3月12日のコンサートで歌わせていただく曲の中で、一番古いレパートリー
シューベルトの、「春への想い」。
まだロンドンに行って間もない頃に偶然ホームステイ先が一緒だった声楽家の先生について始めた歌のレッスン。
発声から始まって、何曲かイタリア古典歌曲を習ったのち、
「今度はドイツ物をやってみようか」
と、言われて頂いたのがこの曲です。
もちろんドイツ語の知識はゼロ。英語だって、人々が言っていることが半分もわからない10代の私に、
1から発音の仕方を教えてくれて、ドイツリート(歌曲)ってどんなものかな?というのを教えてくれて。。。
私のドイツリートの原点となる曲です。
なのに!何故だかプログラムに入れたことはほとんどない!?
とても素敵な曲だけれど、前にもブログでつづったことがありますが、何を隠そう私、シューベルトが苦手。
そもそも何が良いのかよくわからない(笑)
だったのです。つい最近まで。
最近になって少し、シューベルトの奥ゆかしさの中に、ピーンと筋の通ったような緊張感や、
表面は静かだけれど、奥にふつふつと、はどはどとするような想いが隠されている感じの良さが、
わかるようになってきて、プログラムに有名曲以外のシューベルトを入れる気持ちが芽生えてきました。
そこで、原点にかえって選んだのがこの曲、ということになります。
優しい風が呼び起こす
夜も昼もささやきかけ
どこもかしこも創造する
ああ、新鮮な香り、ああ、新しい音!!
弱い心よ、恐れないで
今、すべてが変わってゆかなければ
日々世界は美しく変化する
私たちは、まだこれからどうなるのかを知らない
花々の開花はとどまることを知らず
どんなに深い谷間も美しく飾る
弱い心よ、苦しみなど忘れて
今、すべては変わってゆかなければ
私の、ほぼ直訳に近い、即興で書いた(汗)訳詞ですが、この歌詞にシューベルトが音楽をつける。
本当に神がかった組み合わせだな、と思います。
私のイメージするシューベルトそのもの♪
そして、なんてこの時期にぴったりの歌なんでしょう!!
この、新しい芽が次から次へと出てくるような素敵な歌を、さわやかに、でもひめやかに
歌いたいな、と思っています☆
シューベルトの、「春への想い」。
まだロンドンに行って間もない頃に偶然ホームステイ先が一緒だった声楽家の先生について始めた歌のレッスン。
発声から始まって、何曲かイタリア古典歌曲を習ったのち、
「今度はドイツ物をやってみようか」
と、言われて頂いたのがこの曲です。
もちろんドイツ語の知識はゼロ。英語だって、人々が言っていることが半分もわからない10代の私に、
1から発音の仕方を教えてくれて、ドイツリート(歌曲)ってどんなものかな?というのを教えてくれて。。。
私のドイツリートの原点となる曲です。
なのに!何故だかプログラムに入れたことはほとんどない!?
とても素敵な曲だけれど、前にもブログでつづったことがありますが、何を隠そう私、シューベルトが苦手。
そもそも何が良いのかよくわからない(笑)
だったのです。つい最近まで。
最近になって少し、シューベルトの奥ゆかしさの中に、ピーンと筋の通ったような緊張感や、
表面は静かだけれど、奥にふつふつと、はどはどとするような想いが隠されている感じの良さが、
わかるようになってきて、プログラムに有名曲以外のシューベルトを入れる気持ちが芽生えてきました。
そこで、原点にかえって選んだのがこの曲、ということになります。
優しい風が呼び起こす
夜も昼もささやきかけ
どこもかしこも創造する
ああ、新鮮な香り、ああ、新しい音!!
弱い心よ、恐れないで
今、すべてが変わってゆかなければ
日々世界は美しく変化する
私たちは、まだこれからどうなるのかを知らない
花々の開花はとどまることを知らず
どんなに深い谷間も美しく飾る
弱い心よ、苦しみなど忘れて
今、すべては変わってゆかなければ
私の、ほぼ直訳に近い、即興で書いた(汗)訳詞ですが、この歌詞にシューベルトが音楽をつける。
本当に神がかった組み合わせだな、と思います。
私のイメージするシューベルトそのもの♪
そして、なんてこの時期にぴったりの歌なんでしょう!!
この、新しい芽が次から次へと出てくるような素敵な歌を、さわやかに、でもひめやかに
歌いたいな、と思っています☆
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