ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

長崎風景「マリーナのある港町」2017年 水彩画

2018-12-02 19:25:39 | 長崎

「マリーナのある港町」 透明水彩画 長崎 A3(420×297) 2017年作 個人蔵


この作品は、2016年に長崎スケッチ旅行にて、稲佐山の山頂展望台から描き、

着彩は2017年にして完成させています。


港町の先にあるのが長崎サンセットマリーナ、

中ほどにある学校は福田中学校です。


小さな港町の狭い入り江の斜面には

まるで映画館の客席のように

家がぎゅうぎゅうと立ち並んでいました。



坂の町を上り下りするのは不便でしんどいけれど、

足腰を鍛えれると思えばありがたいし

ご褒美に見晴らしのいい景色が見れると思えば

嬉しくなります。


お家の窓を開け、長崎名物の格別に旨いかまぼことビールでも飲みながら

素敵なサンセットが眺められるというのは

とてももうらやましいですね。


一人のときも、誰かといるときも

うれしいときも、悲しいときも

いきものだって、船だって町だって

きっとその宝物の景色を楽しみに

毎日をここでがんばって生きているのです。

























そういえば

動物園で見たマンドリルは

カラフルでかわいらしいお尻と赤い鼻に

いかつい体格と強面な顔つきですが、


やっぱりそのまま素直に攻撃的な性格らしく

街で出会っても近づいてはいけません。



でも

時折見せてくれる

優しい目でチラリと見る表情を読み取ってみると

実は寂しがり屋のいいおじさんのようで


キャッキャとはしゃぐ子どもたちや

興味をもって眺めてくれる人たちを楽しみに

毎日をここでがんばって生きているように

思いました。



コメント
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