ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

ツバメが来たよ

2017-04-13 11:11:37 | 写真


二年前の田植えのころ、尾道へスケッチしに行ったとき
千光寺山ロープウェイ乗り場の柱にツバメの巣がありました。
巣の中にツバメがいるのかどうか見えなかったので、
そっと近くまで行って覗いてみると
抱卵していたのかして親ツバメの頭がにゅっと出てきて

「ノゾカナイデクダサイ」とこわい目でにらまれました。

あなたさんが大好きなものでつい・・・・
写真はその時のものです。


そして今年、心待ちにしていた桜の花が開花する数日前のこと

部屋の中で、あーでもない、こーでもないと思いながら
ぶつくさしながら絵を描いていたら、
目の前にひとつある明るい窓越しに
とても嬉しい気持ちにさせてくれる懐かしい鳥の声が聞こえました。

「ピーチク ピーチク」

ハッとして慌てて筆おいて窓を開けて
空やあたりを見渡しましたがどこにもその鳥の姿はなく
青い空の遠くでカラスが一羽飛んでいるきりでした。

ツバメだったら嬉しいな~

翌日。
また部屋の中で、あーでもない、こーでもないと思いながら
ぶつくさしながら絵を描いていたら、

「ピーチク ギュルルル」

ハッとして慌てて筆おいて窓を開けて
空やあたりを見渡しましたがどこにもその鳥の姿はなく
青い空に白い雲がぽつぽつ浮かんでいるきりでした。

ぜったいツバメだ!


そのまた翌日。

そろそろ桜が咲くだろうかとワクワクしながら朝早くに歩いて公園に向かいましたら、
店先にテントの看板のある美容室のテントの中に、空からすっと黒い影がもぐりこんで、
またすっと空へと出ていきました。

「一番ツバメみっけ」

嬉しいな~
やっぱりツバメだった!
部屋で聞いた声もこのツバメだろうか

それから桜が咲いて満開になり
今まで公園の主役だったチョコチョコ歩く冬鳥のツグミやシロハラの姿が少し減って、
なんとなくさびしいような気もしましたが、
春とツバメが大好きな私は嬉しい限りです。


今日も一番ツバメは一人きりで美容室の前の電線にとまって
モジモジ毛づくろいをしていました。

つがいになって子育て始めたら
また怒られても

そっとそっと
覗いてやろ~
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ベネチアの水色の祈り

2011-07-12 00:42:10 | 写真

ベネチア観光でしょうか
女性の方が運河の写真を撮っておられます。

花束とまではいきませんが
白いお花をしっかり左手で握っておられましたので、
ピントがボケやしないかと心配いたしました。

どこから引っこ抜いて取ってきたのか
どこかで理由があってもらったのか
どこかへ捧げ祈るために持っているのか
よくわかりませんが、
決して離さないところを見ると
何か大切な理由があるのかもしれませんね。




祈りの形

運河沿いの建物の角にマリア様でしょうか
大切に祭られています。
水色に塗られて柵と鍵で守られて
この場所であたたかく皆を見守っているようです。

この場所に来ると不思議と落ち着くんです。
誰かの祈りが素朴に形となって、色となって
愛になってるんだなって
関係の無い私にまでその愛を感じさせていただけるのですから
この無邪気な水色の力は大きいと思います。




Copyright2008-2011 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 水彩スケッチ (510×380㎜)イタリア・ベネチア
9年前にも描いていますが
やはり大好きなので水彩スケッチ

祈りの言葉はなんですか
祈りの思いは何色ですか
祈りのふるさとはどこですか


以前にもお話ししたかもしれませんが、
実は私も
絵を描き始める前に
必ずお祈りをしているんです。

お祈りの言葉はとてもシンプル
「あなたとともに喜びとともに感謝とともに」

気持ちが落ち着くまで何度でも心の中で繰り返します。

お祈りをいたしますと
出来上がりの結果はどうあれ
不思議と腹が据わって集中力が上がるんです。

大切にしている言葉を心の中で繰り返すだけで
気持ちが落ち着き仕事が始められるのですから
心のビタミン剤ですね♪



以上、今回のベネチアでの水彩スケッチを4点ご紹介いたしました。

久々のベネチアで
少ない日程でしたが
大切な友達にも会え
水彩スケッチを通して
これから進んでいく方向に
触れさせていただいたような
貴重な体験を

ありがとうございました。




さあ
日本の夏だ

オロナミンC飲んで
がんばろ!


