が晴れれば戻りましょう」それは有り難い、私も霧の濃さと暗闇の中を歩くのは不安だったので「有り難うございます、お言葉に甘えさせていただきます」「では久々の来客に夕食でもごいっしょいただいて」「いいえ、お構いなく、私は寝る床さえあれば‥」老婆の誘いを無下に断る事も出来ずに私は老婆と夕食を共にすることにした。老婆は山の中の一軒家で過ごしているわりには物知りで世間通でもあった。楽しかった夕食は私を満腹感と疲れを誘い眠くなり始めた。「どうぞこちらでおやすみなさい」と老婆は奥の部屋を提供してくれた。私はフラフラする足取りでとりあえずそこを借りる事にした‥。続く。
追えば追うほど霧は段々と濃くなり等々景色さえ分からなくなってしまった。「まずい、迷ってしまった」辺りは薄暗くなり状況はますます悪くなった。「どうする、このままここで霧が晴れるのを待つか?」霧は中々晴れなった。「等々暗くなってしまった」と霧が少々晴れ見慣れた風景が‥。「そうだこの辺に山小屋があるはずだ」私は思い切ってその見慣れた風景を頼りに歩き始めた。「あっ、明かりが見える」先を歩いていた人達が山小屋に居るんだと嬉しくなりその明かりを目指して歩いた。続く。
「うん、うん、それからどうなったの、ワクワク」「お前がワクワクしてどうする、さんざっぱらけなしておいて!」「てへっ」今日のわんこです。
今宵もあなたを酔いどれミステリーゾーンへ。私は無類の山好きで、よく一人で登山に出かける。晴れた今日も二日の工程で土日を利用して登山に出かけようと決めた。日頃から登りなれている山に都会の雑踏と心の癒しにと景色のよいこの山を選びよく登りに来る。山を登り始める。天気のよさと景色の良さ空気のうまさ、うきうきと登山道を軽快に歩いていると「こんにちわ、今日もお一人ですか」と顔なじみの登山客が声をかけてくる。それにうなずきながら頂上を目指していた。中頃まで来た時であろうか前にも登山客がいる、調子がよいので追い越そうとその登山客を目指して少々急ぎ足で歩く。すると何故だか目の前の景色がぼんやりと霞んできた。「もやってきたのか」そう思いながら霞み始めた前の登山客に追いつこうと急いだ。続く‥。