紀州のプーさん のんびり日記

当ブログのエピソードは適当に綴っています。
実際のストーリーとは違う事をご了解下さい。

A. Hitchcock Hour S1 #32

2013-05-12 | Alfred Hitchcock Hour
「ある警官の死」

車で張り込みをする2人の警官。若い2人組の男が酒屋に強盗に入る。
直ぐに2人の警官が駆けつけて店内の2人を逮捕する。麻薬中毒のようで
1人はガリソンという男だった。


強盗を逮捕した事で上司から褒められる2人の警官はポールとフィリップの
親子である。父ポールは行き着けのエヴァの店で食事をする。以前逮捕して
世話をしているトレンカーも来ている。

息子のフィリップは列車で母の元へ帰宅する途中に駅前で知っているチンピラ
3人組を見つける。車内を調べようとするといきなり拉致されてそのまま車で
連れて行かれる。その様子を見ているブレイク街の住人達は見て見ぬふりを
してカーテンを閉める。

3人はフィリップを人里離れた山の中まで連れて行く。そしてポールから奪った
拳銃で彼をあっさりと射殺する外道ぶり。


遺体はその後直ぐに発見されて検視局に運ばれる。そして父ポールと悲しみの
対面をする。連絡を聞いて駆けつけて来た妻アリスは息子が死んだのはポール
のせいだと責めつける。

捜査会議が行われる。フィリップが消息を絶ったブレイク街は悪名高いハンリン
一家の息がかかる町で彼らが関わった可能性が高いと推測する。ポールは息子
を殺害された事での怒りを抑えつつ話をする。

ポール達刑事はハンリン家に出向くが尻尾を出す訳でもなく直ぐに専属の弁護士
が話を制止する。フィリップを殺害したチンピラ3人(ボクサー、ジャコー、
フレディ)も顔を見せるが知らぬ存ぜぬの一点張りでらちがあかない。

翌日からポール達は証人集めに奔走するがブレイク街の住人達はハンリン一家の
報復を恐れて固く口を閉ざしてフィリップの事など誰も証言する筈もない。


ポールが必死で聞き込みをする姿を見てボクサーらは危機感を感じて、ブレイク
街の商店主らを脅しに行く傍若無人ぶり。

ポールは彼らへの怒りとフィリップを失った事への責任感から夢の中でもうな
される。エヴァの店に行っても口から出るのは怒りと悲しみばかり。彼女の
心配をよそにポールは自棄気味に出て行く。

かなり強引に令状を取って一家のがさいれをするが有力な物は何一つ得られず
引き上げる。翌日、一家の弁護士が来て苦情を申し立てる。これ以上嫌がらせを
すると法廷に持ち込むとぬかす。おまけに告訴しなければ許してやるとほざく始末。

このままでは息子の無念を晴らせないと悟ったポールは遂に辞表を提出する。


早速行動に移す彼はまず友人のトレンカーに協力を要請する。懲りずに一家の
元へ単身出向くと予想通り彼らにボコボコにされる。

ハンリン一家の麻薬取引をしている場所の向かいのマンションに部屋を借り
張り込むポール。一家の運び屋ドノバンの元を訪れて彼はグーパンチ
(って言うか猫パンチ)で脅すしてブツを強引に奪い取る。そしてハンリン
家に連絡して息子の殺害犯との交換でブツを返すと話す。

ポールの元へ来る殺害犯ボクサーと仲間の男。手には銃。しかしポールは扉を
開けると先手必勝で速攻でボクサーを撃ち殺して仲間の男も追い返す。

ポールは銃を置いて外に出ると一家の刺客が彼を蜂の巣にする。友人の
トレンカーが直ぐに駆けつけるが既に死んでいた。彼を証人にしていたのだった。
これで一家の殺人を暴ける。

最後はちょっと悲惨でしたけど、トレンカーがラストで言っていた「これで
親子水入らずで好きな釣りが楽しめるな」と言うセリフは悲し過ぎますね。

あの猫パンチ以外はよく出来た内容でした。
よろしければクリックお願いします。
海外ドラマ ブログランキングへ
では、また



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。