おわり


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ベネチアの小さなラブレター

2011-07-06 13:47:03 | 写真
外に出て
散歩をしていますと
いいことがあるんです。

別にベネチアにかぎったことではないんですけど
ベネチアには緑があまりないので特にいい気分になるんですよ。




お花がね

小さいお花がね

咲いてるんです。

足もとだったり
目の前の壁面だったり
きっと屋根の上だったり



小さくっても

蜜があって
甘い香りがして
誇らしげに花らしく素敵だったら
蜜を吸いに虫たちが来てくれるんです。


たまたま

犬がおしっこをかけて行くかもしれません。
ヤギに見つかってムシャムシャ食べられてしまうかもしれません。
水が無くなって枯れてしまうかもしれません。


それでも思い悩まず
生きるための必死の努力や苦労など微塵も見せずに
涼しげに風に揺れて咲いている可愛らしいお花たち

見つけた人の心の中では
光り輝くダイヤモンドのように
無邪気なまでの愛らしさと
読むことのできない
小さな愛のメッセージを
そっとプレゼントしてくれるんです。

小さくて
強くて
優しい

私達の友達。





サルーテ教会からアカデミア橋に行く途中に
小さな植え込みがあり、若い木が新芽を出していて、
下には珍しく白いチューリップが植えてありました。

爽やかなグリーンに白いチューリップ。

この植え込みを手入れされている方の愛情が
この小さな広場いっぱいにあふれていて
チューリップが微笑ましく目に眩しいぐらいです。



Copyright2008-2011 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 水彩スケッチ (380×280㎜)イタリア・ベネチア

おもわず水彩スケッチ♪

とても幸せな気持ちの中でチューリップを描きました。
なにかにやっと触れたような不思議な充実感があり
今もその感触は私の中で生きています。

何を教えてくださったのかは・・・・

決して読めないものですから
心で感じるしかなく
今の私しだいなんですね。




で、
最近

老眼です。





つづく

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ベネチアのネコ2

2011-07-04 12:41:00 | 写真



あっ

前回のシロネコくんの窓のすぐそばの家の敷地から

野良美ちゃん出現?

とても可愛らしいネコさんですね。

会いに行くのでしょうか

見ている私がドキドキいたしますです♪

・・・・


が、
まったく

私とシロネコくんの気持ちとは裏腹に

逆の方角に行っちゃいましたです。


残念。


心待ちに
まってるのにね~

決して折れるんじゃないぞ!シロネコくん

そして

日ごろから
目ヤニと
爪は手入れしておくんだ!

ニャオ~



好きなベネチアを自由に歩いているつもりでも
いつのまにか
お気に入りの好きな場所に足が向かってしまいます。
この写真はそんな場所に建つ大好きな建物。

やっぱり
また会いたいのでしょうね~

好きな場所は、たいていその周辺を何枚も描いているのに
また描きたくなる出会いがあったりしてくれるので、
何度行っても嬉しいんです。

よく考えてみると
大好きな人に会えるのと同じように
会う前から自然に心の扉が開いてくれて
見るもの経験するもの全てが奇跡であるかのような神聖さが
視線のはるか先で
ぼんやり見えていたりするのでしょうね。

そして
大好きな人を微笑ますためなら
きっとどんなことでも苦にならないし
また、
突然のイメージが洪水のように押し寄せてきますから
押し流されないよう踏ん張り受け止め、
そこに感謝と笑顔を乗せて確実に返せるような訓練を
日ごろからしておかないといけません。



この建物の2階のバルコニーの緑が
砂漠のオアシスのような潤いで輝き
目に飛び込んできました。

素敵ですね~

緑や花を愛され作られてる方の姿が気持ちよくバルコニーで表現されています。



Copyright2008-2011 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 水彩スケッチ (380×280㎜)イタリア・ベネチア
その美しさが
あんまり嬉しかったものですから思わず水彩スケッチ♪

描いていましたら素敵な女性がバルコニーに出てきてくれて
お花のお手入れをし始めましたので、すかさず描き足し!

子供のころ
この人はどんな無邪気な遊びをしたのだろう
彼女の歴史の中で
そのころの素敵な心が今も瑞々しく、
少し穏やかになって
植物や花たちとともに
バルコニーで

咲いているのだろうな~


残念ながらこの水彩スケッチは
日本に持ち帰り色塗りで失敗。


誰かの目にとまることはもうありませんが、

私の心の中で

彼女に教えていただいた

とても大切な子供のころのような無邪気な心の表情は

いつまでも

あたためていきたいです。





あぁぁ
日ごろの
訓練

ニャオ~♪



つづく



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ベネチアのネコ

2011-06-25 17:45:01 | 写真

何気なく
見上げた窓に
ネコが覗いていてくれたら嬉しいです。
人だとちょっと見ちゃいけない感じですけど
ネコさんだと見放題
手を振ったり
声をかけたりして
気を引くことに懸命になりますね。

ご主人さまを待っているのでしょうか?
野良猫の野良美ちゃんを待ち望んでいるのでしょうか?
ただの気分転換でしょうか?

