ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

大阪・福島区のイタリアン 「ラ・カッレッタ」

2010-05-12 14:50:53 | オーダー風景透明水彩画

Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「ラ・カッレッタ」 透明水彩画 (380×280) 2010年作 大阪(個人蔵)


「ラ・カッレッタ」
この絵はオーダー作品です。
今回のお題は、お店の中と外

草の仕切りを入れて、お店の外と中を上下でドッキング。
中は和やかなオーナーご夫妻さんの世界を描きこみ
外はお家の二階ベランダにオーナーファミリーさん達を描き入れ、
豪華フルキャストになっています。
お店の看板が木製のかっこいい仕上がりになっていて、
オーナーシュフがこだわって作られた赤のドアとピッタリでした。
お店は今年2月オープン

オーナーシェフの宮田さん(てっちゃん)とはベネチア滞在時代からのお付き合いですが、
あのころからまったく変わらない、大らかで真っ直ぐなお人柄は料理にも現れていまして、
一途な本物志向と状況に応じた鋭いピント合わせは抜群です。
北イタリアで7年間修行された、宮田さんの料理で譲れない要素は基本ベースだそうで、
オリーブオイル、塩、にんにく、唐辛子、一月しか持たない北海道産生バターなどは
素人が手を出せないものばかり。

今年の3月末ごろに、ベネチア仲間と久々の同窓会を宮田さんのお店でいたしました。
宮田ご夫妻を含めて皆共通の仲間ですが、宮田さんだけは黙々と最後までお仕事(毎回)。
で、その時の貴重な料理の写真をサンミケーレ宮さんから提供していただきましたので、
(私は食べることで気持ちが興奮してしまい、写真を撮れません!)
ご紹介いたします。

ここからはグルメブログ♪

■昼のランチは日替わりの前菜野菜と、日替わりパスタと、あとコーヒーかデザートを選べて千円。
美味いよ~写真ないけど
野菜のうまみがシンプルに上質な基本ベースで優しく包まれ、口の中でしっかり長く楽しめます。
パスタは宮田さんお得意の味付けと、その日の材料と気分で決めるそうです。

■夜はアラカルトとおまかせコース(お一人様4千円~)。
おまかせは予算に応じてお好みの内容をアレンジしていただけるので、
らくちんで新発見があって楽しいです。
昼のランチの乾麺と違って、パスタは手打ちを使用(宮田さんの手作り)。

で、私達はいつもおまかせコース♪



■一品目 生ハム盛り合わせ

これは凄い!
どれもレアな貴重な上質イタリア製
サラミ最高っす♪
あー思い出すな~
北イタリアの山のサラミん。




■二品目 本マグロになる手前のヨコワ以上のヒッサゲ(マグロ)のイタリア風たたき

たまら~ん♪ 
ほどよく若くて軽く脂の乗ったヒッサゲ(マグロ)のイタリア風たたきは、
プロセッコとぴったりです♪




■三品目 子持ちヤリイカのサラダ

噛むたびに卵がイカの中で奥行きとなってどこまでも広がって行きますが、
サラダの爽やかさとトマトのコクで気持ちよくまとまり、
味わいの平衡感覚がほどよくウォーミングアップ♪




■四品目 若鮎のフリット

若鮎の軽い苦味がサクッとお口の中でころがり、
上品なソラマメと仲良く楽しめて美味いです♪




■五品目 富山湾産ホタルイカと春野菜のタリアテッレ
(あぶなく食べきってしまう前に撮影に気づきました。)

ホタルイカの濃厚な味わいと苦味の利いた菜の花と、やさしく甘い香りのソラマメと
宮田さんが夜なべして作った手打ちパスタのハーモーニーは、
一度食べたら忘れることは出来ない美味さ♪




■六品目 猪のラグーパスタ

岡山産イノシシのパンチの効いた濃厚なソースは大きめの手打ちパスタとピッタリで、
お口に入れますと、何か激しい衝撃と少し遅れてくる幸福の津波が、
どっと押し寄せてくるぐらいのノックアウト系超美味っす。
が、今年は既に禁猟でこの時が最後。また来年♪




■七品目 手長エビとアサリとお魚のアクアパッツァ!

海の連合軍は無敵艦隊ですね~
パスタにして食べたいぐらいっす♪




■付け出し パーネ

宮田さんは毎日パンを焼いていまして、コシのある食感のシンプルな美味しさが特徴です♪




■八品目 鴨のブラットオレンジソース!

肉はジューシーで、オレンジの導きに気持ちよく反応した鴨のエッセンスが皮にしっかり封印されていまして、
ソースとからめて食べるたび、ほどけてゆく美味しさにホッペが落ちそうになりました。イモがまた美味い♪


ワインは、シェフこだわりの北イタリア系をメインにリーズナブルな価格で用意されており、
色々楽しめます。(生ビールあり)

私達のイタリア同窓会は6時から始めたのに、
だらだら飲みながら楽しんだものですから
デザートとコーヒーまでたどり着けませんでした。
終電のばかやろ~ぉ。

で、後日 サンミケーレ宮さんは、どうしてもエスプレッソのシメが欲しくてコーヒーだけ飲みに行ったそうで、同感です♪
(注意:喫茶店ではありません。)



お店の地図です。路地中にお店があるので、分からなければ電話でご確認ください。

■お店の住所
「ラ・カッレッタ」 大阪市福島区福島3-11-22 〒553-0003 Tel/Fax 06-6453-2088
営業時間 Lunch 12:00-14:00/Dinner 18:00-(L.O.21:30)日曜・祝日定休
JR東西線「新福島」駅②出口から徒歩約3分/JR環状線「福島」駅から徒歩約6分

現在ラ・カッレッタには、私のイタリア滞在時代の油絵や
最近の透明水彩画を展示中ですので、美味しい宮田さんのイタリアンと合わせて
お楽しみいただければ幸いです。
お店の絵入り名刺は宮田ご夫婦さんに言えばもらえますよ♪


山中清隆のオーダー風景透明水彩画のご案内はこちら



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コメント (6)
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