きりのみやこ

ソプラノ歌手「みやこ」の音楽する日々

歌うときの姿勢♪

2012年01月01日 | 音楽のこと
歌うときの姿勢はとても大事である。
スポーツで言えば「フォーム」に値するからだ。

姿勢において一番大事なのは、無駄な力が一切入らないこと。
それには、簡単に言えば体の芯がまっすぐになっている事が望ましい。

体の芯をまっすぐにするには、まず足を肩幅に開いてリラックスして立ち、頭の「つむじ」の位置を確認する。つむじから糸が出ていて、自分がその糸一本でつるされている事を想像する。
手も足もぶらーんとした、「あやつり人形」になったつもりで。
重力で地面から体が引っ張られている事を意識すると良い。

そしてもうひとつ、両脇に小さな風船が入っているのを想像する。

これで自然な姿勢が出来上がっているはずである。

余分な力が入らないよう、以下を確認すると良い。
・ひざ(ぴんと張らないこと。ちょっと曲がっているくらいが良い)
・あご(左右に自由に動けばOK)
・胸 (決して前に向かってせり出さないこと。「なでおろす」感じ。)

長く立っていなければならない時、会議、セミナーなどで立って話す時なども、上の姿勢をとると疲れず、見た目も自然で美しい。

当然健康にも良いので、是非姿勢を正してみていただきたい。

ちなみに上記の「姿勢」はアレクサンダー・テクニックの授業で音大時代に習ったもの。
詳しくはこちらを読むと、身体を正しく使うことがいかに大切なことかが分かります。