真相はわかりませんが、
見ている私はとてもハッピー♪
これが絵を描いているときだったとしたら・・・・


たとえばランチに突然のデザートサービスで付いてきて、
そのデザートの意外なまでの美味しさに、
けっこう美味かったはずのランチのメイン料理を
なんだったか忘れてしまったような・・・・

お得さです。




リアルト橋から少し歩いた人気の無い静かな場所に
運河にニョキッとせり出した木が目にうつりました。
写真では分かりませんが
スカスカの枝先には春の新芽が芽吹いて、
今年もふさふさの緑を皆に見せてくれるようです。





Copyright2008-2011 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 水彩スケッチ (380×280㎜)イタリア・ベネチア
その木が妙に気に入ってしまったので、
思わず水彩スケッチ。

細い運河で日の当たる時間は限られていますので、
日を好む植物にとってはいい環境とはいえませんが、
なんだか自分の場所を精一杯生きている姿が
愛らしく美しく心にうつりました。

はっきりと家の主さんに生かされています。
枝打ちしたところからまた新しい枝を生やし
少しでも光の当たる空間をもとめ伸び
この先、家の主さんが変わってどうなることか分かりませんけど
先のことで悩んだりもせず
生まれた場所の運命をあるがままに
今日を精一杯生きて
いてくれています。



実は守られて
実は生かされて
実は誰かの役に立ち
そして
この家の主さんのまた別の姿であるかのように
私の心にうつりました。



あっ
ネコが!



つづく


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ベネチア大好き!

2011-06-19 00:30:12 | 写真
久々のベネチアは
昔と変わらない不思議な青い色の運河と
車のない船の生活と
味のある古い家並と
美味しい食材と美味しいワインと
好きなものが今でもぎっしり健在でした。

やっぱり
ベネチア大好きです。
不思議であり
奇跡であり
魅力的ですね。

が、
ちょっぴり
ほんのちょっと
ちょこっとだけ

ここに居たころの私の姿と
帰国してしまった色んな友達やら

もうここには存在しない
そんなドラマや思い出が

懐かしくもあり
悲しくもあり

胸を締めつけてきて
自分の未熟さを思い知らされます。




休日にペアーさんが船でのドライブに誘ってくれたので、
お言葉にあまえて乗せていただきました。

普段は荷物を運ぶ船とかで騒がしい運河も
休日はとても静か!


ドライブついでにベネチアのすぐ隣の
ラ・チェルトーザとレ・ヴィニョーレ島に上陸。
観光客のいない静かで緑いっぱいのジャングルの中には、
要塞跡も残っていたりして少し探検気分になれる島です。





あっ
ウサギさんを発見。

ぴょんぴょん逃げていきましたが、
低木の中に隠れたので、出口をふさいで覗き込んでパチリ。
ウサギさんのぴょんぴょん逃げる後姿がなんとも可愛らしいこと・・・・





あぁぁっ
ヤギさん達を発見。

ペアーさんは野生だと言っていたので、
家畜の野生化でしょうか?人になれています。

皆さんに食べられないのかな~



人工的な世界のベネチアには土や緑がほとんど無いので、
ここはきっとベネチア人の心のオアシスなんでしょうね~

ペアーさん
ありがとうさん♪



つづく


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9年ぶりのベネチア

2011-06-16 10:05:29 | 写真
スロヴェニアのイベントが終わり
仲良くなったアーチスト達と名残惜しく別れ、
メダナから近いこともあって、帰りにベネチアへ寄りました。
日程は9日間で、内容は友人に会うことと、ベネチアのスケッチ。

9年ぶりのベネチアです。


佐部利さんもベネチアで1泊して、ベネチア空港からの帰国だったので、
mmmArtさんに一緒にベネチアまで車で送ってもらって、
道中楽しく二人の絵描き話に花が咲きました。

事前に連絡していたベネチアの友人のペアーさんが船で迎えに来てくれて、
9年ぶりの再会はとても嬉しかったです。
お互いの9年分のドラマがしっかり年輪となって、笑顔の中に溶けているようで、
いいお味に?・・・・なっていました。



私と佐部利さんと荷物を載せて、ホテルまで大運河をドライブ。
途中、リアルト付近で船をとめてバールによって立ち飲み♪
うらやましいライフスタイルですね~

そして宿に荷物を置いて、またバールにて
ペアーさんの奥さんのアツコさんと再会。
友人との久々の再会は、ほんと嬉しいです。

スロヴェニアでの連日の飲みすぎで、アツコさんには酒臭いと言われながらも、
また美味しく飲めるもので、イタリアのお酒の懐かしいこと・・・・
その夜は、私とアツコさんと佐部利さんの3人で、
レストランで美味しい料理と美味しいワインを頂きました。


