小さな白樺の木 -- 羊蹄山のふもとから --

北海道 羊蹄山のふもとでの暮らし
この地が好きで移住してきました
のんびり生活、コツコツ庭づくり

ぶどうパンの謎

2017年06月09日 | 不思議なモノ
北海道に移住してきて間もない頃、
高校生の息子と私がスーパーのパン売り場にて‥

どれにしようかなぁー

あっ、これこれ、
フジパンの「ぶどうパン」にしよう!

と、手にとってビックリしました。

「なんかコレ違うー‥
フ、フジパンじゃないーっ!
ロバパンって書いてあるーっ




そのぶどうパンは、どう見ても
フジパンの商品!
なのに、
ロバパンの商品だったのです。

「ひゃー、これはやばいんじゃない」
と息子。

ロバパンがフジパンのデザインを真似たのか、
フジパンがロバパンのデザインを真似たのか‥

こんなに似せた商品を作って大丈夫なのか、
訴えられるんじゃない?(どっちがどっちを?)
そんな余計な心配をずーっとしていました。

しかし

その謎が解けました

ロバパンはフジパンと業務提携していたのです。

フジパンは北海道ではパンを販売していないので、
北海道では、ロバパンがフジパンの商品をパッケージそのままに、
名前のところだけ入れ変えて販売していたんですねー


ロバパンのぶどうパン


フジパンのHPの画像より
フジパンのぶどうパン

なーんだ、そうだったのか‥
スッキリしたーー

ちなみに、本州で販売されている「フジパン本仕込み〜」は、
北海道では「ロバパン本仕込み」になっています。


生揚

2016年11月28日 | 不思議なモノ
ここ羊蹄山麓に引っ越してきて
間もない頃、おでんを作ろうと思い、
スーパーで食材を買おうとしたら‥

「ごぼう天」と「厚揚げ」が見当たりません。

(ここで言うごぼう天とは、棒状に中心に
ごぼうが入っているものを指します。
ごぼうのかき揚げみたいなものをごぼう天と
して売っていますが‥
これは全国的に言うごぼう天とは違うなぁ‥)

えっ 売り切れ??
ごぼう天と厚揚げ共に
売り場にはまったく無かったのです。

おでんにはやはり、ごぼう天と厚揚げは
入れないとねーと思い、
別のスーパーにも行ってみましたが、
やはりまったく置いて無かったのです。

ということは‥
この地方には、ごぼう天と厚揚げというものは
存在しないのか??と、その時は
すごーくカルチャーショックを受けました。

後日、札幌在住の方に聞くと‥
厚揚げについてはわからないが、
ごぼう天は普通に売っているよー
との返事が帰ってきました。

やはり、羊蹄山麓エリアだけ特殊なのか?

気になって仕方ないので、
それからは、スーパーに行くたびにチェックし続けて‥

商品棚の端の方にちょこっとだけ、
ごぼう天が置いてあったりすることに気付きました。

でも‥
厚揚げは見たことがありません

代わりに、これならあります



「生揚」
なぜか、写真が横向き

「なまあげ」と読むのでしょうか?
なまはげと一字違い👹

謎の汁に浸かって、空気を抜いてパックされています。
汁に浸かっている時点で、何かおかしいぞーと
思いますが、仕方ない‥

これが、比較的 厚揚げに近いなーと思います。

今日も買ってきました。
大根と一緒に炊きます‥

うん、悪くない‥イケる

郷に入れば、郷に従いましょう



不思議な名前 in ヒラフ

2016年11月12日 | 不思議なモノ
スキー場を中心に広がるヒラフの町は、
とっても不思議な町です。

スキーシーズンにヒラフのレストランや
コンビニに行くと、時々日本人にも出会います‥

と言うことは、つまり、外国人だらけなのです。
日本人はほとんどいません‥と言っても
過言ではないのです。

いやー、それは過言かなぁ‥
そこそこ、日本人もいますかね‥

そんな町の看板は‥



こんなのとか‥



こんなのとか‥全部英語で書かれており、
日本人向けではありませーん。

貸別荘やお店のネーミングも、
外国人が好む日本情緒あふれるものとなっております。

先日散歩してきましたので、
いくつか紹介したいと思います‥

初めは‥



「雪家」(ゆきうち)

なんかわからないけど、ステキ

次ー!



「根雪」(ねゆき)?

粉雪とかじゃなくて?根?根雪?

多分、粉雪はすでに違うところで使われているんでしょうねー
だから‥○○雪にしたくて、まだ使われていなかった
根雪を使ったのか?

私の推測です‥

根雪(ねゆき)シブい!

こんなのもある‥



「昔々」(むかし むかし)

子どもの頃、日本昔話が好きだったんですよねー
「昔々あるところに‥」で始まる‥

なかなか、日本人では思いつかないネーミング

これは??



「図書館」(としょかん)??

図書館‥としょかん‥

図書館‥としょかん‥

‥‥

この部屋に出会ったのは‥



「運命」(うんめい)

えっ?

これは、なんて読む?



(えん)じゃなくて‥「縁」(えにし)

なんだかお店に入るには、心の準備が‥

これはなんて書いてる?



侘び寂び(わびさび)

ポップでかわいい感じ!

あたたかーいハーブティーでも飲めるのかなぁー

えっと‥
侘び寂びって何でしたっけ??

ついに‥!





出た〜!

「魂」(たましい)

このネーミングは、以前から知っていました。
倶知安市街で、ここの店名が書かれたクルマを
見かけたことがあります。

日本人の私に、強烈な印象を与えてくれました。

魂抜かれる〜

いいえ、そんなことはございません

ヒラフの中心地で立派に営業されているお店の名前です。







謎のすあま

2016年10月27日 | 不思議なモノ



「すあま」はスーパーの和菓子売り場にあります。
必ず、有ると言ってもいいでしょう。
ここでは、とてもポピュラーなお菓子です。

コンビニのレジ近くに、お餅などと一緒に並んで
いたりもします。

私は北海道に来るまで「すあま」を知りませんでした。
いつも並んでいる商品を、ジーッと見ているだけでしたが、
今回は、買ってみました



いろいろなメーカーから発売されています。

色合いが、かまぼこのようですが、かまぼこではありません。



ほんのり甘く、モチモチとした団子のようです。
ちょっとお腹が空いた時にぴったりです。

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先日、夕暮れに近所の方の家の前を見ると、
ちょうど照明が当たる場所に雪囲いをした鉢植えがありました。
雪囲いのとんがり三角形が、まるでクリスマスツリー
のようで‥

クリスマスツリーみたいーってお話をしていました。

その後、朝にクルマで出かけようとして、
その雪囲いを、ふと見ると‥

赤い?

ん?何か付いてる?





ホントーに雪囲いが、クリスマスツリーになってるー



ちょっとクリスマスには早すぎるようですが、
ここ羊蹄山麓では、クリスマス本番の12月には
何もかも雪に埋もれてしまいます。

屋外に飾って楽しめるのは、雪が積もっていない
今だけです。

今のうちに楽しみましょう