師走の海野宿

2010年12月25日 | 雑記
えー とですね。
今日の絵は先週小旅行でお伺いした海野宿です。
場所はって申しますと、あの真田雪村で有名な信州上田。
の ちょこっと東端、しなの鉄道(旧JR信越線)田中駅の東側です。
街道でいえば、江戸から金沢に行く北国街道。金沢百万石のお殿様も「したにぃー したにぃー」と通ったんでしょうね、きっと。

この宿場町を初めて訪れたのは今から数えれば役37~8年くらい前になるでしょうかね。
やっとあっちこちで街並み保存だの古民家保存だのの声がちらほらとの頃。
街道を挟んで立つ格子戸二階建て家々の間には漆喰でできた"うだつ"があり、ほんと、宿場町っ!て感じでしたが、それ以上に風情があったのは道の中央を流れっる樹の植わった石積みの用水路。ほんと、イイ感じ♪
でもそこに住んでる住民には不便だったんでしょうね。
用水路のおかげで道は狭いわ、奥行きの割に間口の狭い家。
住宅の改築新築もままならず、主要幹線道理は街を迂回して作られ、商店は離れ人通りはすたれる。
ほとんどの宿場町はよりよい生活のためほとんど壊されました。
私が初めて訪れたときも、崩れた漆喰壁、草の生えた屋根瓦、ゆがんだ格子戸、なんてここの宿場も崩壊一歩前でした。
わが家のそばにも北国街道が通ってますが、古い家並みはほとんど残っていません。

が、どっこい海野町。
三十ん年ぶりに訪れたら綺麗に整備されてました。
あれれ? っと思うぐらいにです♪
今回は10分ほどの時間での帰宅・・・涙
来年は十分に時間を取ってちゃんと来ようと♪