懐かしく
今でもあたたかく迎えてくれる
友人とベネチアとの再会

大好きでも
会えなくなってしまうこともあるもので、
今回
友人とベネチアに会えましたことは、
心より感謝しております。



つづく


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スロヴェニアmmmArt 11

2011-06-08 18:16:58 | 写真
mmmArtに参加された日本人の
宮塚春美さんと佐部利 典彦さんの作品のご紹介です。


まずは宮塚春美さんから
今回初めてお会いしたのですが、あたりが優しく制作中以外はいつでも笑顔で、
アーチスト皆に親しまれるとてもキュートな方です。
作品はコラージュ
出発前に起こった大震災の津波などの新聞を使い、
今の心の心境をストレートに表現されていました。



Copyright2011 Harumi Miyatuka.All Rights Reserved.
宮塚春美さんの作品 120×120㎝ コラージュ




Copyright2011 Harumi Miyatuka.All Rights Reserved.
宮塚春美さんの作品 50×50㎝ コラージュ




佐部利 典彦さんは、以前、私も参加したすどう美術館主催の神戸のグループ展で、
すどう美術館賞を受賞されております実力派。
作品はアクリル
メダナでの素敵な開放感や
今、ここで制作できる喜びを、素直に表現されていました。




Copyright2011 Norihiko Saburi.All Rights Reserved.
佐部利 典彦さんと作品 120×120㎝ アクリル(写真提供、佐部利さん)




Copyright2011 Norihiko Saburi.All Rights Reserved.
佐部利 典彦さんの作品 50×50㎝ アクリル(写真提供、佐部利さん)





Copyright2011 Norihiko Saburi.All Rights Reserved.
佐部利 典彦さんのオークション作品 サムホールぐらい アクリル(写真提供、佐部利さん)






おまけ写真
KLINECワイナリィでの夜のどんちゃん騒ぎに連れてこられた子ヤギさん
後ろ足をしっかり握られ抱っこされて、皆に可愛がられています。





色んな国のアーチスト達と
おとぎ話のように素晴らしい景色のメダナで、
mmmArtのあたたかい世界に囲まれ
朝、昼、夜、深夜問わず、
美味しいワインを飲まずして絵を描くのは罪であるかのごとく
無理やりにでも飲まさせていただけて
恐ろしいぐらいのおもてなしにぐらぐらしながらも
楽しく制作させていただきましたことは、
なんとも幸せでございました。

時間が無いがゆえに
集中もできましたし
また
いろんなことを教わったような気がいたします。

この機会をくださったすどう美術館さん、mmmArtさん
本当にありがとうございました。




ベネチアに


つづく






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スロヴェニアmmmArt 10

2011-06-06 20:53:17 | 写真

ついに制作最終日の朝がやってきました。

あっ
古くて可愛らしいトラクター!
メダナの道ではよくゴーゴー言って走ってますから
ブドウ畑の花形マシーンなのでしょうね。


制作は昼ごはんまでで、出来ていない人もいましたが、
あわただしく皆でアトリエを片付け、
額縁屋さんが額装をしてくれました。
近くにあるメダナの教会の素敵な地下室がギャラリィになっていて、
そこに大きな絵を運び展示。
中サイズはKLINECワイナリィのアトリエに展示。
小サイズは同じくKLINECワイナリィのアトリエでオークションいたしました。


昼食が終わってアトリエにもどってみると、
椅子がたくさん並べてあり、プロジェクターも据えてあって
すっかり綺麗なオークション会場に変身していてびっくりです。
KLINECワイナリィの庭もパーティ会場に変身。
なんだかドキドキします。




案内状です。


夕方になると沢山の人々がKLINECワイナリィに訪れ、
ワイングラスを片手に色んな美味しい料理をいただきました。
地元のテレビ局も来ていてmmmArtのエツコさんがインタビューにこたえていました。


7時になり、ぞろぞろと教会のギャラリィに移動



あぁぁ
入れないぐらいの満員御礼です。
嬉しいですね~

で、
左のおじさんが首からぶら下げているのがグラスバック!
KLINECで10ユーロを支払うと,
グラスとこのバックをもらえて、ワイン飲み放題♪
両手が自由になり立食パーティに威力を発揮しておりました。

一通り見れる時間が過ぎたころ、ギャラリィ内で主催者からの挨拶があり、
次はKLINECでの作品オークションに舞台が移ります。



人が引いたあとの会場正面



会場入り口側



Copyright2008-2011 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 
山中清隆の作品 「ピランの町」 120×120㎝ アクリル



山中清隆の作品 「教会の道」 50×50㎝ アクリル
これは未完成ですね~
すみません
間に合いませんでした。
ピントまでぼけてるし~



山中清隆オークション作品 「岬の教会」 サムホールぐらい アクリル

あぁぁ
右上の岬の教会が、額の縁の中に入ってしまってる!

