天棚(てんだな)は、五穀豊穣、風雨順調を祈る天祭の際に組み立てられる祭壇(車輪がなく、二階造りが特徴)です。栃木県内では、宇都宮周辺にしかありません。鹿沼の彫刻屋台のように装飾されることがあります。令和3年3月に奥州街道沿いの海道町で、天棚のための倉庫ができて、組み立て常設されることになりました。このブログでは、以前(2019年7月28日)に東下ケ橋の天棚を紹介しました。今回は天棚としては2台目で、彫刻は彩色されています。
完成した海道町の天棚。レールの付いた土台の上に組み立てられました。
●組み立ての流れ
・1階部分の骨格の組立
・2階部分の骨格の組立
・2階部分の屋根の前方部の装飾(鬼板、懸魚)の取付
鬼板、懸魚は「龍」
・1階部の付き出し部の装飾(鬼板、懸魚)の取付
「獅子」
・欄間、脇障子の彫刻の取付
1階部正面「牡丹」
1階部右側面「牡丹」
・完成
●細部の彫刻について
・2階部 正面欄間「ブドウにリス」
・2階部 左前方部、木鼻(獅子、象)、欄間(ブドウにリス)
・2階部 右前方部
・2階部 側方欄間 「山ジャク」
・2階部 内部の欄間 「ミミズク」
・1階部の屋根の前方部 箱棟「牡丹」
・脇障子
「鳳凰」
「孔雀」
*他にも彫刻のパーツはあるのですが省略させていただきました。
完成した海道町の天棚。レールの付いた土台の上に組み立てられました。
●組み立ての流れ
・1階部分の骨格の組立
・2階部分の骨格の組立
・2階部分の屋根の前方部の装飾(鬼板、懸魚)の取付
鬼板、懸魚は「龍」
・1階部の付き出し部の装飾(鬼板、懸魚)の取付
「獅子」
・欄間、脇障子の彫刻の取付
1階部正面「牡丹」
1階部右側面「牡丹」
・完成
●細部の彫刻について
・2階部 正面欄間「ブドウにリス」
・2階部 左前方部、木鼻(獅子、象)、欄間(ブドウにリス)
・2階部 右前方部
・2階部 側方欄間 「山ジャク」
・2階部 内部の欄間 「ミミズク」
・1階部の屋根の前方部 箱棟「牡丹」
・脇障子
「鳳凰」
「孔雀」
*他にも彫刻のパーツはあるのですが省略させていただきました。
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