ショパン～音楽の旅

吉田秀和さんの「音楽の旅・絵の旅」～ちくま文庫～
「楽しみを分かち合う相手」の章です。


音楽会や芝居に行くときは、普通一人でなく二人で行くもの。これは西洋の人たちの普通であり、孤独を好む日本人は一人で出かけた方がよいと考える人たちが多い。

音楽そのものの中にもいろいろな区別がある。
例えばモーツアルトの多くの音楽は人といっしょに生きる幸せと喜びから生まれたものであり、
逆にベートーベンには何とかして他人にわかってもらおうと必死の努力をしている音楽が少なくない。
そしてショパンの場合は、正にこの孤独の底から生まれ、少し人中に入ってみたが、たちまちまた孤独の中に閉じこもってしまった音楽がある。

オレンジカフェでも“音楽の旅”を続けています。
カフェに集まる人々は日本人ですが、モーツアルト派が多いと感じます。
歌い、曲にまつわるエピソードをおしゃべりし合って楽しむのです。


”落ち”です。
今日の最後の曲に「蛍の光」をやりました。
私はつい先日NHK-BSで観た、映画「哀愁」のテーマ曲の話をしました。
そう「別れのワルツ」です。
つい、ワルツで演奏しはじめてしまいました。

　　蛍の光（４拍子）

　　別れのワルツ（３拍子）

いけねー、いけねー
気づかれた気配がしましたが、責める人はいませんでした。(^^♪

今後の練習予定（時間は14：00～16：30）
★12/9飯田市上郷公民館204号室、12/23飯田市上郷公民館203号室