オークション作品は今回の作家以外のもあり、40枚ほど。
初めてのオークション経験で、ほんと緊張いたしました。
私の作品の落札価格は2番目に高い値段だったので、とても嬉しかったです。
ちなみに1番はクレメンさんの作品でした。



オークションが終わると皆さん庭に出て、賑やかなパーティーが深夜まで続きます。
アコーディオン演奏者の方がとても熱く、歌と演奏を披露してくれて、
いつのまにか仲良くなったアーチスト皆一緒に踊りもしました。

いいものですね~
言語や人種の壁を越えて
音楽はこころを一つにしてくれます。



と、
そこに
お子ちゃま用トラクターを発見!
凄いぞ
2台ともトラクターだっ

後ろには荷台を引っ張れるジョイントまであるではないか!
リアルすぎる・・・・

いったい何を?
子供のころから
運んでいるのだろう

夢はメダナでワイン作り・・・・




つづく




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スロヴェニアmmmArt 9

2011-05-30 00:30:34 | 写真

KLINECワイナリィーの古いキッチンで焼いているのは、馬のお肉。
たくさん牧場を走らせてもらったのでしょうか
肉は硬目で、味はあっさりしていました。
美味しそうに盛り付けられた料理の写真は何枚かトライいたしましたが、
暗くてだめです。

KLINECのお兄さんがワイン作りを担当
弟さんがシェフで、美味しい料理や自家製生ハムとサラミを作っています。
生ハム・サラミを作っている工房は、
KLINECから少し離れたところにあって、
プールと広い庭のある気持ちのいい環境でした。




近代的な設備の中で美味しくなるのを待っているサラミ。
生ハムはちょっとリアルなので、撮影できません。

サラミは2種類。
豚とロバです。

豚は香りまろやかで、やさしい味付けの上品な印象です。
ロバは味も香りも大味で、塩かげんの裏にあるコクがなんとも美味しくて、
私にはロバが大ヒット♪
2次会だったのでお腹いっぱいでしたが、
何度もワインとパンとロバサラミをお代わりいたしましたね~


ぁぁ

ロバさん・・・・   でしたか。

てっきり
お爺さんと一緒にブドウを運んでるものかと思って、
ロバさんを見てはしゃいでおりましたが、
飼い主に愛されて、大事にされてはいるものの
彼らの現実はもっと厳しいっす。

道に生えてた草をあげればよかったのにな~





KLINECで深夜にスパークリングワインあけまくって、大はしゃぎの風景。
スパークリングワインをあけようとしてるのがKLINECワイナリーの弟のAleksさん
その後ろのベンチで喋っているベージュのズボンの男性が兄のUrosさんです。
氷の中に逆さまに突っ込んで冷やし
ナイフの一撃でスポッンとあけるんですね~
きれ~に瓶の頭だけが栓ごと吹っ飛んで、ブドウ畑に飛んでいってました。
(ピンボケですみません。)



この写真はmmmArtスポンサーワイナリィーのSCUREKでの試飲会風景

SCUREKのホームページ
http://www.scurek.com/

写真右側の男性がSCUREKの方です。
ストレートにブドウの味を追求してこられたのかして、
飾りっけのない親切な説明と、ブドウの味のイメージをしっかり持っておられる
彼の目線が印象にのこりました。


何種類かの白を飲まさせていただきましたが、
それぞれのワインの味がスパッと切り替わる、そのブドウの美味しさ重視のようです。
SCUREKワインのイメージのもたつきが全然無かったですね。
料理と合わせてじっくり付き合いたい魅力的なワインでした。




SCUREK地下室のワイン樽




この2樽だけスケルトンになっていました。
水はまったく入れなくて、ブドウから発酵して液体が出るそうです。






mmmArtのスポンサーワイナリィー3社
それぞれ試飲会をしてもらって思いましたことは、
ワインを造ってる人と、工房と、出来上がるワインの味の印象は一致いたしました。
個性ある日々の努力と、自然を知り、取り込み、育てる作り手のイメージの積み重ねが、
きっと
ワインの美味しさの正体なんですね~



はたして

絵を描いているのだろうか?



つづく


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スロヴェニアmmmArt 8

2011-05-26 23:30:56 | 写真

KLINECワイナリィの敷地内にあるこの建物がアトリエです。
ここで、17名がそれぞれの作品を5日間で制作しなければいけません。
(外で描いてる人もいました)
制作時間が短いだけに、いままでやってきたことを素直にする以外に方法が無いもので、
けっこう諦めといいますか、気持ちは落ち着いておりました。
(ピランでスケッチもしたしね♪)

あとは、
どれだけ楽しめるかでしょうか・・・・




アトリエ室内。
左の女性は宮塚春美さん
正面は中国系カナダ人のリュウさん
場所は早い者勝ち!




