たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★手間をかける、心がとどく。 徒弟研修会2日目

2014年08月15日 | まなび
徒弟研修会レポート2日目となりました。

1日目のレポートはこちら
    →(★棚田のにおい、風のいろ。 徒弟研修会1日目





■平成26年7月29日(火曜日)



◎起床!

前日の疲れを全く感じる事なく、スッキリとした朝を迎えました。
全員で布団をたたんで、庭先で数年ぶりのラジオ体操という…







◎朝食

大勢で食べる朝食は、勢いが必要ですね。







◎野菜の収穫体験

「何でも好きな物獲っておいで」と言われても、
慣れていない者にはどれを獲って良いものだか(´・ω・`)

五郎兵ヱのお父さんと一緒に右に左にの収穫体験!













◎まつり寿司作り、からの昼食

いよいよ今回の徒弟研修、最後の体験学習、
地元の方たちが作り伝えている太巻き寿司の「まつり寿司」作りです。



一人一本のまつり寿司を作るようで、規定の分量で酢飯を分けています。





ご飯、巻きす、ノリ2切を目の前にしてレクチャー。







卵焼きの上にご飯を延べ、更に山を3つ作り、海苔を重ねます。
谷の部分に具材を配置して、先に作った細い巻き寿司を加えます。





巻きます!巻きました!はがれました!
これだけでは、図柄がよくわかりません…





真ん中から切りわけてみると…







全員初めての挑戦でありました。
お手本のようにはいかないのは分かっていましたが、OKサイン出せますね!

いままで何気なく食べていた太巻き寿司も、その他の多くのお食事も、
作って見れると秒に多くの手間暇がかけられていることに気付かされます。







でもこれ、一人一本作っています。
作ったということは、それと同じだけ食べることになりますよね?
切りわけてみると、5~6巻くらいになるんですよ!

しかも、椎茸と蓮根を乗せたお寿司(田舎寿司と言うそうです)が出てきて…





更に、いなり寿司まで作ることになり…







太鼓のようなお腹になって、昼食をいただきました。





◎帰路と岐路に就く。

昼食の片付けと荷物整理。
そして2日間お世話になった五郎兵ヱさんのお掃除。

最後にご夫妻にお礼の言葉を申し上げて、東京に向けての帰り道となりました。









この2日間、事故も怪我もトラブルも無く過ごす事が出来ました。
帰りのバス車中では、ひとり一言のコメントをもらいました。
同じ2日間を過ごしてきた仲間ではありましたが、
みなそれぞれの口からに出てくる感想は千差万別。

それが体験学習の面白さでもありますね。







そういえば、「お坊さんがたくさん泊まりに来ているらしい?!」
という噂を聞きつけた子供が、一緒に写真を撮って欲しいと五郎兵ヱに訪ねてきました。

なにか良いことかあれば、いいですね!





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