経と経文は別物です。
経はスートラの漢訳で、法図のことです。
経は法図(のりと)です。経の説明文が、経文です。
分かりやすくいうと、薬が経であり、薬の効能書が経文です。
毎日、薬を飲まないで、いくら効能書を読んでも、良くなりません。
経文読みの経知らずになります。
薬の経(法図)を服用することで、人間の根本的な病いの無明に、経(法図)が一番効果があります。
ゆえに、仏陀釈尊は、仏法行の第一をレカーナとされました。
つまり、スートラ(経)を写すことだと言われたのです。
また、アーリア アスター アンガー マルギァ の八正道の、a を正見とされたのです。
何を正しく見るかというと、スートラの経(法図)です。
仏陀釈尊の真の仏教は、まず、経(法図)を高く上げて(経をあげる)、拝見することから始まります。
経(法図)を高く掲げて、経文を読むのです。経をあげて、経文を読むのです。
大事な薬飲まずに、効能書だけを一生懸命読んで、治る治ると言う者は、普通ではない、おかしくないか!
同様に、経(法図)なくば、片手落ちの経文が、恐文か狂文にならないか?
意識の不調和を招く。
そうならば「不成仏疑いなし」と、いわざるを得ないではないか!哀れなるかな!哀れなるかな!と、
弘法大師が嘆かれたそうだ。
天地を癒す秘密の言霊
アヤナワン・アリンガトワ!
A YA NA WA-n ・ A Linga TA-o WA
あやなわん・ありんがとわ!