KLINECでの昼食風景
青いデニムシャツの男性が佐部利 典彦さん
壁に掛けてある絵はmmmArtの中心的アーチストのエツコ(Etko Tutta)さんの作品。



その反対側の写真
右奥の赤いシャツの男性がチーフマネージャーのクレメン(Klemen Brun)さん
クレメンさんもアーチストで参加しておりますが、
制作のあいまに必ず皆に気を配って声をかけてくれて、マネージャーとしても
いい仕事ぶりでした。

クレメンさんのホームページ
Klemen Brun
http://www.klemen.3-a.net/
(作品をクリックしにくいところがニクイ!)




入り口すぐにあるバール風カウンター




調理場とは別に古いキッチンもあって、とっても可愛らしいです。



2日目、3日目、4日目と夕方から深夜まで、
色々と催し物が用意されていました。
かなり充実しすぎていて、おなかいっぱいで
苦しい日々だったような気もいたしますが、
とてもいい思い出になっています。




mmmArtのスポンサーの
MOVIAワイナリィの地下ワイン倉庫で、ワインのテイスティング風景。
写真のボトルは全部1.5リットルの大瓶
写真右からMOVIAオーナーのAlesさん、アーチストのEtkoさんと春美さん。



MOVIAワインの樽




さらに地下深くにはMOVIAビンテージが・・・・50年物!




飲ましてもらったのは、MOVIA Veliko belo(白)2003 1.5リットルとPuro(スパークリングワイン)です。

2003年の白はとても出来がいいそうなのですが、0.75リットルは無し


気になるワインのお味は・・・・

Veliko beloは熟成タイプのとてもゴージャスなワインで、
一度飲んだら忘れられないぐらいのインパクトでした。
いつまでも残るその口の中の香りを楽しんでしまって、
次の一口がなかなか進みませんでした。
ワインだけでずっと楽しめる内容ですね。
値段もゴージャスですが、価格以上のパフォーマンスがあるように思いました。

Puroもとても美味しかったのですが、Veliko beloに気持ちを持っていかれた後だったので、
しっかりと味わうことが出来ずに飲むタイミング的には残念です。

mmmArtのスポンサー三社の中で唯一、日本にも入ってるみたいなので、
自然派熟成タイプ好きの方にはお勧めですよ♪


MOVIAのホームページ
http://www.movia.si/movia
ホームページにはビデオが二つ見れまして、
私達が現地で訪れたときと同じようにAlesオーナーが迎えてくれる作りです。

一つはMOVIAの自然派ワイン作りについて、長く熱く説明してくれます。
もう一つは、MOVIAのスパークリングワインPuroの栓抜きの仕方です。
逆さまに冷やして(冷やす温度も重要)水の中で栓を抜くのですが、
床を汚さずにすむし
余分な沈殿物が水の中に出てくれるので、
クリアーな美味しさだけが瓶に残る優れ技だそうです。
また炭酸が強烈なので普通に抜くと半分ぐらい飛び出て、大惨事になるかもです。
(注意:普通のスパークリングワインの栓とは別物)





飲み会は深夜まで・・・・

つづく



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スロヴェニアmmmArt 7

2011-05-21 18:05:33 | 写真
今回のmmmArtには、スロヴェニア、クロアチア、オーストリア、カナダ、
フランス、ギリシャ、スイス、日本からの17名のアーチストが招待されていまして、
すどう美術館からの推薦で、日本人アーチストは3名。
宮塚春美さんと佐部利 典彦さんと私です。
皆さん現地で初顔合わせと思っておりましたが、
クレメンさんと一緒に車に乗って迎えに来てくれた佐部利さんは以前、
神戸のグループ展でご一緒したことがある方だったのでビックリ!
安心いたしました。

会場のKLINECワイナリーに着きますとアーチスト皆、
KLINECワインをたらふく飲んでいまして、
すでに出来上がっておりました。

どうやら今日は
楽しく出来上がってもらって、
明日からいい作品描いてくれ!
という趣旨みたいです♪



KLINECのホームページ。
http://www.klinec.si/

気になるKLINECワインのお味は・・・・


どれも素朴にこだわった味で、料理を引き立てる控えめな演出がかっこよかったです。
飲みやすさよりも、しっかりとしたナチュラルさが特徴でしょうか
作り手のピュアな感じが、ワインの味にもよく出ているように思いました。
イタリアでよく飲んだベネトワインとはまた別物で、性格も違いました。
こんなことは生まれて初めてなのですが、たらふく毎日飲んだのに
悪良い、二日酔いが、まったくなかったです。

で、日本にKLINECが入っているのか検索しましたら、
KLINECの凄い現地レポートをされています方のブログを発見しましたのでご紹介。
http://italianwine.livedoor.biz/archives/1545607.html
よっさんの『心のワイン』
KLINEC前編・後編とあります。
私の舌では読み取れないワインの奥深い描写がお見事!


美味しい料理と美味しいKLINECワインを思う存分楽しませていただいた翌朝、
私の宿泊先は少し離れたSCUREKワイナリーで、KLINEC会場までは徒歩30分。
道が右に左に蛇行しているし、桜も咲いてて楽しい道のりです。



SCUREK宿泊施設内の樽の上のネコ。





SCUREKを出ると、こんなのどかな心楽しいブドウ畑風景が広がっていて、
きっと30分があっという間ですね。





道は右に左に重なり合う丘の上をなぞるように走っていました。
左の白い花は桜。右のうなだれている葉の見えない木はイチジク。





あっ
ロバがいました。
行ってみましょう!

ブドウを運んでいるのでしょうか?
とても人懐っこいですし、触らせてくれます♪
寒いのかして毛が長いですよ。

ウゥゥゥ ウヒィィ~ ウヒィィ~




遠くアルプスの白い山肌が見えるのが分かりますでしょうか。
左の丘の村の向こう側の開けた町は、もうイタリアです。
チャオ~





あぁ
ヤギがいました。
行ってみましょう!

・・・・・
逆に私が見られているような~
角が立派なヤギさん
後ろの子ヤギが可愛らしい。




丘の上に見えます集落がメダナで、
背の高い教会の塔の右手にKLINECがあります。
あともう少しかな~






あぁぁ
アヒルでしょうか?
ガンでしょうか?
行ってみましょう!

少し大きいですね~
つぶな目が可愛らしいです。
が、私が美味しそうな目で見ているのかして
こっちに来てくれません・・・・

そういえばピランで白鳥の飛んでる姿を生まれて初めて見ましたよ。
あいつはデカイですね!5羽がVの字になって頭の真上を飛んでいったのですが、
羽音も大きく、ふぁ ふぁ ふぁ ふぁ ふぁ ふぁ なんて
鳴っていました。



あぁぁぁ

KLINEC会場に着くのだろうか・・・・





つづく




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スロヴェニアmmmArt 6

2011-05-17 23:57:05 | 写真
ピラン(Piran)から今回のmmmArtの目的地メダナ(Medana)へは、
mmmArtチーフマネージャーのクレメンさんの説明によると、
長距離バスが沢山出ているということだったので、
このバスでノヴァ・ゴリツァ(Nova Gorica)まで行って、
着いたら電話して迎えに来てもらう手はずになっていました。

出発前日にツーリスト・インフォメーションに行って、
ノヴァ・ゴリツァ行きのバスの時間を尋ねましたところ、

「明日の日曜日は、夜の便しか無いよ♪」

・・・・

で、
ダイレクトには行けないみたいなので、
バスと電車を使って行くことにしました。
9時半のコーペル(Koper)行きバスに乗り
コーペル午後1時45分発の電車に乗れば、夕方5時にはノヴァ・ゴリツァに着くとのこと。

安心。


ピランからバスに乗ってコーペルの駅に着いたのは10時半ごろ
まずは電車のチケットを買いにいきました。

駅は改装工事中でして、ビル工事現場の中にある緑の窓口風。
中には女性の駅員さんが一人、笑顔で応対してくれたので嬉しかったです。

が、「電車は駅が改装工事中なもので、この駅には来ないのよ♪」と、駅員さん。

・・・・


でも
振り替えバスを用意してくれてまして、同じ時刻に駅から出発して、
電車の来る駅まで送ってくれるそうです。

安心。


出発まで時間があるので、荷物をローカーに入れてコーペルの旧市街を観光。




あっ
チビッ子がうなだれてフラフラと・・・・歩くのもままならない様子。

かなりのショックだったのでしょう。

たぶん今先ほどの事件ですね。
100メータ範囲内でしょうか?


あぁぁ
ゲートの奥左側上に美味しそうなジェラート屋さんの看板が!

これか・・・・



まぁ
希望が叶わんことだってあるよ
お母さんはきっと、君のことを思って、
この先も色々と希望が叶わなかったとしても
決して折れてしまわないための心の訓練を
嫌がらずに付き合ってくれてるんだから
安心しなよ!

で、後ろに何気に建っておりますのは、
ベネチア共和国時代に造られた執政官の宮殿だそうです。



旧市街で食事を取ろうと思っておりましたが、
一人で楽しめそうな気楽なお店が見当たらず
結局、駅まで戻ってしまい、
駅前売店にてハンバーガーとビール♪


出発時刻になりバスに乗り、30分ほどでローカルな駅に到着。
ローカルな電車に乗って、また一度乗り換えがあり、
またローカルな電車に乗って、窓から見えるブドウ畑風景です。

で、5時過ぎにノヴァ・ゴリツァ到着。


電話、電話と・・・・  ?


無い。


駅前唯一のバールで尋ねましたが・・・・


無いぃぃ


最近の携帯電話の普及で無くなったそうです。

が、親切で綺麗なバールのお姉さんが携帯を貸してくれました。

ありがとう♪



で、クレメンさんに駅前のバールまで迎えに来てもらって
メダナのmmmArt会場に無事到着。
写真はこのイベントのスポンサー・ワインナリーKLINECの敷地内合成写真。

写真中央、緑の鎧戸のある建物が、
これから始まる夢物語のアトリエ・・・・

です。



つづく



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スロヴェニアmmmArt 5

2011-05-15 00:54:12 | 写真

結局ピランには8日間滞在しました。
春先の変わりやすい天候のせいでしょうか、
とても寒い日や、ぐずついた雨の日もありましたが、
春らしい暖かく穏やかな日もありました。

穏やかな日は港の海が鏡のように美しい風景を映してくれます。

実際の風景と水面に写り込んだ少しゆらめく風景とで、
町のサイズは2倍、美しさは2倍以上。
夕暮れのどこか物悲しい効果も手伝って、感動でしばらく足が止まりました。


たぶん

人も
波風のない穏やか心の水面をいつも守っていることが出来たなら
守っているその人の強く美しい姿が写り込み
その人以上の大きな大切な力となって
その人と共に
ゆらゆら存在してくれるような気がします。

何かをしたくても
自分独りの力ではどうしようもないとき

ピランの穏やかで美しかった港町を

思い出せたらいのにな~





ピランの岬から遠くベネチアの方向を眺めた同じ日の夕暮れ写真です。
ベネチアと同じアドリア海なんですけど
ほんと波が穏やか!
ベネチアだともっと波があるのに。

mmmArtの帰りにはイタリアに寄ってベネチアの友人に会いに行く予定で、
9年ぶりの大好きなベネチアですから少し複雑な気持ちでした。

で、100キロ先から様子見をしているしだいなんです。

ベネチアを




ピランの町は昔ベネチア共和国の支配を受けた名残が沢山のこっています。
その名残のある広場の合成写真。
夕方になると子供達の遊び場になり、とても賑やかでした。




Copyright2008-2011 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 塗る前の透明水彩画 510×375mm

で、その賑やかな広場の水彩用スケッチで、まだ塗っていませんが、
この広場のスケッチをmmmArtの大きな作品に合成することにしました。




つづく




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スロヴェニアmmmArt 4

2011-05-11 20:33:00 | 写真

丘の上の教会は、ピランで一番好きな場所です。
気持ちが詰まってしまっても、ここにくれば海も見えるし
真下に広がる箱庭みたいな屋根の上には、ネコがそっと歩いているし
その屋根の隙間からは楽しそうなピランの日常も垣間見れるし
いいことだらけです。

ネコの屋根散歩はそっと歩いているので、見ている側もそっと見てしまいます。
落ちやしないかと、そっとすることに集中してしまって写真を撮れませんでしたが、
スケッチの中に一匹だけ描くことができました。

この写真の右下テラスの楽しそうな集いは、
スケッチに集中していても、もらい笑いするぐらい、
いい感じの大きな声で笑っておられましたね。

お酒がおいしそう♪

屋上テラスに植物をいっぱい置くのもいいな~



あっ
こちらでは恋人どうしでしょうか?
美味しいおつまみと美味しいお酒を間において
気持ちのいい風景と大切な人と二人っきりでゆっくり語り合って・・・・

うらやましゅうございますです。



おっ
洗濯物が乾きました!
緑でいっぱいの素敵な屋上のテラスは、おばあさんの庭でしたか~

赤い服がお似合いですね♪

「おばあさんの庭」シリーズで描きたいぐらいでした。




丘の上の教会の塔に登り
鐘楼から見たピランの町の合成写真です。
外を眺めれる最上部はとても狭く、
もちろん大きな鐘が耳元で15分置きに鳴るので、
スケッチはかなりの時限爆弾的ドキドキでした。
耳をふさがないと立ってられないぐらいのデカイ鐘の音に毎回驚いてしまい、
スケッチブックと鉛筆を下に落下させてしまいそうになります。



で、鐘にビクビクして描いたmmmArt用真四角スケッチ





つづく




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