たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★納戸に祖母のメッセージ?

2009年11月12日 | 書院庫裏の建築
1月のお正月明けから木造庫裏の解体工事に着手する予定ですが、
そのための荷物整理を最近になってやっと始めました。





まず手をつけ始めているのが本堂の一角にある納戸(↑)です。

庫裏の荷物を一時的に納戸に収容しようと思っているのですが、
納戸は当座不要であったものが未整理のまま山積みになっていて
このままでは庫裡の荷物を収納することができません。

積み上げられている箱を見ても、中身が何だかわかりません。





一つ一つ中を開けて、写真を撮って、外箱に張って…まるで発掘調査です。

例えばこんな感じの未使用品がたくさん!











そしてたくさんの箱の中から、
祖母が収集していた“こけし人形”と“那須温泉の背負子”を見つけました。






背負子の中に巻物状のものが挟まっていることに気がつきました。








広げてみると…










何も書いてありませんでした。





まさかアブリ出しってことでもないでしょうし、
でもそのままポイと棄てることもできず、
元あった通りに丸めて背負子にしまっておきました。





書院が竣工されれば全てが新しくなります。
これらの引き物もようやく使わせていただこうと思います。
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