ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

おねむの街

2010-12-17 11:39:39 | 油彩画おおさか
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「おねむの街」 油彩画 4号F 2010年作(個人蔵) 大阪



「おねむの街」

ねむたい日
思う存分寝てみたい

街も木も車も人も犬も猫も
やっぱり
寝るのが大好きです。
十分に寝ないと翌日頑張れませんし
寝ているときは、色んなことから開放されて
素敵な夢を見ることが出来るかもしれませんしね。

でも
子供の頃は寝るのがイヤでした。
もっともっと遊びたい!
そんな気持ちが抑えられないためでしょうか。

寝顔で思い出すのが、
生存競争が激しいインドのハンピ村の野良犬です。
喧嘩ばかりで可愛そうなぐらい顔も体も傷だらけでしたが、
道端でお昼ねするときの顔が、ほんと幸せそうな仏様のような笑顔でした。
村の誰かのあたたかい愛情を受け取ったことのある記憶や思い出が、
気持ちを緩めた寝顔の中に現れていたのかもしれません。


この絵の街は・・・・
あさねぼう中です。

みなさんが今日一日のお仕事を精一杯されるものですから
街はみなさんが休む夜に頑張っています。
暑さ寒さに雨や風、おまけに悪い人からも守ってくれているんです。


頑張りすぎて・・・・
だぶん
あさねぼう

川沿いの木まで
つられて
あさねぼう

街のあさねぼうに便乗した
あさねぼうさん

木は夢を見て
自由を手に入れて
どこかで遊び
あまりにも楽しく
眠りがとても深いものですから
体が透けてしまいました。

はやく帰らないと
大切な太陽の日を
浴びれませんよ!


おれも
明日から

あさねぼう

禁止・・・・♪



にほんブログ村 美術ブログへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする