きりのみやこ

ソプラノ歌手「みやこ」の音楽する日々

弾き語りに挑戦してみました♪

2020年06月04日 | 音楽のこと
https://youtu.be/k7hHbb9eAo0

オンブラマイフ。
大好きな曲です。
歌だけ、ピアノだけならそこそこ上手に演奏出来るのに、両方いっぺんにしようとすると。。。
でも、リモートワークに挑戦した勢いで、更なる新しい挑戦をしてみることにしました♪
とても限られたレパートリーしか無理だけど💦💦
でも、こちらの挑戦も続けてみようと思います♪

初心にかえって、次もイタリア古典歌曲にする予定です^_^

リモートワークが楽しくて

2020年05月31日 | 音楽のこと
https://youtu.be/0PbSzVU9jds

リモートワーク2作目作りました!


武満徹さんの作品に、先の「小さな空」でハマってしまい、以前歌った事のあるこの曲をチョイス。
どう考えてもリモートワークに適した合わせやすい曲ではないけれど、そこを敢えて挑戦してみました!

この曲をうたうと、元気になります😊元気を皆さまにお届け出来ますように♪
ちょっとバー仕様にしました^_^
🍷お酒をお供に聞いていただけたら幸せです💕


リモートワークしてみました♪

2020年05月29日 | 音楽のこと
YouTubeにアップしました!↓
https://youtu.be/gorf45_-J_w

コロナ騒ぎで、
5月に北九州で開催予定だった「蝶々夫人」
6月に所沢で開催予定だった
「フィガロの結婚」

どちらも中止にせざるを得なくなってしまいました。。
次はいつ舞台に立てるのかな?
と、思うと、今までのように、音楽はライブが全て!
その場で消えていってこそ芸術!!
なんて、言っていられなくなりました😅

そんなわけで、珍しく?流行の最先端???の、リモートワークなるものに挑戦!!
今回は、北九州でいつもご一緒させて頂いているピアニスト、瀬戸香さんとで、
武満徹 作詞作曲
「小さな空」
を撮ってみました。

瀬戸さんにまずピアノパートを録画してもらって、それをイヤホンで聴きながら歌って動画を撮り、2つの動画をくっつける。

思っていたよりもずいぶん楽しい作業でした♪
今年は音楽家としては休業かな。。
と、思っていたのですが、出来る事はあるものですねー!
少し視界を広げてくれた情勢に、感謝しつつ、続けて行こうと思います🙇‍♀️

ちょっと前のコンサート

2020年02月02日 | 音楽のこと


去年のお話になってしまいますが、11月17日は、下関でオータムコンサートと題して、ソプラノ歌手とポップス歌手のコラボレーションをしました♪
3回目になるこのコンサート、今回の会場はとても素敵なレンガ作りの旧郵便局。ポストギャラリーレトロ。
鳴り物のいっぱいついたアメリカの不思議なピアノがあったりして、なんともユニークでアンティークな感じの空間。
響きもとても心地よくて、楽しく歌わせていただきました!

私が日本歌曲2曲に
イギリス民謡。
そしてオペラアリア2曲。
重たくて暗い秋の曲をしっかりと歌ったら、
その後は美濃部さんの素敵でうっとりのポップス☆
後半はジブリやディズニーの名曲のデュエット。

この凸凹デュエットがなかなか毎回大変で、お互い音域が高すぎたり低すぎたり。。。
あーでもないこーでもないとリハーサルで試行錯誤。
ピアノの瀬戸さんの助けをたくさん借りながら、今回もとても楽しいリハーサル+本番でした(^^♪

さぁ今年も、すでに「ひとりオペラ」の公演に向けて動き始めています。
毎年5月北九州芸術劇場公演が恒例になってるなー。
6月には所沢でも🎶

今年も歌います!!
レベルアップします!!

2019年

2019年12月21日 | 音楽のこと
とても久しぶりの投稿。
そして気付けば年の瀬。
2019年の音楽活動、先週全て終えました。
1年中、何かにいつも追い立てられて来てしまった感のある今年。
振り返って色々整理して新たな年を迎えたいな、と、思っています。

と、今、今年の活動を振り返ると、大してなかったと思っていたけれど、実は盛り沢山!

3月の所沢でのマノン。
4月は素敵なバレーリーナさん達と共に舞台に立って、スキャットデビュー♪
5月はフィガロ。
その後は合唱三昧。
11月はコラボコンサート。

体調管理に気をつけていたはずが、サイクルが上手くいかず、少し苦しんだ年でもありました。

また少しずつ深く振り返って、来年に備えたいな。

フィガロの結婚の創作オペラ

2019年03月20日 | 音楽のこと


ひとりオペラの第2作目は、ドタバタコメディーのフィガロの結婚!!
みやこはひとりで何役も演っちゃいます♪
まだまだ先だと思っていたけれど、いつの間にか2か月を切ってしまいました。
歌にピッタリ寄り添って下さるピアノの瀬戸さんと、今回初出場の素敵なナレーターの橋本さんとともに、楽しい舞台をお送りします♪

そしてその前に

こちらはおなじみになりました。「マノンとマスネ」所沢公演。
今回はマスネ役に男性が登場!!テノール歌手でもある伊東さん。
凄腕のピアニスト、田中井さんの迫力あふれる演奏も楽しめる、
また違った味の作品になっております。

ご来場お待ちしております!!

マノンとマスネの公演を終えて思うこと

2018年06月29日 | 音楽のこと
時間が飛ぶように去ってゆき、今年はのんびりかと思ったらとんだ勘違い。
4月から新しい仕事が始まったり、その4月niマノンとマスネの公演に、今月初めのカフェでのディナーコンサート。
予想したのんびりな1年には程遠いけれど、なかなか充実した毎日を送っているみやこです。

4月のマノンとマスネの創作オペラ公演は
私にとっては大きな挑戦であり、
本当の意味で私が一番やりたいこと、
今の私ができる精一杯のこと
なので、
何とか公演を無事終えることができて、感無量です。

ずっと幼い頃から見ている父の作品が私の公演に一役買ってくれたり、
素敵な共演者と、力ある裏方さん、温かい協力者にお客様。。。
たくさんの方々に支えられて、本当に自分は幸運だなと思います。

と、いうのも今までの人生で色々なことを振り返ってみると、私はどうしても一匹狼になりがち。
誰かにお願いするより、まず自分で出来ないか考える。そんなタイプ。
人に頼るのも苦手なら、引っ込み思案で人とかかわるの自体も苦手。。。
(と、いうと、人からは「うそつけ!」って言われるけど、ほんとうなのよ~~~涙)
でも寂しがり屋で甘えん坊。。。
みたいな、よくわからない性格構造。

北九州の大切な人たちのおかげで、人と人との関わりの大切さ、心地よさを学べたことが、
「マノンとマスネ」公演の一番の収穫だったということに気づかされました!

現在次作の製作中~
来春に向かって、今日もみやこはゆっくり前進中です♪


我が家の本棚は宝箱!?

2018年01月31日 | 音楽のこと
またしばらく時間が空いてしまいました。。
年末にかけて何とはなしにバタバタして、年が明けたらなんだか急に落ち着いて、あれ?時間があるな!
と、なっています((´∀`))
すぐにまた、忙しくなっちゃうのかもしれないけれど。。。

今年は3月にマノンのプライベート上演(また詳しく書きたいな。)
4月に北九州でマノンの公演
と、まだまだマノンが続いていて、色々また、台本の見直しやら、演出効果のお勉強やら。。。
そして演技のレッスンも頑張っていて、充実しています。

去年の赤坂でのコンサートの前に、自宅の本棚に眠っていた、大昔ロンドンで購入したフランス語歌唱法の本を引っ張り出して読んでみたら、
本の最初から目から鱗!!(これも詳しく書きます!)

それをきっかけに、やはり何年も眠っていた発声法の本を読んだら、これもまた新しい発見だらけ!!

そして今、やはり本棚にずっとあった演技の本を読むと。。。
まずはアレクサンダーテクニック。
大学一年生で受けた授業の意味がいまさら分かり。。。
読み進めるほど納得!!

さらに本棚をゆっくり見直してみると、読んだことのない貴重な音楽関係の本がずらり。。。

宝の持ち腐れとは、まさにこのこと!
私、どんだけ勉強不足!!!!!?????

新年から猛反省して、今年は時間を見つけてじっくりと勉強したいな、と思っています。
新しく始めた仕事も、去年は慣れないのもあってストレスをたくさん抱えてきたけれど、今年に入って急に落ち着いてきたので♪

とりあえず、インプット!
読書感想文、また書こうと思います☆

出会い

2017年09月06日 | 音楽のこと
最近いつも不思議に思うのは、私はとてもピアニストに恵まれている、ということ。
周りに優秀なピアニストが集まってくる!?!?
もともと自分もピアノ科だったから、不思議にも思わなかったけれど。。。歌手に転向して、早いものでもう20年近く。
歌手になってからも、私はピアニストにずっと恵まれています。友人としても。共演者としても!

考えたら、私の親しい友人の中に、どれほど優秀なピアニストがいることか!!!ねぇ??
そしてきっと、私はずっと、ピアニストの皆さまに支えられてここまで来ている。。。そんな気さえします。

フィリピンで出会ったくにえさんとも、また11月に東京でコンサートすることになっているし!

そして最近、また優秀なピアニストとの出会いがありました♪
これもまた不思議なご縁で、息子の保育園でお仕事されているゆうこさん。
「歌手なんですよね!何かやりましょう!!」
と、声をかけていただいて、名刺をいただいたら。。。
なになに?東京音大演奏家コース??ドイツの大学院卒。。。え。。。えええええ!?!?
早速、お会いしてお茶したら意気投合♪♪♪
どこに出会いが転がっているか、わからないものですねー!!

不思議です。音楽家同士、留学経験者ともなると、姉妹みたいな感覚。
そしてドイツにいらしたとなれば、私は早速ドイツリートモードに。
リヒャルトシュトラウス、ヴォルフ!!新曲もやってみたい!!
と、盛り上がっています。

10月15日は北九州で、ポップス歌手の美濃部さんとのコラボレーション!(私もアメリカンポップス歌っちゃいます☆)
11月19日は東京赤坂で、くにえさんとフランスものばかりを集めたコンサート
来年4月15日は、北九州芸術劇場で「マノン」再演!!

どうやらもう一つ、ドイツ物のコンサートが入ってきそうです♪

なんか、専門を持ったほうがいいなんて言われるけど、私のレパートリーは広がっていくばかり。。。
私が目指すはきっと、「なんでも歌えるソプラノ歌手・みやこ」なんだと最近思います。。。っというか、思うしかなくなりました(笑)

歌と演劇の発声法の違い♪

2017年08月18日 | 音楽のこと
発声法と、一言に言っても、それはそれは様々だなと思う今日この頃。
私の中での「発声法」とは、実に、「イタリア・ベルカント唱法における発声法」の一つに過ぎないことを、最近つくづく思い知らされることが多い。

ここ1年ほど、様々なジャンルの音楽に触れることが多くて、いろいろな音楽を歌っている人のボイストレーニングを担当させてもらっているが、
共通することはもちろん沢山あるけれど、全く違う技術だなーと思うこともしばしば。
でもやはり、歌唱の発声法には、共通事項が多い。

しかし、演技のレッスンで発声法を教えてもらったら、これはもう、全然違った!!
もちろん、腹式呼吸、脱力など、共通している部分はあるが、声を出した時の感覚が全然違う。
そして、正しい声を出した時の、驚き!!
声がスパンスパン飛んでいく!!!全く新しい感覚!

クラッシックにおける発声法は、どちらかといえば体全体を響かせ、息の力で周りの空気を振動させる。
飛ばすというより、声を息で運ぶようなイメージ。

でも演劇における発声は、明らかに声を飛ばす。マシンガンのようにダダダダダーっと!(あくまでも私が知っている「発声法」と比べると、の話です:笑)

そして、さらに驚いたのが、演劇においては、「声の方向性」がとても大事だということ。
どこに向かって声を飛ばすかによって、セリフにメリハリをつけるというもの。
これは本当に目から鱗。
言われてみればそうかも。日常生活でも、会話をしていたって、話はいつも同じ方向に向かわない。
基本は相手に向かって。でも時々自分自身に向かって、時々そこにはいない誰かに向かって。。。

そうやって昨日、レッスンで声を出す様々な技術を教えてもらい、
やってみたら、先生には
「さすが!すぐに出来ちゃう!めちゃめちゃ勘が良い!!」
と、言ってもらえたけれど、発声は出来ても、それを台詞に使うのが、なかなか。。。

全く新しいマノンに向けて、みやこ、のろのろ進化中です!!


演じる事とは♪

2017年07月23日 | 音楽のこと
さて、マッチを擦る練習をしているけれども、なかなか目に見えないものを想像し、五感を働かせることが難しくて苦戦中のみやこです。

もう一つの練習は、朗読。やっと声を使います。
と、言っても、昔話「ももたろう」の冒頭
「むかしむかし、あるところに おじいさんと おばあさんが すんでいました。」
これだけ。(ももたろうじゃなくてもいいよね?って言わないでね)

はい。言ってみて。
私「むかしむかし、あるところに、おじいさんと・・・」

今、何が見えた?
え?見えた!?
どこにいるの?
えっと。。。田舎。。の中の。。。小さなおうち。
どんな??
麦わら屋根の。
あなたはどこにいるの??
え??わたし??えッと。。。家の中。
の?どこ?
えっと。。。土間。。かな。
じゃぁ、何が見える?
おじいさんとおばあさん。
そうね。どこに??
畳で、いろりのあるお部屋。奥におじいさん、手前におばあさん。
何してる??
おしゃべり。仲の良い老夫婦で。。。おじいさんはお茶を飲んでいて、おばあさんは繕い物をしながら!
お外は良いお天気で、畑に田んぼ、裏には青々としたお山があって、かっこうが鳴いている!

慣れてきたら、どんどん情景が浮かんできます。
自分の立っている土間のひんやりした感じ、土のにおいも想像できるようになってきました。

はい。OK,じゃぁさっきの、もう一度言ってみて。

結果。。。お伝えするまでもないと思います。
私の感覚としては、ただしゃべっただけ。
上手にしゃべる必要も、抑揚をつける必要も、何もありませんでした!!

これが、「演じる」事だと教えられました!

演技のレッスン♪

2017年07月13日 | 音楽のこと
マノンの公演にあたって、セリフがたくさんあったので、セリフの言い回しのレッスンを受けたのがきっかけで、そのまま演技指導を受けている。

演劇には一応何度かたずさわってきたものの、どれも学生レベルで、ちゃんとした演技指導、ましてや個人レッスンなんて受けたこともない私。
マノンの公演前のレッスンでは、目先の舞台に必死でちゃんと取り組めていなかったけれど、先日レッスンを受けたら、本質を突きまくられて、大変なことに!!

今まで私は何をやってきたんだ!!

と、久々に焦っております。。。

まず、先生に言われたのが、
「演技とは、感じること」

これ、一言で言ってしまうとものすごく簡単なことのようだけれど。。。
そこで始まったのが、「マッチを擦る」というエチュード(練習)。
テーブルに置いてあるマッチ箱を手に取り、擦って火をつけて、それを眺めてから消して捨てる。
もちろんマッチ無しで。

まずマッチ箱をテーブルから取る。テーブルの高さは?マッチの箱の大きさ、重さ。
持ち上げたら音がするよね?
入ってるかな?って振ってみたりする?
じゃぁ箱を開けてみて。
マッチ取り出そうか。どんな太さ?匂いは?どの辺を持つ?
じゃぁ擦ってみる?
箱持ち替えなきゃだよね??あれ?手に持ってるマッチはどうやって持ってる?
どんな音がする?擦ってみて。
匂いは??
火を眺めて。どんな?温度は?匂いは?音は??
じゃぁ消そうか。。。

やってみて驚いたのは、思ったよりもイメージするのが難しい。
マッチの箱のデザイン。持った時の感触。
どうやってマッチの箱って開けてたっけ?
どんな角度でマッチって擦るんだっけ??

感じていなかったら、すぐに先生にバレてしまうという恐ろしさ。。!!

そこで気付いたことは、演技をするときはもちろん、歌を歌う時も、一緒だよね!!!ということ(大汗)
オペラのアリアじゃなくったって、歌は常にストーリーがある。
もちろん勉強して、外国語なら意味を調べ、感情移入してゆく。
表現を考える。音にしてゆく。

いままでやっていたのは、そこまで。
ダメでしょ!全然ダメでしょう!!!!!!!

どこで歌っているんだろう?どういう人が歌っているんだろう?
外か?中か?家の中?誰かの家??
匂いは?音は??他に誰かがいる??ひとりっきり??
鳥は鳴いてる??あるいは虫の声が聞こえるとか???
季節は?湿度は?気温は?????
時間は?夕暮れ?朝?それとも夜??

きゃぁ~~~~~~~(絶叫!!!)

みやこの今後の進化に乞うご期待!?!?

また演技のレッスン内容を次回書きます!
上記のマッチのエチュードは、レッスンのほんの一部なので。。。

オペラ鑑賞のマナー

2017年04月09日 | 音楽のこと
先日創作オペラ「マノンとマスネ」の公演にご来場くださったお客様の多くから、
「オペラが初めてで、どうして良いのかわからなかった」
「拍手をしたかったけれど、していいのかわからなかった。。。」
「次回公演までにマナーを教えておいてください!!」

と、言うような趣旨のご感想を数多くいただきました!
実は思ってもみなかったことだったので、しばらく考え込んでいました。。(笑)

なので、こちらに私、オペラ鑑賞のマナー講座を書くつもりはあまりありません。(そのつもりでここにおいで下さった方、ごめんなさい!!)

と、言うのも、オペラは時代時代で、ずいぶん変化してきた伝統芸能だからです。
昔はオペラと言えば、宮廷や貴族の娯楽で、食事をしながら、会話を楽しみながら、何となくちらちらと鑑賞するものでした。
それに振り回されて、数々のただ長いだけのオペラをいくつもいくつも作った作曲家もいれば、それに反抗して、もっと一般民衆が楽しめるオペラ座を作って、大衆的な内容のオペラを作った作曲家もいましたし、スター歌手を登場させて、その歌手がアリアを歌う時だけ盛り上がっておけば良い!
みたいな作風のものもあったりしました。

しかし現代は、コンサートのように、観客は皆舞台に向かって座って鑑賞するようになっています。
でも、例えば上に書いたような貴族の娯楽のためのオペラを、現代の形式で上演したら、どうなるでしょう?
おしゃべりもしちゃだめ、劇場は飲食禁止!
休憩は2回。上演時間は3時間!!

私が、常日頃から思っている、「オペラは時代に合っていない」という意見は、このあたりから来ています。
そして今回の創作オペラの上演。
私が今までずっとやりたかったこと、これからもやっていきたいこと。
つまりは、新しい取り組みです。
なので、今あるべきオペラの鑑賞のマナーを、必ずしも当てはめなくても良いのかなーと、私としては思います。

演劇だと思って観ていただいたら、それで幸せなのです!(演劇だったら、終演まで、普通拍手はしないですよね??)

が、一応リクエストにお応えして、オペラ鑑賞のマナーをここに記すとすれば、オペラの中では1曲歌い終わったら、そのたびに拍手をします。

そうそう、それで思い出しましたが、今回もう一ついただいた感想が、
「お客様ともっと目を合わせたほうが。。。」
と、言うもの。

以前のブログにも書きましたが、普段のコンサートではお客様を凝視しながら歌うため、
「つい目をそらしてしまう」
「緊張しちゃう」
なんていう感想をいただく私なので、これまた新しいご意見!!
これに関しては、正直、私はスポットライトを浴びていてお客様がどこにおられるのかわからなかったので、全く意識していなかった、が、一番正直な答えです。。。(笑)
でも、内容的にも、私自身はお客様に向かって語りかける場面はほとんどないので、自ずとそうなってしまったのでしょうけれど。。。

どちらにしても、真剣に私たちの公演に目を向けてくださっているお客様のお気持ちを、心から嬉しく思ったみやこです☆
これからも、いろいろひっくるめて精進します!!!

マノンとマスネを終えて

2017年04月04日 | 音楽のこと
先週日曜日に、無事、創作オペラ「マノンとマスネ」の公演を終えることができました。
まずはご来場いただいた方々をはじめ、色々な形で応援してくださった方々に、心からお礼を申し上げます!!
みやこは幸せ者です。本当にありがとうございました♪

今回の公演は、私にとって全く初めての試みであった事はもちろん、今までの経験を、未熟ながら極限まで使ったものでした。
そういう意味で、足りないところはたくさんあったものの、大きな充実感と達成感を得ることができました。
でも、終演後の第一声は
「もう一度演りたい!!」
でしたけど(笑)

でも、自分の力試し、今の自分ができうる最高のことをしよう、と思って臨んだせいなのか、
共演してくださった岩崎さんや瀬戸さんをはじめとした、多くの方々の、驚くべき能力を沢山目にすることができました!!

そして、沢山の方々からいろいろなご意見、ご感想をいただいて、自分が本当にやりたいこと、目指していることが、
より明確になったと感じています。

そういった、あらゆる意味で、言葉には言い尽くせぬほど沢山の収穫をいただいた、得るものの大きかった公演でした。

大きなアウトプットをさせていただいたので、今度はインプット。
またコツコツと、勉強をして、反省をして、研究をして、創造をして、また舞台に上らせていただきたいと思っています。

今心にあるのは、いっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいの感謝の気持ちです!!!
その気持ちを糧に、ますます精進いたします。
ありがとうございました!!!!!


マノンとマスネを上演します

2017年03月20日 | 音楽のこと
来月4月2日に、北九州芸術劇場・小劇場で、創作オペラを上演します!
今回の題材は、フランスの作曲家、「マスネ」によるオペラ”マノン”。
オペラと言っても、歌手は私一人。主人公の波乱万丈な一生を送る女性、「マノン」だけが存在する、”ひとりオペラ”です。

実のところ、ずっとオペラがしたくて、でも、豪華絢爛な大掛かりなオペラは、もちろん素晴らしいけれど、私にとっては少し時代に合わない気がして。。。
ずっといろいろ考えて来た私。
このブログを読んでくださっている方なら、私のオペラに関する記事を何度か見て下さっているかも知れませんね。
もっと身近にオペラを、もっといろいろな人にオペラの良さを!
そんな風に思って仲間を探し続けている私です。


今回のきっかけは、友人と話をしていたら、彼女が、あるアニメの声優さんの大ファンで、その方が何かするからと観に行ったら、完全な独り芝居だった!!
と、事細かにその様子を教えてくれたこと。。
もしかしてそれ、私にもできないかしら?と、思ってみたのです。
それが、今まで考えてもみなかった、”ひとりオペラ”の上演を思い立った瞬間です。

それから1年半ほどの準備期間を経て、今回の上演に至りました。

ひとりでしようと決めたら、ずっと一人ぼっちで進めていくのかな、と思っていたけれど、素晴らしいナレーションをされる岩崎佳子さんにアイデアをお話したら、
すぐに共感してくださり!!
そして彼女のアイデアで、作曲家のマスネが、マノンの人生を語っていくことに決まり、台本を書きました。

そしてそれを父に話しているうちに、画家である父が、舞台の背景を描いてくれることになり。

台詞と歌の錯綜する創作
オペラのピアニストという、ハードなお仕事を、ピアニストの瀬戸香さんが快く引き受けてくださり!!!

裏方にも、沢山の方が入ってくださって、結局、多くの素敵な仲間と共に、上演する運びになりました。

沢山の方々のお力をお借りして、自分の好きなことを精一杯できる幸せを噛みしめながら、力いっぱい演じたいと思います。
ご来場いただけたら、幸せです☆