3月3日の千曲川河川敷

2011年03月04日 | 風景
桃の節句だっちゅうのに真冬に逆戻り
昨日今日と二日続けて朝の気温はマイナス5度台!
おまけに雪までちらつき、一時は道まで白くなったわさ

さて今日の絵はそんな寒い桃の節句に千曲河川敷より眺めた風景を色鉛筆で。
場所は上信越道松代SA付近の千曲川の堤防。
この近辺の河川敷は一面名産の長芋畑で、ただ今収穫時期。って言っても今は手掘りじゃなくバックホー(小型ショベルカー)で。
絵の中央下にも一台、でもわかんねだろうな
対岸右手にオリンピックスタジアム。
中央の白い山は昨年混みに混んだ戸隠連峰です。
あとひと月ですかねー、この近辺の河川敷が桃の花でピンクに染まるのわね。
あともう少しの辛抱

有旅より

2011年02月24日 | 風景
えー ここ最近の朝夕の激しい気温差に
もーカラダは

朝の極寒に震え、日中は酷暑に茹だっております。

この暖かさで屋根の雪も庭先の雪もほとんど消え、残りは冬シーズン終焉記念として保存しておきたいくらいの量を残すのみ。
県内もちらほら梅便り

そんな時期に冬景色の絵

いつもなら顔を西に向けて北アルプスの山々なんですが、今回は東を向いて見える上信越の山々。
時期は一月。
場所は長野市篠ノ井の有旅という地区。
700メートル近い高台にあるため、志賀高原や噴煙あげる浅間山、ラグビー合宿で有名な菅平、ツツジや米子瀑布の破風高原を背景に、足元には善光寺平(長野盆地)が一望の場所。
といっても、今回は山は志賀から菅平の一歩手前まで、盆地の平野はほんの一部のみ

そろそろかな

2011年02月16日 | 風景
昨日の朝は雪かきに大わらわ ^^;

雪が積もるという予報通りに雪景色。
外に出てみれば長靴が沈むような雪の量!
時刻は5時前なれど新聞屋さんに圧雪される前にと、さっそく道路出入り口の雪を手作業でかきをはじめた。
一応備えとしてロータリー式の除雪機もっているんですが、エンジン音がうるさく早朝使用は控えてます。なんしろ果樹や田んぼでの防除作業すら“うるさい”との理由から、使用時刻は6時以降との通達があるくらいなのでね ^^;

しかし、春の雪は湿っていて重い、おまけに一人じゃ作業がすすまぬ。
20分ほどかけてやっとこさ出入り口を確保。
と、チャラチャラと金属音と共に黄色いランプが点滅して近づいてくる。
一月の大雪の時さへ横の幹線道路の雪かきに出動してくれなかった大型除雪機である。
なにもこのタイミングに・・・と、雪かき持って立ちすくむ私の前を轟音と共に通過する。
かき終ったばかりの出入り口には、それまでの数倍、圧雪され固く重い雪の壁築かれたのであった・・・ 


え? 今日の絵に関係ないって
この神社は『武水別神社』といってね、この近辺じゃ自動車の安全祈願で有名な神社。
場所は長野県千曲市八幡。棚田百選で有名な姨捨のすぐ近く。あんずの花のお花見で有名な森地籍にも近いです。
わが家も新車の購入時にはすべてこのお社にて。
そーいえば最近とんと御無沙汰だねー
世間ではこの大雪により、あっちこっちでスリップ事故続発、車が大破!
事故は困るが、わが愛車を新車して、このお社で安全祈願するのだが・・・

ボロ車に限って事故らない
ボロ者に限って壊れない 

これも新車購入時に
このお社で祈願していただいた御利益の賜物ですかね 

親不知

2011年02月11日 | 風景
えー 寒いですね。
今日は旗日、明日は土曜、そして日曜と、世間は三連休。
なのに天気は全国的に雪だるま。
都心も朝から雪降りの春の大雪でこれから交通網も乱れそう。
なのにうちのバカ息子は江戸へ行き、バカ姉ーは軽井沢。
はてさて本日二人とも無事に帰宅とあいなさるやら^^;

さて今日の絵は、新潟と富山の県境にある急峻絶壁の断崖と親子像。
断崖の名は親不知。
北アルプスの北端がそのまま日本海に落ち込む崖に荒波が打ちつける、古来より交通の難所で有名。
行き来できる場所は荒波が断崖を打ち崩して出来た狭い海岸のみ。
今日みたいな大荒れ日には、急ぐ旅でも草鞋をぬぐが、旅人の中にはやむなき理由で旅立つ人も。
絵の立像は親不知のこんな悲しい話から

(♪いよーっ ベベン)←講談調に^^;
冬の北陸国堺
風雪打ちつける断崖は世に知れたる親不知
白波寄せるその浜辺、急ぐ姿は母と子か
握りしめたるその指先に、互いに通う絆の温もり
切っても切れぬ親子愛
愛さへ切り裂く無情の荒波
母は子を呼び、子は母を
ああ 親不知の悲しき母子のものがたり
たがいに呼ぶ声その声も
岩さえ砕く波に消え

(♪ベンベ~ン)

断崖にへばりつくように作られた国道8号線。
危険な水際浜辺を避けて、断崖絶壁を削り掘り、うねうねと曲がり連なる狭い道。
その国道脇にそっとたたずむ親子像。
昔の情話をもとに作成されたのだと思う。
下を覗けば昔変わらぬ急峻の。崖
とは言え、道なき道の浜辺道に比べれば、崖這うくねくねでも一級国道、行きかう今の親子に別れなし。
絵の季節は三月。でも撮影が数年前なので、はたして今の風景と同じかわ^^;


その難所も、いまでは長大トンネルが風穴貫く。
北陸本線は鉄道トンネルで難所越え。
北陸道は、海はるか上に橋をかけ、トンネル間を繋いでいる。
ちら垣間見える昔の難所も今は昔の物語。
涙誘う立像も地蔵の姿も見えぬ道。
むかしの苦難も夢のまた夢。
そしてもう一つは工事中の完成間近の北陸新幹線。

知ってか知らぬか新幹線、その夢見ることも叶なわなき速さで駆け抜ける。