たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★先師遷化③ 訃報発送から荼毘式の前晩まで

2022年09月05日 | 四季折々 寺事折々
先師が遷化した8月9日は火曜日で、
荼毘式を15日に勤めることが決まったのは10日(水)の晩でした。

それから檀信徒(宛先420軒)へのお知らせを作り発送へと移りましたが、
いまは宛先が都内でも翌日配達が確約できず、土日の配達がおこなわれなくなっています。
仮に翌11日(木)に投函したとしても、金曜日には配達の段階にはいかず、
土曜日・日曜日には配達がないので、配達は早くても月曜日になります。

訃報文を作って、封筒・宛名ラベルを用意して、発送業者さんにがんばってもらいましたが、
郵便局への持ち込みが金曜日になってしまったので、荼毘式の15日前には届かない状況でした。


苦情というわけではありませんが、
都内であれば翌日配達という体制であったことが
とてつもなく大変な体制だったことは理解しました。

多くの檀信徒から、荼毘式当日・翌日・翌々日に届いたというお電話をいただいて、
ホント、郵便に時間がかかるようになったのだと実感しました。






10日のご寺院さま打ち合わせの後、遺族のみにて、納棺をしました。




「山門不幸」という高札を掲げるのがしきたりです。




荼毘式の前晩、通常の葬儀であれば、お通夜の晩です。
家族が集まって、先師が眠る柩を取り囲んで、お唱えをしました。
がんばって『大佛頂萬行首楞厳陀羅尼』の一部を全員でお唱えしました。




本堂の須弥壇にお花を配置してつくった祭壇です。
先師が本堂再建の際に自分で考えた須弥壇ですからよい形だと感じました。

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